AI時代の未来を哲学する亀山睦木監督のSFサスペンス映画『12ヶ月のカイ』7/22公開

AI時代の未来を哲学する亀山睦木監督のSFサスペンス映画『12ヶ月のカイ』7/22公開

世界各国の映画祭と映画クリエイターを魅了したSFサスペンス映画『12ヶ月のカイ』(監督:亀山睦木)が7月22日(土)より池袋シネマ・ロサにて2週間限定公開。ポスタービジュアルは、映画監督の河内彰氏のイラストレーションを組み込み本作独特の世界観を表現している。

12ヶ月のカイ

本作は、『マイライフ、ママライフ』『世界で戦うフィルムたち』等の監督の亀山睦木が描く、人間の女性とヒューマノイドの男性の間にうまれてしまった「いのち」をめぐる物語。『星屑の子』(監督:内田英治)や『リアクション・マスター』(監督:中村義洋)、『あいが、そいで、こい』(監督:柴田啓佑)等に出演の中垣内彩加、そして『望み』(監督:堤幸彦)や『世界の終わりから』(監督:紀里谷和明)、『衝動』(監督:土井笑生)等に出演の工藤孝生がW主演を務める。

■ 映画『12ヶ月のカイ』作品情報

▼あらすじ

少し未来の東京。WEBデザイナーとして働くキョウカは、日常生活を共に送れるヒューマノイド「パーソナル・ケア・ヒューマノイド」(通称:PCH)のカイを手に入れる。キョウカとの会話を重ね、持ち主について徐々に学習していくカイ。キョウカはやがてカイに「物として以上の感情」を持ち始めるが、ある月、彼らは人間とヒューマノイドの間に命を生みだしてしまう。予期せぬ事態に対し、キョウカは友人たち、母親、そしてもうひとりのPCHオーナーのシンとの対話を重ね、急速に変化する現実に翻弄されながらも未来を決めていく。

世界9か国、22の映画祭・映画アワードを席巻!海外のSF作家や業界一流の映画クリエイターたちが熱烈に評価した「“人類”のアップサイクルを予見させる近未来空想図」

監督自らが110か所以上の国内外の映画祭へ応募した結果、驚くことに『12ヶ月のカイ』は業界の第一線で活躍する世界各国の映画クリエイターや俳優らから熱烈な支持を受け、その後も各地のSF映画祭からのラブコールにより数多くのSFファンを魅了していく。

グランプリを獲得したフランスの映画祭 PARIS Art & Movie AWARDSでは映画『スター・ウォーズ』エピソード2に出演する俳優のレナ・オーウェン氏、ドラマ『ダウントン・アビー』の作曲家のジョン・ラン氏、ドラマ『セックス・エデュケーション』のプロデューサーのジェイミー・キャンベル氏などが審査員を務め、「主人公たちの選択・物語の結末を見守りたくなるような作品だ」と好評を得た。

また、ワールドプレミア上映を行ったアメリカのフェニックス映画祭・国際ホラー&SF映画祭においても本作は最優秀SF作品賞を受賞し、小説版「スター・ウォーズ」シリーズの著者であり映画祭プログラミングディレクターのマイケル・A・スタックポール氏が「人類の現在地と、その先我々が何を選択するべきかを考えさせる映画だ」とコメントしている。

 ChatGPTなどに代表されるAI技術の躍進が目まぐるしい昨今において、『12ヶ月のカイ』はSFファンのみならず多くの観客からの賛否を巻き起こすことは間違いない。


映画『12ヶ月のカイ』

【出演者】

中垣内彩加 工藤孝生

岡田深 夏目志乃 今井蘭 小河原義経 大石菊華 福谷孝宏 木口健太 山本真由美

【スタッフ】

監督・脚本・編集:亀山睦木

撮影:亀山睦木 島大和

録音:中川究矢 田中秀樹 内田達也 衛藤なな

ヘアメイク:JJ by 古口精樹

スチール:AI TERADA

特殊造形:土肥良成

助監督:佐々木勝己 岡本拓也 卜部直樹 福谷孝宏

制作担当:秋山友希

整音・音響効果:松野泉

音楽:今村左悶 長澤敏生

字幕翻訳:松田慎介

アソシエイトプロデューサー:吉丸佳予子

主題曲:「Looking for you」YASUKI

製作・著作:PIE w/ Films.

制作年:2020年|制作国:日本|83分|color|16:9|ステレオ

【各種情報リンク】

池袋シネマ・ロサ 劇場公式サイト:https://www.cinemarosa.net/

Twitter:https://twitter.com/12monthsofKAI

instagram:https://www.instagram.com/12monthsofkai/

7月22日(土)より池袋シネマ・ロサにて2週間限定公開

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