元SKE48で現役女子プロレスラーとして活躍中の荒井優希さんの1st写真集『荒井優希1st写真集 無敵の素顔』の発売を記念し、2025年6月21日(土)にHMVエソラ池袋 3階 イベントスペースにて、発売記念イベントが開催されました。SKE48卒業後、プロレスラーとして新たな道を歩み始めた荒井優希さんの「無敵の素顔」が披露されたこのイベントでは、写真集に込められた思いや、アイドル時代から続く活動への深い洞察が語られました。

S荒井優希 1st写真集『無敵の素顔』発売記念イベント開催!新たなスタートを切った彼女の「すべて」が詰まった一冊
写真集『荒井優希1st写真集 無敵の素顔』は、荒井優希さん自身がタイトルを考案し、定価3,520円(本体 3,200円+税)で2025年5月23日(金)に株式会社KADOKAWAより発売されました。A4判128ページにわたるこの写真集は、彼女が初めて訪れたインドネシア・バリ島で4日間にわたり撮影され、クタビーチの目の前に広がるリゾートホテルやプール付きヴィラがロケ地となりました。荒井優希さんは、この写真集について「アイドルとしての11年間とプロレスラーとしての4年間、全部が詰まった今の荒井優希」と表現しており、ファンが知る顔だけでなく、初めて見せる様々な表情が満載の一冊となっています。スポーティーなグレーのランジェリーが飾る表紙のほか、挑発的な赤ランジェリー、大人っぽい黒ランジェリー、美しいボディラインを強調した水着のバックショット、泡風呂など、これまでにない大胆なカットにも挑戦し、初めてのTバックや手ブラにも挑んだとされています。彼女は「このタイミングでしか見られない荒井」のスタイルに注目してほしいと語っています。
イベントの冒頭、荒井優希さんは、自身が写真集を出す未来があるとは思っていなかったと率直な感想を述べ、「SKE48卒業とプロレスラー一本になったこの記念すべきタイミングで出版できたことがとても嬉しい」と喜びを語りました。写真集のタイトル『無敵の素顔』は彼女自身が決めましたが、決断が苦手なため、今流行りの「チャットGPT」に相談し、数ある候補の中から「無敵」という言葉が気に入り、採用したと明かしました。

バリ島での撮影については、「地球の南側に行ったのも初めてだった」と語り、その壮大さに驚いたことや、暑い気候の中でのフレッシュなジュースの美味しさが印象に残っていると振り返りました。お気に入りのページとして選んだのは、プロレスデビュー時から関係者や先輩に褒められることが多い「背中の筋肉、脊柱起立筋」が最もよく写っているカットだといいます。写真集を通して、自分自身でも初めて「こういうことか」と筋肉の発達を実感したと語り、普段とは違う表情である点も気に入っている理由として挙げました。
SKE48を3月末に卒業し、プロレスラー一本での活動を始めた荒井優希さんは、生活の変化について「全然違う」とコメントしました。以前は東京と名古屋を激しく移動する日々だったものの、現在は生活に「ゆとり」が生まれ、好きなことをたくさん楽しめていると話しました。例えば、ゲームをしたり、好きな時間にプロレスの練習に参加したり、試合を観戦したりと、以前の忙しさからは考えられないほど自由な時間を満喫しているとのことです。食事についても変化があり、以前は隙間時間で独学で体作りをしていたのに対し、今は食事にも気を使い、自炊も始めたと明かしました。トレーナーからは「食事はめちゃくちゃアイドルだね」と言われるほどお菓子を食べていたそうですが、現在は朝食をお菓子からバナナに変えたと話しました。
将来のプロレスラーとしての目標について問われると、荒井さんは「荒井さんを見たくて来ましたと言ってくださる方が多い」ことに喜びを感じるとし、もっと多くの人に自分を見たいと思ってもらいたい、そして「プロレスを知らない方に届けられるような存在、プロレスという枠に囚われないようなレスラーになりたい」と力強く語りました。
写真集の完成度については、迷うことなく「100点満点」と評価しました。家族や友人からの反応として、写真集を親に伝えていなかったものの、SKE48の卒業公演でファンと同じタイミングで知った親が喜んでくれたことが嬉しかったと話しました。また、親しい友人が写真集やグッズを自宅に飾ってくれていることを明かし、その友人の飼い猫の写真と一緒に飾ってあることから、「私もその愛猫ポジなのかなって思って嬉しくなりました」と笑顔で語りました。


最後に、ファンへのメッセージとして、東京女子プロレスの荒井優希は「SKE48卒業、そしてプロレス一本になるこのタイミングで写真集を出せたことがとても嬉しい。本当に、応援してくださる皆様のおかげだと思ってます」と感謝を述べ、「まだ見てないよって方の元にも届くことを願ってます。皆さん是非見てください!」と呼びかけました。

あらい ゆき
1998 年 5 月 7 日、京都府出身。所属:東京女子プロレス
2013 年 11 月、「AKB48 グループ ドラフト会議」にて指名を受け、SKE48 Team KⅡに所属しデビュー。
2021 年 5 月からSKE48 と並行してプロレスに本格参入。1 年を通してプロレスに真摯に取り組む姿勢が評価され、東京スポーツ新聞社制定「2021 年度プロレス大賞」と、週刊プロレス制定「プロレスグランプリ 2021」の各新人賞をダブル受賞。2022 年 7 月、大田区総合体育館大会で赤井沙希とタッグを組み、坂崎ユカ&瑞希組に勝利、プリンセスタッグ第 10 代王者に。2024 年 1 月、後楽園ホールでマックス・ジ・インペイラーからインターナショナル・プリンセス王座を奪取し、シングルでは初のベルト獲得。同年 11 月には 6 度目の防衛に成功し、IP 第 12 代王者として王座防衛最多記録を更新した。2025 年 3 月末にSKE48 を卒業し、4 月よりプロレスラー1 本で活動開始。
【書誌情報】
『荒井優希 1st 写真集 無敵の素顔』

著者:荒井優希
撮影:下田直樹
定価:本体 3,200 円+税
仕様:A4 判/128 ページ
ISBN:978-4-04-738354-8
発行:株式会社 KADOKAWA
発売日:2025 年 5 月 23 日(金)