「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」にて[Alexandros]が生パフォーマンス

「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」にて[Alexandros]が生パフォーマンス

KDDI株式会社は、2024年3月28日(木)に「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL -RESPECT YOU, au」の森ビル株式会社との合同開発・提供開始を発表し、公開記念ライブとして、[Alexandros]をゲストに迎えたスペシャルライブ「au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL」を開催した。


KDDIは、「音楽とともに、おもしろいほうの未来へ。」のスローガンのもと、通信の「つなぐチカラ」で音楽の可能性を全ての人に広げていくことを目的とした音楽プロジェクトを進めている。
「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL –RESPECT YOU, au」は、新たな都市体験やコンテンツを創出する「TOKYO NODE LAB」の共創プロジェクトとして、森ビルとKDDI が共同で開発しました。森ビルが運営する虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの情報発信拠点「TOKYO NODE」の46階に位置するメインホール「TOKYO NODE HALL」に常設されるデジタルツインホールとして運用を開始する。

「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」

■ 「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」


今回の「au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL」では、デジタルツイン会場「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL –RESPECT YOU, au」と、リアル会場「TOKYO NODE HALL」を、リアルタイムで接続、リンクさせることで、リアルとデジタルが一体となり、まるでリアル会場にいるかのような、同じ臨場感・空気感を味わう体験が実現された。


また、デジタルツイン会場では、楽曲に合わせて空間の演出が変化するなど、リアル会場では味わえないデジタルツイン空間ならではの演出を披露。さらに、メンバー1人1人を映すカメラが設置されたことにより、メンバーそれぞれのライブ中の表情に寄ることができるなど、リアルとデジタルを融合した新しい音楽の形を体験できるライブとなった。

▼ライブ(リアル会場、デジタルツイン会場)

「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」

当日、会場には約200 名(リアル、デジタルツイン合計)のファンが集い、 [Alexandros]が登場すると、 2つの会場はファンの大歓声に包まれた。今回のライブでは『Stimulator』、『Girl A』、『todayyyyy』の3曲を披露。リアル会場では、近い距離でのライブパフォーマンスへの期待の高まりに、大きな歓声と熱気が広がった。
同様にデジタルツイン会場でも、リアル会場と同じ熱量で盛り上がり、4種類(拍手、ヘドバン、横揺れ、[ ]  ※[  ]のなかでアバターが高く飛び上がる)のエモート機能で自身の感情を表現するファンの姿も。特に、[Alexandros]ならではの[ ] のエモート機能では感情の高ぶりを表し自身のアイコンを[Alexandros]へアピール。

「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」

1 曲目の『Stimulator』は、 鉄塔リアル会場 デジタルツイン会場に囲まれた世界が出現。鉄塔の中を勢いよく登る演出により、同時にファンの期待値も上昇。

「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」
「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」

2 曲目の『Girl A』では、楽曲の力強さを赤とオレンジの光線で表現。クールでかっこいい演出に、ファンのテンションもMAX に!


「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」

3 曲目の『todayyyyy』では、開放的な空間の広がりの中に弾ける光の玉が散りばめられ、エンディングに相応しい演出に会場が感動で包まれた。


「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」

▼ライブ終了後トークセッション

ライブ終了後のトークセッションでは、[Alexandros]に生ライブがデジタル空間でもリアルタイムで配信されていることへの感想を聞いてみると、「僕たちはコロナ禍でいち早く配信ライブをやってきたと思うんですが、あくまでファンの皆様に配信映像を見てもらうだけでした。デジタルツインライブはデジタルの中で実際に会場に行ってライブを楽しんでいる感覚になれますね」と、ボーカルの川上さん。

ライブ中の映像を振り返りながらリアドさんは、「自分達はアナログで人間味を出すライブを心がけているからこそ、ギャップが面白いなと感じました」と話し、エモート機能については「[Alexandros]のカッコ[ ]の中で飛んでる!すごい!」と、デジタルならではの特別な空間に驚かれていました。

また、今回の壁の制限を超えた開放的な空間表現など、デジタル上にしかない演出で今後実現できる音楽の可能性について聞かれると、白井さんは「今回披露した『todayyyyy』では、流れ星の演出があったり、曲の雰囲気に合わせたデジタル演出が、曲の世界観をより引き立ててくれました。これからモッシュやダイブなどのエモート機能が増えたら、もっと面白くなりそうですね」と今後のライブに期待を膨らませていた。

一方で磯部さんは「今回のようなデジタルツインを活用した演出は、国も文化も超えて、音楽が浸透する良いきかっけになってくれたらと、すごく楽しみです!デジタルツインライブを通して自分たちを知っていただいた方が技術を堪能し、実際のライブにも会いに来て欲しいです」など、海外からの参加にも期待を高めていた。

磯部寛之
コロナが明けて今、現場に人が来られるようになって、またアナログなライブっていうのをやっていけるような時代になってきたと思います。それ(リアル会場でのライブ)と同時に(デジタルツインライブでは)世界中から会場に来られる感じですよね。だから、コロナで学んだそういうこと(オンライン配信)を今後、こういった技術によってさらに広めていけたら素敵だと思います。
いろいろ事情があって自宅から出られない人は、コロナに関係なくいるわけで、そういう人たちもこうやって自分を表現できたり、好きなように歩き回ってライブ会場にいるような空気感を味わえることは素晴らしいことだと思います。


ー最後に今後、本デジタルツインホールが音楽業界へどのように影響していくかと問われると、「今回のデジタルツインライブを経て、リアルだけじゃないこういうライブってすごく大切だなと改めて感じました。ファンの皆様からのニーズもあると思うので、リアル会場で生の音楽をお届けするのと同時に、こういった新しいことにどんどん挑戦していきたいです」と、川上さんが今後の可能性へ期待を膨らませていた。

川上洋平
やはりライブというものは素晴らしいものなのですが、なかなかそこに参加できない人も多いと思うんです。遠方の方も時間によっても、その人の仕事によっても参加できなかったりしますが、そういうときに、こういう素敵な物があれば、参加・実現できるようになる。
(参加できない人がいるということ)そこは我々も歯痒かったりするんです。
ライブって夜だし、土日が多い。そうすると「私的には仕事でだめ」とか、「時間的に無理なんです」とか。受験生とか受験勉強しなければいけない人たちは行けないじゃないですか。でもこれだったらいいかなっていうのは、我々も気を遣わずに「見てください」って言いやすいですし。

▼メッセージ

リアド偉武
今日はありがとうございました。自分らも面白い環境の中でライブができてすごく楽しかったです。今後、自分らもツアーがあってリアルのライブもやるんで、そちらにもぜひ遊びに来てください。

白井眞輝
今日はこういった貴重な…今日は初号じゃないですか。初めての。
こういったところに我々を呼んでいただいて本当にありがとうございます。
また、こういったライブもやりつつ生の方もありますので、どちらも相互に楽しめたらなと思える夜でした。

磯部寛之
新しい技術がどんどん生まれてくるし、今後、ツインデジタルのライブもいまお話してたみたいにリアルになっていくと思うし、どちらもいい刺激になればいいなと思っています。
我々は我々で、生のライブも今後もやっていくし、それをこういうふうにデジタルで活用していく方向は、国も文化も超えて音楽が浸透していくいいきっかけになると思うので、すごく楽しみです。

我々も6月に小箱ツアーがあって、多分これぐらいのキャパでやると思っていて楽しみだし、10月は初主催で、”THIS FES ’24 in Sagamihara”もありますので、こういうツインデジタルで今日我々を知っていただいた方、存分に楽しんでもらって、技術も堪能して、ぜひ我々のそういった主催のライブで会えればと思って楽しみにしています。

川上洋平
[Alexandros]はコロナ下になって、“ライブができない、レコーディングもできない”となったときから、「いや、何とかライブやろうぜ」って言っていて、多分、業界で一番早くライブ配信ライブをやったバンドだと思うんです。めっちゃ、はやかったと思うです。

あのときも思ったんですけど、うちらは本当に自分たちも知らなかったんですけど、“こんなにライブが好きなんだ”、“人が目の前にいなくてもライブをするって大事なんだ”って。

(配信ライブを)お客様は最初は戸惑ったり、どういうものになるのかなと思ったと思いますし、自分もそうでした。だけど、実際終わってみたら、感想をもらって、すごく勇気をもらいました。

そこから我々[Alexandros]って、こういう生じゃないライブもすごい大事だと思ったし、そこに何かニーズみたいなものを感じたので、生の場合もそうなんですけど、同時にこういう新しいことをどんどんやっていけたらなと思います。

だから我々もすごいいい機会だったと思うし、これからもよろしくお願いします。


ー今後もKDDI では「音楽とともに、おもしろいほうの未来へ。」をスローガンに「TOKYO NODE HALL」、「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL -RESPECT YOU, au」での新しい音楽体験を提供していくという。


本日のライブ映像は[Alexandros]公式YouTube(https://www.youtube.com/@ALEXANDROSchannel)へ後日アーカイブ配信される。

「au デジタルツインライブ #0[Alexandros] @TOKYO NODE HALL」


【開催概要】
イベント名称: au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL
開催日時:2024年3月28 日(木) 18時00分〜19時00分
開催場所:TOKYO NODE HALL(リアル会場)、TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL – RESPECT YOU, au(デジタルツイン会場)

出演者:[Alexandros]


【「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL -RESPECT YOU, au」とは】
デジタルツインとは現実世界と対になる双子(ツイン)のような空間をデジタル空間上に構築し、モニタリングやシミュレーションなどを可能にする技術です。
リアルの空間やものをデジタル空間に精細に再現した本デジタルツインホールでは、リアルの会場のキャパシティを拡張、遠隔地からもイベントに参加でき、さらにリアル会場では物理的にできない演出が可能となります。
本デジタルツインホールを運用することで、TOKYO NODE HALL では、デジタルとリアルの2 つの会場の映像/音響/照明などの空間演出を同期させ、各会場のスクリーンには互いの映像を映し出すことにより、疑似的に360度の客席、1 つの空間を創り出します。それにより、デジタル空間ではリアル会場にいるかのような体感を得ることができ、リアル会場ではデジタル空間ならではの演出を体験することができます。さらには各会場の盛り上がりを同時に伝えることが可能です。これらの熱狂を拡張し、音楽ライブやファンミーティング、ビジネスカンファレンスに、これまでにない新たな体験を実現します。


【アーティスト情報 [Alexandros]】
東日本ではアレキ、西日本ではドロス。まるでマクドとマック論争のようにファンの間で愛称が二分される。2010 年インディーズレーベルRX-RECORDS から1st アルバム「Where‘s My Potato?」でデビュー。
リリース後はロックシーンやメディアに大きな衝撃を与え、瞬く間にその名を轟かせバンドの快進撃がスタートする。ユニバーサルミュージックとグローバル契約を締結、パートナーシップを結び、2015年3月 シングル「ワタリドリ/Dracula La」、6月にはアルバム「ALXD」でメジャーデビュー。2018年8月 千葉・ZOZOマリンスタジアムにてワンマンライブ「VIP PARTY 2018」を開催、3 万5000 人を動員。この頃から大規模のアリーナツアーやワールドツアーなど飛躍ぶりは目覚ましく、世界を股にかける彼らの動向から目が離せなくなる。
近年は数多くのコラボレーション依頼が殺到。テレビ朝日系木曜ドラマ『六本木クラス』主題歌「Baby’s Alright」、映画『バイオレンスアクション』主題歌「クラッシュ」、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主題歌「閃光」、など注目曲を多数収録したアルバム「But wait. Cats?」を2022 年7 月発売にリリース。昨年末(2023 年12 月)にはスマホゲーム『モンスターストライク』コラボレーションソング「todayyyyy」を配信リリースしている。

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