- 2026年2月9日
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5月11日、角川映画50周年プロジェクトの一環として、映画『天と地と』のリバイバル上映に伴う舞台挨拶および8月に開催される「角川映画音楽祭」のラインナップ発表会が行われた。イベントには本作の音楽を担当した小室哲哉、出演の野村宏伸が登壇し、カナダでの大規模なロケや当時の楽曲制作の裏話など、公開当時を振り返る貴重なエピソードを披露した。さらに後半には南佳孝、マリーン、藤井空も登壇し、角川映画を彩る名曲の数々と、一夜限りの音楽祭に向けた熱い意気込みが語られる華やかなイベントとなった。

カナダでの壮大な撮影とアナログな音楽制作の苦労
上映後の舞台挨拶に登壇した小室哲哉は、20代で『天と地と』の音楽を担当した日々を振り返った。角川春樹監督の指示により、カナダのカルガリーで行われた合戦シーンの撮影現場に赴き、監督の隣で実際の様子を目に焼き付けてから制作に取り組んだという。当時は現在のようなデジタル技術がなく、テープを切って貼る地道な手作業が中心であった。さらに、壮大なスケール感を出すために、制作した音源を2000人収容の教会で流してその反響音を録音するなど、アナログならではの工夫と苦労があったことを明かした。

当時25歳で出演した野村宏伸も、カナダでの撮影規模の大きさに圧倒されたと語る。多数の外国人エキストラを動員し、赤と黒で色彩を分けるなど、監督がこだわる映像美を身をもって体験したという。また、他の現場では監督から厳しく指導されることも多かった野村だが、本作の現場では監督が優しかったという意外なエピソードも披露し、会場を和ませた。

豪華ゲストが合流、「角川映画音楽祭」ラインナップ発表と名曲への想い
イベントの後半では、8月9日に開催される「角川映画音楽祭」に出演する南佳孝、マリーン、藤井空がステージに合流し、音楽祭で披露される楽曲のラインナップが発表された。
『スローなブギにしてくれ』と『メイン・テーマ』を歌唱する南佳孝は、『メイン・テーマ』の制作にあたり、作詞を担当した松本隆から「男女で同じシチュエーションでありながら違う歌詞を作りたい」という斬新な提案を受けた当時の思い出を振り返った。

また、『キャバレー』の「レフト・アローン」などを歌唱するマリーンは、この曲が角川監督から直接手渡されたものであり、何度歌っても毎回違う表現になる自分にとっての宝物であると深い感謝を述べた。

野村宏伸にとっても『キャバレー』は初主演作であり、自身が成長していく姿を描いたラストシーンで流れるマリーンの歌声には、涙が出るほどの思い入れがあると熱く語った。
一夜限りのステージへ向けた熱い意気込み
今回、角川映画のイベントに新たに参加する藤井空は、『野獣死すべし』の「野獣のテーマ」を演奏する。藤井空は、原曲が持つ不穏さや危険な香りを自分なりに表現したいと、音楽祭への意気込みを見せた。

小室哲哉は、初めて映画音楽を手掛けた『ぼくらの七日間戦争』で初主演を務めた宮沢りえの輝きを回顧しつつ、音楽祭では『天と地と』の主題歌を久しぶりに自らの歌唱で披露することも明かした。
イベントは、音楽と映像が融合する角川映画ならではの魅力を再確認させ、来る音楽祭への期待を大きく高める形で締めくくられた。