人気作家・二宮敦人の同名ホラー小説を原作とした映画『悪鬼のウイルス』(松野友喜人監督、2025年1月24日公開)の完成披露上映会が1月12日、丸の内TOEIにて行われた。 主演を務める村重杏奈をはじめ、太田将熙、桑山隆太、吉田伶香ら主要キャスト陣、主題歌を担当する10人組アイドルグループ「高嶺のなでしこ」、そして松野友喜人監督が登壇し、会場を盛り上げた。

■ 映画『悪鬼のウイルス』完成披露上映会
映画パーソナリティの伊藤さとりさんが司会を務めた本イベント。伊藤さとりさんは冒頭、本作について「累計8万部を突破した大人気ホラー小説を原作に、若干26歳の気鋭・松野友喜人監督がメガホンをとった衝撃のイニシエーション・ホラー」と紹介。個性的なキャラクターによるバトルが見どころであること、1月24日からの公開に先駆けて行われる上映会であることを説明した。
観客からの大きな拍手とともに、キャスト陣、監督、そして主題歌を担当する「高嶺のなでしこ」のメンバーが登場すると、会場の熱気は一気に上昇。主演の村重杏奈は「こんなにたくさんの方が来てくれると思わなかったので、すごく嬉しいです!一生懸命アピールできたらいいなと思います」と笑顔で挨拶。 他のキャスト陣も、和気あいあいとした雰囲気で挨拶を交わし、映画同様、仲の良さが垣間見えた。

トークセッションでは、撮影中の裏話や作品の見どころが語られた。村重は、アイドル時代にはセンターに立つ機会がなかったため、映画でセンターに立つことに緊張していたことを明かした。 また、YouTuber役を演じた太田は、役作りのためにYouTuberを研究したものの、「テンションが高すぎると芸能人っぽくなってしまう」ため、その調整に苦労したという。
アクションシーンについて、桑山は「撮影用のビデオカメラを自分たちで回しながら、角度や映り方を研究しながらアクションをするのが大変だった」とコメント。 吉田も、アクション練習とは違う本番の難しさについて語り、迫真のアクションシーンの裏側を明かした。
一方、監督は、本作の特徴として「役者が回すカメラで撮影された映画は珍しい」とアピール。 シリアスな展開の中での登場人物たちの複雑な関係性も見どころであると語った。 また、初主演の村重の演技については「前半部分もそうですし、そっからのシリアスの芝居、本当に純粋にもうお上手だなと思って」と絶賛した。
主題歌を担当した「高嶺のなでしこ」のメンバー・城月菜央は、「ホラー映画が大好きなので、主題歌のオファーを頂いた時は、驚きと喜びでいっぱいでした」とコメント。 映画のテーマである「大人と子供の狭間」と、新成人であるメンバー(葉月紗蘭と東山恵里沙)の状況を重ね合わせ、「まさにぴったりな主題歌」と自信を見せた。
その後、映画に登場する“悪鬼”にちなみ、映画の大ヒットを祈願した豆まきが行われた。 通常の豆まきとは異なり、「鬼は内、福は外」の掛け声で豆をまくという、一風変わったスタイルに。 キャスト陣がカプセルに入った豆を客席に投げ入れると、会場からは歓声と笑いが巻き起こった。

村重は、この”混乱”豆まきを受け、「この混乱で、日本中が『悪鬼のウイルス』で混乱しちゃうぐらい、映画がヒットになればいいなと思います!」と力強くコメント。 会場は大きな拍手に包まれ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

映画『悪鬼のウイルス』は、1月24日より全国ロードショー。 若手実力派俳優と人気アイドルグループによる化学反応、そして”混乱”を巻き起こすほどの勢いを持った本作。 2025年最初のホラー映画として、大きな話題を呼ぶことは間違いないだろう。











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映画『悪鬼のウイルス』
【出演】
村重杏奈
太田将熙、桑山隆太、華村あすか、吉田伶香
【監督・編集】松野友喜人 【プロデューサー】山本清史 【脚本】山本清史、小田康平
【配給】イオンエンターテイメント 【映倫区分】PG-12
© 2025二宮敦人・TOブックス/映画『悪鬼のウイルス』製作委員会
公式HP:www.demon-virus.movie
公式X:@ demonvirus2025
2025年1月24日(金)丸の内TOEI、イオンシネマほか全国ロードショー
