付き合ってあげてもいいかな

ドラマ特区『付き合ってあげてもいいかな』W主演・鞘師里保と小西桜子が紡ぐ“等身大の恋”の実像。第1話先行上映&トークイベントで明かされた撮影秘話と固い絆

MBS・テレビ神奈川ほかの「ドラマ特区」枠で9月10日より放送が開始される話題の新作ドラマ『付き合ってあげてもいいかな』の第1話先行上映会およびトークイベントが、9月7日に開催された。初回放送を目前に控えるなか、W主演を務める俳優の鞘師里保と小西桜子が登壇し、あいにくの雨を吹き飛ばすような息の合ったトークを展開した。累計閲覧数1億回を突破した大ヒットコミックの実写化に挑んだ二人が、撮影現場で培った絆や意外な素顔、キスシーンに臨んだ覚悟を明かし、会場は大いに沸いた。

付き合ってあげてもいいかな

「綺麗事じゃない人間関係の本質」に引き込まれる魅力的な世界観

本作は、たみふる氏による同名GLコミックスの金字塔を原作とし、「女性が好き」という共通点から勢いで交際をスタートさせた猿渡冴子と犬塚みわの二人が、恋人関係を深めるなかで葛藤し、傷つきながらも向き合う等身大のラブストーリーである。

イベントではまず、原作や脚本を読んだ際の印象について語られた。 軽音サークルのムードメーカーでありながら繊細なやきもち焼きの冴子を演じる鞘師は、本作を単なる閉じた恋愛物語ではなく、密な関係になりたいけれど思い通りにいかないという、人間関係やコミュニケーションの本質を綺麗事抜きで描いた作品であると評した。そして、世界中の多くの読者が二人へ寄せる共感の輪が繋がっていることに深く感銘を受けたと述べた。 一方、モテるのに両想いの経験がなく、不器用で内向的なみわを演じる小西も、表立って人に明かさないだらしなさ、愚かさ、寂しさ、期待などの複雑な感情がまっすぐ誠実に描かれている原作が大好きであると語り、この役に挑むにあたって心地よい緊張感と背筋が伸びる思いを抱いたことを振り返った。

お互いの第一印象に話が及ぶと、鞘師は小西について「会った瞬間から”みわ”そのものだった」と絶賛し、会話のテンポに独自の「ラグ」がある小西のペースが、周囲に流されない”みわ”の素直さに重なっていると語った。小西も鞘師に対し「唯一無二の存在感があり、冴子の実写化だ」と答え、普段の鮮やかで控えめな素顔と、奥底にある冴子としての芯の強さというギャップが役に深い奥行きを与えていると賞賛を送り、互いへの揺るぎない信頼感を滲ませた。

「何回撮ったか覚えていない」キスシーンと恋人のような日常

撮影の裏話では、怒涛のキスシーンに関する話題が飛び出した。 映像でのキスシーンが初めてだったという鞘師は、どのように演じるべきか想像がつかない中でとにかく脚本と向き合ったと告白し、「何回撮影したか覚えていない」ほど何度も重ねたと明かして客席を驚かせた。小西も、予告編のラストで見せた熱烈なキスをはじめ、本編でも今後の放送で数多くのキスシーンが登場することを予告し、期待を煽った。

さらに現場では、スタッフからメイキング用やSNS用の撮影を常に「いい意味で隙あらば盗撮されていた」と笑い交じりに明かされ、それが二人の本物のカップルとしての空気感やパートナーとしての関係性を捉えることに繋がったという。 また、緊迫した場面が多い撮影現場で元気を保つため、小西が鞘師の好きなキャラクター「シナモロール」のチョコレートを見つけてはこまめに差し入れていたエピソードも披露された。鞘師が「まるでおねだりして餌付けされているようだったが、とても嬉しかった」と笑顔を見せると、小西も「里保ちゃんにあげようとルンルンで買っていた」と応じるなど、役柄同様に愛おしい二人の関係性に客席からは笑みがこぼれた。

フリップトークで明かされる二人の取扱説明書と理想のデート

イベント中盤では、作品にちなんだバラエティ企画「〇〇してあげてもいいかな」が実施され、フリップを用いたトークでさらに会場が盛り上がった。 「私のトリセツ(取扱説明書)」というテーマに対し、鞘師は『コーヒーをください』と回答。コーヒーが自身の日常のガソリンであり、元気がなくなった時も特別な言葉は不要で、ただブラックコーヒーを貰えれば機嫌が良くなると話し、撮影中も手放せなかったと告白した。小西は『一緒に歌おう』と掲げ、自身は歌が得意ではないものの、現場で鼻歌を歌うとテンションが上がるため、一緒に歌って機嫌を取ってほしいとお茶目にアピールした。


また、「理想の休日プロデュース」のコーナーでは、二人がそれぞれ相手を連れていきたいデートプランを提案。 モーニング娘。の絶対的エースとして活躍した経歴を持ち、現在は音楽と俳優の二刀流として注目を集める広島県東広島市出身の鞘師は、『東広島1日観光』と書き込み、大人になってから改めて気づいた地元の魅力をアピールした。メジャーな観光地ではなく、のどかな田んぼの風景や坂スポット、地元民しか知らない絶品の焼肉店などを1日かけて紹介したいという熱いプレゼンテーションに、小西も「地元の人しか知らない少し攻めた場所に連れて行ってほしい」と大喜びした。 これに対し、小西は『動物園に』とフリップを掲げ、原作にある水族館デートではなく、プライベートでは穏やかな動物園デートがしたいと提案。行きつけである「野毛山動物園」で大好きなレッサーパンダについて熱く語りたいという小西のプランに、動物好きの鞘師も「細かい種類までぜひ教えてほしい」と目を輝かせ、終始相思相愛の様子を見せた。

不器用で愛おしい「下手くそ」な素顔の暴露合戦

さらに、本作のキャッチコピー「“へたくそ”ガールズラブストーリー」にかけ、相手のちょっと不器用で愛らしい一面を暴露する「〇〇が下手くそ!?現場で見た素顔暴露」のコーナーへ突入。 鞘師は、小西がSNS用の告知撮影などで声を揃える際に「一人だけで『せーの、ドラマ…』とつぶやいて、誰と合わせようとしているのか分からない不思議なセルフせーの」をしていたことを暴露した。小西は「全く自覚がなかった」と驚いたが、鞘師は「可愛くてやめてほしくなかったので、あえて指摘せずに観察して楽しんでいた」といたずらっぽく明かした。 対する小西は、鞘師の『後ろ歩き(逆再生)』を挙げた。オープニング映像の逆再生用カットで、後ろ向きに歩調を合わせる撮影があった際、圧倒的なダンスパフォーマンス力を誇る鞘師が、後ろ歩きだけは慎重すぎて非常に不器用だったことを爆笑とともに告白した。これには鞘師も「世界中でGIFにされてネットで使われたらどうしよう」と戦々恐々とする様子を見せ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

固い団結力で届ける「もう一つの青春」としての作品

大盛況のまま迎えた締めの挨拶では、小西が「監督やプロデューサー、スタッフ全員の熱量が込められた、本当に密度の濃い時間を過ごしました。これから放送が始まるので、温かく見守ってほしい」と感謝を述べた。 最後に鞘師が「制作陣も私たちも同じ目標で一直線に頑張ってきました。過ごした撮影期間は、私にとってもう一つの『青春』。私たちの行く末、冴子とみわの行く末を見守っていただけたらと思います」と力強く結び、会場の温かい拍手とともにトークイベントは幕を閉じた。

付き合ってあげてもいいかな
付き合ってあげてもいいかな

本作はMBSで9月10日の24時59分(初回のみ25時04分)より放送が開始されるほか、テレビ神奈川、チバテレ、テレ玉などで順次放送され、TVerでの見逃し配信やFODでの見放題独占配信、さらに日本・韓国を除くグローバル配信も決定している。

付き合ってあげてもいいかな
付き合ってあげてもいいかな

放送情報(2026年9月10日より順次スタート / 24分・全8話)
MBS:9月10日より毎週木曜 24:59〜 (※初回放送は5分押しの25:04スタート)
テレビ神奈川:9月10日より毎週木曜 23:30〜
チバテレ:9月11日より毎週金曜 23:00〜
テレ玉:9月16日より毎週水曜 24:30〜
とちテレ:9月17日より毎週木曜 23:30〜
群馬テレビ:9月17日より毎週木曜 24:00〜


ドラマ特区『付き合ってあげてもいいかな』

ストーリー】
大学生の犬塚みわは、恋愛に強い憧れを抱きながらも、これまで一度も「うまくいった恋」を経験したことがなかった。好きになっても踏み出せず、踏み出しても気持ちを伝えきれない。そんな自分にどこか諦めを感じながら、大学生活をスタートさせる。 そんな中、明るく社交的で、人との距離を取るのがうまい猿渡冴子と軽音サークルで出会うことに。性格も考え方も正反対の二人だが、ある日、お互いに「女性が好き」という共通点を知る。その確率の貴重さから、冴子の「付き合ってみない?」という何気ない一言をきっかけに、交際を始めることとなる。 勢いから始まった関係は、最初こそ楽しく、新鮮で、軽やかだった。しかし、少しずつ深まる関係が、互いの価値観や不安、欲望を浮き彫りにしていく―― 「恋人」とは何なのか。「好き」という気持ちは、どこからきて、どこまで求めていいのか。 話し合えば解決すると思っていたことが、話し合うほど複雑になっていく現実に、二人は戸惑い、傷つきながらも、自分自身と向き合っていく。やがて二人は、別々の道を選ぶことになり――? 誰にとっても他人事ではない、等身大のガールズラブストーリー。

原作:たみふる「付き合ってあげてもいいかな」(小学館「裏少年サンデーコミックス」刊)
主演:鞘師里保、小西桜子
出演:山下永玖(ONE N’ ONLY)、伊島空、葵揚、黒崎レイナ、橋本稜(スクールゾーン)/山谷花純/紺野彩夏
監督:
〈1〜3・6・8話〉山田佳奈
〈4・5・7話〉洪先恵
脚本:松ヶ迫美貴
音楽:原田智英
主題歌:
オープニング主題歌:ピラフ星人「脚本」(Sony Music Labels Inc.)
エンディング主題歌:鞘師里保「幸福失格」(avex trax)
企画・プロデュース:上浦侑奈
プロデューサー:神殿璢沙、伴健治
インティマシーコーディネーター:西山ももこ
LGBTQ監修:五十嵐ゆり
制作:K2pictures、さざなみ
製作著作:「付き合ってあげてもいいかな」製作委員会・MBS

🌐 配信情報
TVer:1週間見逃し配信あり
FOD:見放題独占配信
GagaOOLala:全世界配信(日本、韓国を除く)
friDay:台湾配信
Heavenly:韓国配信
📱 公式SNS&サイト
公式Twitter:@tsukikana_mbs (https://twitter.com/tsukikana_mbs)
公式Instagram:@tsukikana_mbs (https://www.instagram.com/tsukikana_mbs)
公式TikTok:@tsukikana_mbs (https://www.tiktok.com/@tsukikana_mbs)
公式ハッシュタグ:#付きかな #ドラマ付きかな
公式HP:https://www.mbs.jp/tsukikana/

この記事を書いた人 Wrote this article

Hajime Minamoto

TOP