映画監督の谷健二氏を中心に映画・映像製作を手掛けるセブンフィルム株式会社は、6月27日(土)、東京・渋谷のユーロライブにて若手俳優を支援する新プロジェクト「ACTORS BASE」(https://www.seven-film.com/pages/8689315/actorsbase)の発足を記念した「SEVEN FILM SCREENING」を開催した。映画『DOPPEL』の上映後に行われたトークショーには、同作に出演する日野友輔、富樫慧士、森崎大祐と谷健二監督が登壇。下積み時代の苦労話や今後の目標などを語り合い、ファンとともに俳優の生き方と未来を見つめる温かい時間となった。

■気心の知れたメンバーによる和やかな幕開け
トークショーは、MCを務める谷監督の進行でスタートした。登壇した日野は「足元悪い中お集まりいただきありがとうございます。気心の知れたメンツを含めて、すごい楽しい幸せな時間を一緒に過ごせたら」と笑顔で挨拶した。また、この日ちょうど25歳の誕生日を迎えた森崎は「森崎大祐です。よろしくお願いします」と挨拶し、会場全体からバースデーソングで祝福される一幕もあった。富樫を含む登壇者3名は、谷監督の舞台や映像作品に多数出演しており、谷監督は彼らを「サンフレッチェのユースのようなもの」と表現し、終始和やかな雰囲気で会は進められた。

■下積み時代の苦労と若手俳優を支える「ACTORS BASE」
話題は、新プロジェクト「ACTORS BASE」の発足経緯と俳優の下積み時代の苦労へと移った。谷監督は、役者が生活のためにアルバイトをしても稽古が始まるとすぐに辞めざるを得ない現状を指摘し、「事務所の機能ではないが、役者がアルバイトをしたり就職したり、オーディション案件を振ったりするサポートをしていこうと思った」と、本プロジェクトの目的を説明した。
実際、日野は「19歳で上京してすぐ近所の居酒屋でバイトしたものの、稽古が始まって1ヶ月で辞めてしまった」と述懐。富樫も「18歳で東京に出てきて役者の仕事しかしていなかったため、マンションの借り方や光熱費の払い方も分からなかった」と当時の苦労を明かした。
一方、韓国での共同生活経験がありアルバイト経験がないという森崎は、即興でタコの踊り食いやコンビニ店員の様子をコミカルに演じて見せ、会場の笑いを誘った。
■今後の抱負と谷監督への深い感謝
今後挑戦したい役柄について問われると、森崎は「『ごくせん』のような学園作品でヤンキー役などを通じて絆を描きたい」と意気込みを語った。
日野は新しい挑戦として「福田組のようなコメディ作品」や「スポーツ選手」を挙げ、富樫は「『イケパラ(花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜)』のような作品」と答えた。
最後の挨拶では、森崎が「いろんな役に挑戦したい。谷さん主催で、日野と富樫と一緒に共演できたらと思いますので、今後とも応援のほどよろしくお願いします」とコメントした。

続いて富樫は、「谷さんとの出会いをきっかけに様々な知見や社会を知ることができて幸せ。この繋がりをACTORS BASEに生かしていきたい」と語った。

日野は、「右も左も分からない状態で出会った時から谷さんに面倒を見ていただいた。悩む若手俳優にとって、谷さんのように支えてくれる大人が身近にいることは大きな支え。もっと躍進して恩返しができる俳優になりたい」と深く感謝を述べた。

最後にMCの谷監督が、「みんなが売れれば僕もそのプレッシャーで頑張らなくちゃいけない。お互いを追い越し合っていきたい」と熱い言葉を贈り、新プロジェクトの門出にふさわしい大きな拍手とともにイベントは幕を閉じた。

【ACTORS BASE とは】
ACTORS BASE は今まで若手の俳優が多く出演する作品を手掛け続けた谷が、その中からの自身でできること
の想いを込めて立ち上げる、俳優のためのサポートプラットフォームです。
詳細はこちら
https://www.seven-film.com/pages/8689315/actorsbase
【当日の上映作品】
「SEVEN FILM SCREENING」 SP イベントトークショー
2026年6月27日(土)
18:30〜19:40 『追想ジャーニー リエナクト』上映
20:30〜21:20 『DOPPEL』上映
21:20~トークショー