ちば映画祭定期上映会vol.2、2023年7月17日(月・祝)開催

ちば映画祭定期上映会vol.2、2023年7月17日(月・祝)開催

2008 年に第 1 回が開催され、その後に若手映画監督のインディーズ作品を中心に全 10 回+
αにわたり多数の映画を上映してきた、ちば映画祭。2021 年 1 月に休止しましたが、2023 年 1 月より定期上映会として再始動。その 2 回目を 2023 年 7 月に開催することが決定した。

ちば映画祭
『浜辺のゲーム』 Ⓒ“Jeux de plage” Film Partners

今回は夏都愛未監督『浜辺のゲーム』と中川奈月監督『夜のそと』を千葉県初上映。両名とも期待の監督であり、いずれもインディーズ映画の秀作。上映後には作品関係者を招いてのトークも予定。

▼ちば映画祭定期上映会vol.2

名 称:ちば映画祭定期上映会vol.2
日 時:2023年7月17日(月・祝)①11時~ ②14時~
会 場:千葉市生涯学習センター 小ホール(B1F)
千葉市中央区弁天3丁目7番7号
上映作品:①『浜辺のゲーム』②『夜のそと』
料 金:各前売 1,000 円、各当日 1,300 円(前売5月 19日より発売)
定 員:各60名
主 催:ちば映画祭実行委員会
問い合わせ先:chibaeigasai@gmail.com(お客様用)
共 催:千葉市生涯学習センター
後 援:千葉市
協 力:株式会社両見英世デザイン事務所

公式サイト: トップページ|ちば映画祭 (chibaeigasai.net)

『浜辺のゲーム』
夏都愛未監督の長編第1作で、3 人の女子大学生を主人公にしたバカンス・ガールズ・コメディです。
夏都監督は 2023 年秋に長編第 2 作『緑のざわめき』の劇場公開が控えています。また主演の堀春菜さ
んはちば映画祭に 2 回来祭いただいています。(第 7 回映画祭と第10回映画祭)


『夜のそと』
閉鎖的な地方の小さな街を舞台にしたファム・ファタルなメロドラマです。
中川奈月監督は初長編映画『彼女はひとり』が第10回ちば映画祭で上映後、2021 年劇場公開された注
目の監督です。


①『浜辺のゲーム』(77分)2019 年/日本、タイ、韓国、マレーシア/千葉県初上映
監督/脚本:夏都愛未 プロデューサー:福島珠理
出演: 堀春菜、カトウシンスケ、福島珠理、大塚菜々穂、神原健太朗、飯島珠奈、ドン・サロン
製作:『浜辺のゲーム』製作委員会 企画/配給:和エンタテインメント


第 14 回大阪アジアン映画祭コンペティション部門上映
アートフィルムフェスト・スロバキア正式招待作品
ニューヨーク・ジャパンカッツ正式招待作品
カンボジア国際映画祭正式招待作品
バルセロナアジア映画祭正式招待作品


春のある日。大学生のさやかは、大学の友人の唯と海へ遊びに来たが、到着すると唯の親友・桃子が待っており、海辺にある別荘のような宿に泊まることになる。2 人のペースについていけないさやかは唯への軽蔑と怒りを募らせ、せっかくの旅行が険悪な雰囲気になっていく。その頃同じ宿には、元バンド仲間の秋宏、英里が、ライブをするために久しぶりに呼び寄せられたが、元彼・元カノの再会はかなりぎこちない。一方韓国人留学生のソンデは、留学の下調べに来た後輩のヨナを、言葉巧みに宿へ連れ込もうとしていた…。

ちば映画祭
Ⓒ“Jeux de plage” Film Partners

監督/脚本 夏都愛未(なつとあいみ)
神奈川県出身。幼少期より音楽、作曲を学び、2014 年に『3 泊 4 日、5 時の鐘』(15/三澤拓哉監督)で
女優デビュー。『雪女』(16/杉野希妃監督)では女優兼記録(スクリプター)として、『再恋~サイレン~』
(17/中田圭監督)では脚本で参加。山戸結希監督プロデュースのオムニバス映画『21 世紀の女の子』に監督として参加。長編初監督作品『浜辺のゲーム』が第 14 回大阪アジアン映画祭コンペティション部門、ニューヨーク・ジャパンカッツ、アートフィルムフェスト(スロバキア)などに選出された。最新作である長編第2作『緑のざわめき』が第 18 回大阪アジアン映画祭で上映され、今秋、全国公開予定である。

②『夜のそと』(90分)2019 年/日本/千葉県初上映
監督/脚本:中川奈月
出演:田中佐季、山岸健太、礒部泰宏、福永朱梨、河野宏明、小西悠加、小綿照雄、木村知貴
製作:東京藝術大学大学院映像研究科
第 21 回 TAMA NEW WAVE ある視点部門 上映 / ニューヨーク・ジャパンカッツ正式招待作品
地方の小さな町にそと子という女が住んでいる。ある夜、ある事を強要し、束縛する夫、敦也から逃れようと森を彷徨っていると、幹郎に出会う。彼は都会からやってきたよそ者だった。彼はそと子を気にかけはじめ、「自分ならなんとか出来る」と言うが、そと子は意に介さず、男を遠ざける。しかし、男の雰囲気に何かただならぬものを感じていた。そしてある日、町で殺人事件が起こる……

ちば映画祭
️東京藝術大学大学院映像研究科

監督/脚本 中川奈月(なかがわなつき)
1990 年生まれ、神奈川県出身。立教大学文学部を卒業後、ニューシネマワークショップで映画制作を始める。その後、立教大学大学院現代心理学研究科へ入学、篠崎誠監督に師事し、修了作品の『彼女はひとり』を製作。この作品は 2018 年に SKIP シティ国際 D シネマ映画祭にて SKIP シティアワードを受賞、2019年に田辺・弁慶映画祭にて、主演の福永朱梨が俳優賞を受賞し、テアトル新宿での上映を経て、2021 年に全国上映された。東京藝術大学大学院映像研究科へ入学し、黒沢清監督、諏訪敦彦監督に師事、実習作品『投影』がイランのファジル映画祭で上映、修了作品『夜のそと』はニューヨーク・ジャパンカッツにて上映された。

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