溝の口エリア初のブルワリー&タップルーム。大人も子どもも楽しめる『みぞのくち醸造所』

溝の口エリア初のブルワリー&タップルーム。大人も子どもも楽しめる『みぞのくち醸造所』

2022年5月2日(月)神奈川県川崎市高津区に『みぞのくち醸造所』がオープン。同日より最初のブランドとなるクラフトビール「ノクチビアーズ」3種を発売した。

みぞのくち醸造所

『みぞのくち醸造所』は溝の口エリア初のブルワリー&タップルーム。店内にはさらにボトルショップやマーケットも備える。

本事業をスタートしたのは、飲食店の運営・プロデュースなどを手がける株式会社ローカルダイニング(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:榊原浩二)。街のクラフトマンシップが集まり、大人だけでなく子どもも楽しめるブルワリーとなっている。

5月20日(金)には『みぞのくち醸造所』にて、メディア向けの試飲会が開催。同社の最初のブランドとなるクラフトビール「ノクチビアーズ」3種をはじめ、店内で販売されるフードやドリンクが披露された。

■ 『みぞのくち醸造所』のコンセプト

▼地域の生活圏に根ざしたマイクロブルワリーを目指して

『みぞのくち醸造所』は地域と人にクローズアップした業態開発とコミュニティ構築を特徴にしており、『みぞのくち醸造所』も、代表の榊原氏と醸造責任者である安川氏が出会い、「地域に住む人やビールを飲んだ方々が集い、楽しくてあったかい時間を過ごしていただきたい」という思いから、このプロジェクトをスタートした。

みぞのくち醸造所
左)株式会社ローカルダイニング 代表取締役 / コミュニティマネージャー 榊原 浩二
右)『みぞのくち醸造所』ヘッドブルワー 安川 雅志


 ビールのつくり手と飲み手が近い距離感でコミュニケーションがとれるよう、5つのビールタンクとガラス越しに繋げた「タップルーム」を併設し、この街に暮らす人たちの好みや気風が反映された街のアイコンとなるビールを作り続けていき、地域の生活圏に根ざしたマイクロブルワリーを目指すという。

▼ファーストブランドは醸造家の挑戦となるクラフトビール「ノクチビアーズ」

 ブルワリーとして最初のブランドは、地域の方々と一緒に育てていきたいという思いから、「ノクチビアーズ」と名づけ、IPA、ペールエール、ヘイジーIPAという王道の3スタイルが揃えられている。挑戦のアイコンとなる「ノクチビアーズ」は、お客様の表情や声を取り入れて常に改良を重ね、時には自社農園の果実を加えるなど、醸造家が日々、新しい挑戦を行っていくという。「今日はどんなビールだろう」と、進化する味わいを楽しんでいただきたいビールとのこと。
 また、今秋リリースを目標に現在仕込み中のフラッグシップビールとなる「ウタウト」と「ワラウト」には、歌いたくなるような、笑顔になれるような、楽しい時間をつくりたいという願いをその名前に込められているという。

みぞのくち醸造所

▼全国のさまざまなクラフトマンシップと出会える場所として

『みぞのくち醸造所』は、ブルワリーにタップルーム、ボトルショップ(酒屋)、マーケットを併設し、「溝の口駅」からほど近いNTT溝の口ビルをリノベーションした複合施設「BOIL(ボイル)」1階に誕生した。
 「タップルーム」では、醸造風景を眺めながら、つくりたての新鮮なビールをはじめ、醸造家が厳選した工場直送のビール、子どもも楽しめるように地元の農家から仕入れた果物を使ったクラフトジュースまで、最大13タップすべて香り豊かな樽生で提供される。
 ビールに合うおつまみには醸造工程で出た麦芽粕を活用して作った自家製パンで仕上げたホットドッグやホットサンド、ピザ職人特製のナポリピザ、8種の特製ディップソースが楽しめるフライドポテトやフィッシュアンドチップスなど用意されている。
 「ボトルショップ」では、瓶詰めされたばかりの『みぞのくち醸造所』のビールをはじめ、醸造家が見つけてきたその時々で厳選した国内外約80種類のビールを販売。お持ち帰りはもちろん、タップルームで角打ちスタイルで楽しむことができる。


 「マーケット」には、全国の“地元で愛される”逸品をラインナップし、今後、取り扱い商品を積極的に募集していくという。

みぞのくち醸造所


 また、これまでの飲食事業で培ったリレーションを活かし、地元を中心とした全国の生産者、職人、飲食店の方々をつなぎコラボレーションやイベントなど様々な取り組みも計画されている。

▼展開されるブランド

・クラフトビール「ノクチビアーズ」

『みぞのくち醸造所』最初のビールで、挑戦のアイコンとなるブランド。お客様の表情や声を取り入れ、日々改良を重ね、時には自社農園で採れた果実を加えてみたり、ブルワーが日々新しい挑戦を行う。「今日はどんなビールだろう?」と、日ごと進化する味わいを楽しむことができる。

[今秋発売目標のブランド2種]

・ウタウト
フラッグシップとなるブランド。どんな味にあるかはまだ秘密。「ウタウト」の名の通り、口にしたとたん気分が良くなって、鼻唄を歌うようにみんなの会話が弾むビールになる予定。現在、仕込み中で今秋発売目標。

みぞのくち醸造所

・ワラウト
フラッグシップのひとつとなるブランド。「ウタウト」同様にどどんなビールにあるかはお楽しみ。一口飲むと誰もが思わず笑顔してしまうような、その場にいる人全員と笑顔で乾杯してしまうようなビールを目指し、試行錯誤しながら発酵中。今秋発売目標。

みぞのくち醸造所

【商品紹介】
ノクチビアーズIPA オープン価格

みぞのくち醸造所

【アルコール度数】6.0%
【IBU】55
【容量】330ml
濃厚な麦のコクと大量のホップを効かせたIPA.苦みの中にシトラス、パイナップルなどの爽やかな香りが口と鼻を突き抜ける、ビール好きにこそ飲んでいただきたい1杯。

ノクチビアーズ Pale Ale オープン価格

みぞのくち醸造所

【アルコール度数】5.0%
【IBU】30
【容量】330ml
繊細で優しい飲み口とキレのある味わいにこだわったペールエール。華やかな柑橘系のフレーバーとクリアなゴールデン色のビールは、どなたでも気軽に飲めるような工夫をたっぷり詰め込まれている。

ノクチビアーズ Hazy IPA オープン価格

みぞのくち醸造所

【アルコール度数】4.5%
【IBU】10
【容量】330ml
ポップ大爆発のフルーティーでクリーミーな味わいが特徴。濁った見た目、まろやかな口あたり、そして突き抜けるパッションフルーツやバナンなどの芳醇な南国フルーツの香りが楽しめる。
ビールが苦手な方にもおすすめ。

ヴァイツェン (自家農園はっさく使用)

みぞのくち醸造所

自社農園の果実(はっさく)を使用。今後も他の果実や地元で採れた果実等を使った商品が予定されている。

▼タップルーム

造りたて&直送!香り立つ本物の樽生
醸造風景を眺めながら造りたてのビールやブルワー厳選の全国のブルワリーから直送のクラフトビールを味わえる。レギュラービールはもちろん、季節限定ビールや自家製クラフトジュースまで、13タップすべて樽生を提供。

みぞのくち醸造所
13個のタップ(注ぎ口)

醸造過程で出た麦芽粕を活用して作った自家製パンで仕上げたホットドッグやホットサンド、ピザ職人特製のナポリピザ、8種の特製ディップソースが楽しめるフライドポテトやフィッシュアンドチップスなど、ビールに合うおつまみとともに楽しめます。お酒が飲めない方向けにカフェメニューも用意されている。

みぞのくち醸造所
フライドポテトとフィッシュアンドチップス
みぞのくち醸造所
そのほかのフードメニューおよびカフェメニュー
※2022年5月現在、フードメニューのテイクアウトサービスは行っていないとのこと

みぞのくち醸造所

ノクチビアーズ IPA 580円~
ノクチビアーズ ペールエール 580円~
ノクチビアーズ ヘイジーIPA 680円~


クラフトコーラー 500円
 自家製コーラシロップを使ったクラフトコーラは、少しだけ大人な味。
農園みかんサイダー 500円
 『みぞのくち醸造所』が手がける、ノンアルコールクラフトサイダーの第一弾。地元の生産者から直接仕入れた甘みたっぷりのみかん生搾り果汁を贅沢に使ったクラフトジュース。
※価格は税込み

▼ボトルショップ(酒屋)

自慢のクラフトビールと厳選80種のビールを角打ちで
『みぞのくち醸造所』でつくられ、瓶詰めされたばかりのクラフトビールとともに、ブルわーが国内外から厳選した約80種類のビールも販売。お持ち帰りはもちろん、タップルームで角打ちでも楽しめる。
醸造家のおすすめするビールをセレクトしていく予定。

▼マーケット

全国の“地元で愛される”お店が集う
子供から大人まで楽しめるマーケットスペース。銚子市「Hennery Farm」の「アフロきゃべつ餃子」や、たまプラーザで惜しまれつつも閉店した名店「イムイェム」、溝の口のピッツェリア「ロクアーチェ・ダ・マリオ」など、全国各地の“地元で愛される”お店の商品を販売。購入いただいた商品は、タップルームで食事として楽しめる。


▼醸造所情報

施設名:みぞのくち醸造所
住所:神奈川県川崎市高津区溝口3-2-5 BOIL 1階
電話:080-3722-0423
営業時間:11:00-23:00
定休日:不定休 ※最新情報はinstagramアカウントにて案内
規模:27坪(醸造所:13坪、マルシェ:14坪)/26席
開業日:2022年5月2日(月)
URL: https://mizonokuchibrewery.com/
Instagram: https://www.instagram.com/mizonokuchibrewery/

みぞのくち醸造所

【代表・ブルワープロフィール】

株式会社ローカルダイニング 代表取締役 / コミュニティマネージャー 榊原 浩二

みぞのくち醸造所

1978年静岡生まれ。上智大学卒。
IT会社、コンサルティング会社を経て2009年に株式会社ローカルダイニングを設立、1号店となる「溝の
口 海鮮大衆割烹 えんがわ」を創業。その後、イタリアン・タイ料理業態などを溝の口エリアでドミナント展開を進めながら、東京・熊本へも進出。
ヘッドブルワー安川と出会い、多くの縁がめぐり、溝の口で初となるブルワリーの設立を決意。これまでローカルダイニングを運営していく中で出会った、地元を中心とした全国の生産者、職人、飲食店などをつなぎ、『みぞのくち醸造所』で様々な取り組みを計画中。
地元の方に愛される、温かいコミュニティを作っていくべく、日々奮闘していきます。

『みぞのくち醸造所』ヘッドブルワー 安川 雅志

みぞのくち醸造所

1987年静岡生まれ。
スタイリストを志し上京。美容専門学校を卒業するも、酒文化の魅力に引き込まれバーテンダーとして
キャリアをスタート。ウイスキー、ワインの専門家として経験を積んでいたなかで出会い、衝撃を受けたのがクラフトビール。いつか自分のビールを作りたい、という思いを持ち、これまで数えきれない程のクラフトビールを飲み、都内のブルワリーでビール作りの経験を積む。
ヘッドブルワーに就任し、溝の口らしい、飲んで楽しくなるようなハッピーでホッピーなビールを作り続けていくべく、街の方々と日々真摯にビールを作り、ビールを飲みます。

【会社概要】
会社名 株式会社ローカルダイニング
所在地 神奈川県川崎市高津区下作延2丁目11-17
設立 2009年9月
代表 代表取締役 榊原浩二
事業内容 飲食店経営、およびコンサル事業
URL https://l-dining.com/

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