20代 等⾝⼤の葛藤をユーモラスに描く『スミコ22』堀春菜5年ぶり映画主演作。ポスタービジュアル解禁、6/29⼟ 公開決定

20代 等⾝⼤の葛藤をユーモラスに描く『スミコ22』堀春菜5年ぶり映画主演作。ポスタービジュアル解禁、6/29⼟ 公開決定

「しどろもどリ」最新作にして堀春菜が5年ぶりの映画主演を務める『スミコ22』(監督・脚本:福岡佐和⼦)が、新宿Kʼs cinemaにて6⽉29⽇(⼟)より劇場公開されることが決定。合わせて、ポスタービジュアルも解禁された。

ポスタービジュアルは、映画監督としても知られる東かほりがグラフィックデザインを務め、「⾃分とたしかに過ごす毎⽇」というコピーとともに堀春菜演じる主⼈公・静岡スミコがショートケーキを頬張る姿が印象的。

さらに、しどろもどリの前作『まだ君を知らない』に主題歌として「台所のうた」を提供したシンガーソングライターの⼯藤祐次郎が、本作のナレーション(声の出演)として参加していることも明らかになった。

今回の発表に伴い、堀春菜、福岡佐和⼦、はまださつき、⼯藤祐次郎からコメントも到着した。

■ 映画『スミコ22』

『スミコ22』は、開催中の第19回⼤阪アジアン映画祭 インディ・フォーラム部⾨にて世界初上映。3⽉6⽇、7⽇のシネ・リーブル梅⽥での各回上映後の舞台挨拶に堀春菜、福岡佐和⼦、はまださつきが登壇する。
新宿Kʼs cinemaでは6⽉29⽇(⼟)より⼆週間限定上映を予定している。

▼コメント

●堀春菜(主演)
私が22歳だったのは、世界中がコロナという⾔葉を知る少し前。俳優の仕事をしながら保育園でアルバイトをしていて、それなりに悩みながらも楽しく⽣活していた気がする。と、⼀⾔でまとめられてしまうくらい、あの頃、私が何を考えていたのかあまり覚えていない。⾃分の好きが曖昧になっていることに気がついてそのことについて⼀⽣懸命考える22歳のスミコを演じながら、忘れちゃったけどこんないい時間を私も過ごしていたかもしれないと思った。

悩め、悩め、いいことだ、と今の⾃分が彼⼥たちに伝える時、同時にこれからの私に同じことを⾔われる気がしてドキッとした。22歳のスミコと22歳だった私、これからのいつかの私が問いかける。今、好きなことはなに?最近会ったワクワクしたこと、怒ったこと、教えてよ、と。劇場公開を迎えて、『スミコ22』を過ごしてくれた⽅々と早くおしゃべりがしたい。
●福岡佐和⼦(脚本・監督)
この映画は私⾃⾝の、仕事を辞め、⾃分が考えていることに対して敏感になりたい という気持ちで過ごしていたころの気持ち、⽇々が基になっています。
毎⽇というのはとりとめがなく、ひとつづきには進んでいかないけれど、どんな気分でも、⾃分の感じていることをまっすぐキャッチしていられたらいいな、と思っています。
私はこの映画の主⼈公であるスミコのことがとても好きです。
たくさんの⽅に出会っていただけますように。
かっこいい⼀⼈⼀⼈が⼀緒になってつくってくれたこの映画を、⼤好きなKʼs cinemaさんで上映の機会をいただけたこと、本当に嬉しく思っています。
●はまださつき(出演・助監督)
⼈と関わる時、「みかんりんご理論」を⼤事にしています。「⼀⾒違うようだけど、私がみかんを好きなのと同じように彼⼥はりんごが好きなんだな」というふうに考えよう、というやつです。
『スミコ22』を作っていく時、それが少しずつアップデートされていく感覚がありました。「私がみかんを好きなのと同じように彼⼥はぶどうが嫌いだ」、もっと⾔えば「私がみかんを好きなのと同じように彼⼥はいま散歩をしている」みたいな理解(共感?)の仕⽅がいちばん、相⼿のこと好きでいられるんじゃないかなあと。
つまりその、『スミコ22』のこと、「具体的にはそんな共感とかじゃないけどなんか、なんかわかる〜〜!」と思っています。
そういう⾵に映画観たり友だちと関わったりしていたい!
ぜひ、この映画に関わりに来てください。
●⼯藤祐次郎(ナレーション)
⼈の⽇記を覗き⾒るという⾏為はなかなかの⼤罪であるかとは思うのですが、『スミコ22』は監督である佐和⼦さんの⽇記を元に書かれた脚本とのこと。
頭では思っていても⼝にすると誰かを傷つけたり、⾯倒くさがられたり、⾃分が悲しくなってしまったりしかねない⼼の声を担当しました。そんなこと、思っていてもやっぱり⾔えないよなあ、という声を⼝にしながら私、少しドキっとしたりしています。
ところで私は⾃販機のカップルが好きです。すごく。

▼特報

▼作品概要

あらすじ:
友⼈とエビフライパーティーをしている静岡スミコはふと思う。⾃分の感覚がいつの間にかひどく曖昧なものになっている。何が猛烈に好きで何が耐え難く嫌いか、何を⾯⽩く思っていて何を喋りたいのか、そのどれをもちっとも感じられないまま⼈⽣を過ごしてしまっていると。

それからのスミコは⾃分と会話しながら⽇々を過ごす。実家にいる猫のおこげが彼⼥にとってとても⼤事である。馴染めない空間に馴染もうと挑んだ後は、美味しいチョコを⾷べる必要がある。⽩いスキニーを履いてパンツが透けている⼈が気になる。⼆⽇酔いで昨⽇のことを思い出すはずが、思い出す必要のないところまで思い出してしまう。くしゃみをすると⿐⽔が出ることを意味わからないなと思う。

⼤学を卒業して⼊社した会社を4ヶ⽉でやめたスミコ。新⽣活の中で、⾃分がたしかに思っていることを たしかに思っているな と思いながらすごそうとしている。

出演:堀春菜 はまださつき 松尾渉平 樹 安楽涼 梶川七海 イトウハルヒ 川本三吉
遠藤雄⽃ 瀬⼾璃⼦ 中川友⾹ 安川まり 原恭⼠郎 ⿊住尚⽣ 東宮綾⾳ ⽊村知貴

ナレーション:⼯藤祐次郎


監督・脚本・編集:福岡佐和⼦ 助監督:はまださつき 制作:原恭⼠郎 撮影・グレーディング:中村元彦 録⾳・整⾳:堀内萌絵⼦ 録⾳助⼿:稲⽣遼 制作応援:藤咲千明 スタイリスト:⼤場千夏 スチール:新藤早代 ⾳楽:ゴリラ祭ーズ プロデューサー:髭野純 企画・制作:しどろもどリ 製作・ 配給:イハフィルムズ


[NEW!]映画『スミコ』22公式サイト:https://sumiko22.amebaownd.com/
映画『スミコ22』公式X:https://twitter.com/SUMIKO_22_
映画『スミコ22』公式Instagram:https://www.instagram.com/sumiko_22_/
しどろもどリ公式Twitter[X]:https://twitter.com/shidoromodori

映画カテゴリの最新記事