『幻の蛍』今夏劇場公開。主演は14歳の野岸紅ノ葉。吉沢悠、菊池亜希子、岩井堂聖子ら集結

『幻の蛍』今夏劇場公開。主演は14歳の野岸紅ノ葉。吉沢悠、菊池亜希子、岩井堂聖子ら集結

富山在住の新人監督・伊林侑香によるオール富山ロケ作品、『幻の蛍』が今夏劇場公開決定。伊林監督のデビュー作となる本作は、先般開催された第17回大阪アジアン映画祭でも好評を博した作品。今回の発表に合わせて、ポスタービジュアルも公開。印象的なタイトルロゴは、『もみの家』に参加し富山での親交を深めた俳優の緒形直人が本作へのエールとして直筆したものがデザインに施されている。
『幻の蛍』は、富山県出身・在住で弱冠23歳の伊林侑香監督が初めてメガホンをとった長編劇映画。第33回フジテレビヤングシナリオ大賞で佳作を受賞した伊吹一氏によるオリジナル脚本をもとに、2021年に全編オール富山ロケにて撮影を敢行。100名を超えるオーディション参加者の中から富山県在住の野岸紅ノ葉が主人公・中川かなた役に、池田埜々耶がかなたの妹・有田すみれ役に抜擢され、岩井堂聖子、菊池亜希子、吉沢悠ら実力派キャストが脇を固めているほか、富山出身の椿原愛も出演。新人監督×新人俳優による瑞々しい、新たな青春映画として完成した。

幻の蛍

■ 映画『幻の蛍』

<あらすじ>
中川かなたは14歳の中学生。両親の離婚により、転校した学校にも馴染めず日々を過ごしている。夏休みに入り、かなたはやることもなく母・奈保のスナックを手伝う毎日。そんなある日、母から「夏休みの思い出作りに、おばあちゃんち行ってくれば?」と提案される。気乗りしないまま祖母・吉乃の家を訪れたかなただったが、そこで待っていたのは離れ離れになった妹の有田すみれだった。久しぶりの再会に無邪気に喜ぶすみれとは対照的に、素直になれないかなた。
どこかすれ違う姉妹だったが、妹の願いから今の季節には現れないはずの蛍を探しに行くことになる。田を駆け、川を渡り、森を抜けた先に現れた奇跡とは。

幻の蛍


夏休みの終わりに、煌めく思い出と消えることのない絆を取り戻す。富山を舞台に現代の新しい家族の在り方を今⼀度考えるきっかけになるハートフルな冒険譚。
尚、この度の劇場公開決定にあたり監督やキャスト陣よりコメントが到着。また、本日よりMotinGalleryにて劇場公開支援を目的としたクラウドファンディングも実施、5月31日23:59まで受付。

<監督プロフィール>
監督/伊林侑香(いばやし・ゆか)
富山県富山市出身、1999年生まれ。富山県立富山商業高等学校卒業後、合同会社コトリに入社。富山県内にてTVCMなどの企画演出に携わる。主に、坂本欣弘監督(『真白の恋』『もみの家』)の演出助手として活動。本作で映画監督デビューを果たす。

▼スタッフ コメント

監督/伊林侑香(いばやし・ゆか)
昨年の今頃、「監督」と呼ばれる自分を想像なんてできませんでした。映画監督を目指していた父の影響で、好きになった映画。でも私には勇気も覚悟もなく声にすら出せずに閉じ込めていた夢でした。
私の拙いイメージを形にしてくれた心強いスタッフの皆様、言葉足らずな私の話に耳を傾け、想像を常に越えて役に命を吹き込んでくれた素晴らしいキャストの皆様、そしてロケ地の皆様はいつも暖かく迎えてくれました。
『幻の蛍』に関わってくれた全ての方々に心から感謝申し上げます。
大好きな故郷・富山で皆と作り上げた作品を、かなたとすみれの冒険を、1人でも多くの方に一緒に見守って欲しいです。宜しくお願い致します。

脚本/伊吹一(いぶき・はじめ)
この映画の主人公であるかなたは、心のどこかに鬱屈を抱えて日々を生きています。それを思春期特有の感情と言ってしまえば簡単ですが、その想いは彼女にとってどこまでも切実なものであり、また誰しもが心の奥に抱えているものでもあります。
ただ、かなたは、ひと夏の間に様々なものやことに出会います。そのどれもが、決して大きくはないけれど、小さな明るさをたしかに持っていて、それはまさにプールの水面のようなきらめきそのものです。
そしてこの、日に息づく小さな明るさこそが、生きにくい世界を生きていくための光かもしれない、と思っています。この映画が誰かにとっての小さな光になることを心から願っています。

▼キャスト コメント

有田和樹役/吉沢悠(よしざわ・ひさし)
富山を舞台にした、ひと夏の姉妹の話。
この映画で、人間をしっかりと描いた作品を完成させた伊林監督は、本当に感服しました。
現場では先輩スタッフさん達を率いて、必死に撮影していた若き監督は、毎日が戦いだったと思います。
そして完成した映画を見て、彼女の「絶対に譲れない」この作品に対する熱い想いが、本物だったと感じました。
⼈の想いが丁寧に描かれたこの映画を観て、僕は何度も涙しました。
オーディションで選ばれた主演の、野岸紅ノ葉さん、池田埜々耶さんは、今の年代だからできる特別な表現を、演技を通じてされています。僕は、「映画」ってこういうものなのかもしれないな、とハッとさせられる現場でした。
生きていると色んなことがあるけれど、人って優しくて、思いやれることも沢山あって、それが上手くいかなくて悩んだりする。映画「幻の蛍」はそんな優しい映画です。

中川奈保役/菊池亜希⼦(きくち・あきこ)
こどもたちが、大人のいないところでこんな顔をしていたのかと、映画を見ながら堪らない気持ちになりました。
天真爛漫で無邪気だけど静かに現実を見つめている10才のすみれと、口角に全ての感情を携えているかのような14才のかなた。ふたりの娘たちがお互いのことを思う気持ちはただひたすらに澄んでいて、蛍が生息する水みたいだなと思いました。
“お芝居”ってなんだろう。まっさらで混じりっけのない、蛍が棲む水のような気持ちで、ストンとそこにいることができるって、本当にすごい。仏頂面も時々現れる小さな笑みも、全てが14才のそれそのもので本当に愛おしく、私はかなたのことを心の中でこっそり何度もハグしていました。

絹川沙都役/岩井堂聖⼦(いわいどう・せいこ)
今回私が演じた絹川沙都は、聡明で颯爽としながら愛嬌もある、そんな女性です。思い入れのある富山で撮影が出来るという事で、心を躍らせて参加しました。初監督という大事な作品に呼んで頂き、とても嬉しくもあり、背筋の伸びる思いでもありました。伊林監督は現場でも明確に指示をくださり、厳しい状況の中でも常に明るい笑顔の大変頼もしい方でした。
思春期特有の心の不安定さや、社会に揺らぐ感情を表現出来ない事へのもどかしさ。日々蓄積する何とも言えぬ思い。誰しもが過去の自分と重ね合わせあの頃の自分自身と対話出来るようなそんな作品です。
初主演の二人のサイダーのように弾ける初々しさと可愛らしさも見処です。ぜひご覧ください。

小野寺咲役/椿原愛(つばきはら・あい)
咲役の椿原愛です。私は二十歳まで地元富山で暮らしていました。今回お話を頂いた時は地元の作品ということで嬉しい思いで一杯でした。私は一週間ほど富山に滞在して撮影を行いましたが、改めてみる地元の風景の美しさに感動しました。作中でも街並みや、自然の風景から存分に富山の素晴らしさが感じられます。かなたとすみれが、その景色の中空いてしまった距離を埋めていくように進んでいく姿が大好きでした。改めてこの作品に関わらせて頂いたことを大変幸せに思います。一人でも多くの方に観てほしいです。

幻の蛍

■MotinGallery 『幻の蛍』プロジェクトページ(情報解禁に合わせて公開)
https://motion-gallery.net/projects/maboroshinohotaru

<作品概要>
出演:野岸紅ノ葉 池田埜々耶 岩井堂聖子 山口詩史 椿原愛 保坂直希/ 菊池亜希子 吉沢悠ほか
監督:伊林侑香 脚本:伊吹一 撮影・照明:渡辺浩章 録音:北野愛有 青石太郎 大町響槻 川越梨央 衣装・ヘアメ
イク:河合里美 助監督:内田知樹 松本大翔 種村晃汰 制作:水守里帆 平野五月 スチール:URARA テオ イールイ 料理監修:伊林陽子 題字:緒形直人 主題歌:中山うり「ホタル」(A.O.I/Tuff Beats) 作詞/作曲 中山うり
オリジナルサウンドトラック:All Music Produced by モリマツコウスケ /作曲・編曲Misii プロデューサー:福田賢志
保坂直希 制作プロダクション:合同会社コトリ 配給・宣伝:イハフィルムズ
©「幻の蛍」製作委員会
(87 分/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/カラー/デジタル/DCP)

Twitter  https://twitter.com/hotarumaboroshi

伊林侑香監督『幻の蛍』2022年夏ロードショー

幻の蛍

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