無明の橋

渡辺真起⼦ 主演、坂本欣弘監督 最新作『無明の橋』新スチール解禁+滝⽥洋⼆郎監督ほか各界著名⼈の応援コメント到着

⽇本映画界を⽀え続ける俳優、 渡辺真起⼦が『トルソ』 (⼭崎裕監督)以来 15 年ぶりの単独主演を務めることで注⽬の映画『無明の橋』(むみょうのはし)が 12 ⽉ 19 ⽇(⾦)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。映画は、現在でも 3 年に⼀度にのみ、実際に富⼭県の⽴⼭で催される⼥⼈救済の儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」をモチーフにした作品。
公開を⽬前に控えたこの度、新スチールを解禁いたします。また、映画監督の滝⽥洋⼆郎や、「⼥性の品格」著者の坂東眞理⼦ほか各界著名⼈の応援コメントも到着。

無明の橋

■ 映画『無明の橋』

古くより⼭岳信仰の対象だった⽴⼭に、⼥性は⼊ることを許されなかった―
それに代わり誕⽣し、現在でも 3 年に⼀度にのみ催される⼥⼈救済の儀式。
⼼に深い傷を負ったひとりの⼥性を再⽣へと導いたものは⼀体何なのか?
実在する儀式に着想を得た「⼼の再⽣と新たな始まりを描いた物語」

【あらすじ】
15年前、3歳だった愛娘を亡くした由起子は、心に癒えぬ傷を背負いながら、今もその罪の意識から逃れられずにいた。
ある日、とある絵画を偶然目にして心を奪われた彼女は、駆り立てられるように、その絵が描く舞台の地へと足を運ぶ。
立山連峰を望む橋のたもと。様々な想いを抱えた女性が集うその場所で、由起子は不思議なひとときを過ごすことになるのだった——。

▼新スチール解禁

“現代の癒し”ともいうべき実在の儀式に集う
様々な思いを抱えた異なる世代の⼥性たち
その“⼼の再⽣と新たな始まり”を捉えた新スチール

今回解禁されたのは、渡辺真起⼦扮する由起⼦、陣野⼩和扮する沙梨、⽊⻯⿇⽣扮する夏葉ら 「布橋灌頂会」 に集った異なる世代の⼥性たちが、儀式を通して⾝も⼼も癒され、穏やかな表情を浮かべているスチール。


本作のメッセージであり、儀式のテーマでもある“⼼の再⽣と新たな始まり”の瞬間が捉えられています。 また、 室井滋演じる由起⼦の叔⺟・美佐江や、東京からやってきた由起⼦を乗せる吉岡睦雄演じるタクシー運転⼿の姿も。

▼コメント

【コメント】
⼟地の⼒を通して渡辺真起⼦さん演じる由起⼦が体験したもの。彼岸と此岸の境界で、彼⼥の⽬の奥に灯る「像」には彼⼥と他者の体温が⼊り混じる。それは虚像ではないだろう。
ラストショットの由起⼦の内に何がひろがっているのか、じぶんにはわからない。でも彼⼥が橋の上でみたものは、リアルな実感として留まっているのではないか。
⼩⽥⾹(映画作家/『セノーテ』『Underground アンダーグラウンド』 )
物語のクライマックスともいえるところで、ほとんどの観客が不思議な体験をすることになる。暗闇に揺さぶられ、 陽光に包まれて、 気がつけば私は涙を流していた。映画とは闇と光の芸術だ。『無明の橋』を描くことができるのは、この映画というアート・フォームをおいてほかにないだろう。
折⽥侑駿(⽂筆家)


「ただならぬ静けさ」
静かな映画である。しかし、ただならぬ静けさである。
東京から北陸に向かうとき、不意に空気があきらかに変わり静けさに息をのむ瞬間がある。⼀⾯の雪や⼀直線の⽔平線と並⾛していたりする瞬間。いつの間にこの世界に来たのだろうと不思議な感覚にとらわれる。
その感覚と同様の、⽇常と⾮⽇常が切り替わる地点を「無明の橋」は描きだす。静かで硬質な表層と、その奥に迸る感情との往還が物語を進⾏させ、やがてコントラストが抑制された、光と影がどこまでも等質なある地点にたどりつく。主⼈公を演じる渡辺真起⼦が圧巻なのは⾔うまでもない。ただならぬ静けさである。そしてすべての⼈がそのただならぬ静けさを感じとって、均質なこの世界の奥に感情が迸っていることを、⼀点の狂いもなく表現している。
加藤拓(ドラマ演出家)


まるでお寺の“胎内めぐり”に迷い込んだかのような映画だ。時間と空間がグニャリと歪み、⽴⼭の⾵景が此岸と彼岸のあわいとして⽴ち上がる。⼥性の極楽往⽣を願う古来よりの儀式に導かれるように三⼈の⼥性が過ごす⼀夜は、現実と⾒まがうほどの⼿触りを伴いながら、⽣者と死者が交わるような濃密な夢の気配に満ちている。
安易な共感を許さない深い痛みと再⽣へと向かう微かな兆しを、 無理に説明することなく佇まいとして画⾯に定着させた渡辺真起⼦さんの確かな重さと、それを受け⽌める共演者たちも互いに響きあいながら作品に揺るぎない厚みを与えていた。
現実と幻想の曼荼羅を精緻に織り上げた坂本欣弘監督とスタッフの仕事に⼼から拍⼿を送りたい。
菊地健雄(映画監督)


平安時代より⽴⼭は死んだ⼈に出会える⼭と信じられてきた。そして江⼾時代、⼭麓の芦峅寺には極楽往⽣を願う多くの⼥性が各地から参集した。昔も今も⼈びとは再⽣を求めて⽴⼭に訪れる。この映画は、霊⼭⽴⼭のもつ普遍性を⾒事に描いている。
⾼野靖彦(富⼭県[⽴⼭博物館]館⻑)

「無明の橋」を渡る。それは⻑い⻑い夜明けの先に”光の気配”を⾒つけ、胸の奥の氷が静かに溶けはじめ祈りと共にもう⼀つの幕が上がる喜びを知ることなのか。坂本欣弘監督は現実の⾵景と⼼の震えを重ねながら再び歩き始める⼒がゆっくり宿る瞬間を丁寧にすくい上げた。地元富⼭にこだわり続けた三作⽬「(真⽩の恋)(もみの家)」、その挑戦と情熱に⼼から拍⼿を送りこれからの⾶躍を楽しみにしたい。
滝⽥洋⼆郎(映画監督/『おくりびと』『北の桜守』 )
⼈はすべて⼈と出会い、⼈と別れ、 何かを得て、 何かを失って⽣きる。多く愛する⼈は多く悲しまねばならない。
主⼈公の⼥性もそうした愛や悲しみを深く感じ、闇の深さを受け⽌めているひとなのです。
坂東眞理⼦(昭和⼥⼦⼤学 総⻑/「⼥性の品格」著者)


映画『無明の橋』

渡辺真起⼦
陣野⼩和
吉岡睦雄 岩瀬亮 ⼭⼝詩史 岩⾕健司
⽊⻯⿇⽣ / 室井滋
監督:坂本欣弘(『真⽩の恋』『もみの家』)
脚本:伊吹⼀ 坂本欣弘 ⾳楽:未知瑠
製作:堀江泰 福⽥⾥美 加治幸⼤ 坂本欣弘 ⼩林永 福崎秀樹
プロデューサー:髭野純 ラインプロデューサー:⽥中佐知彦
アソシエイトプロデューサー:仙⽥⿇⼦
撮影:⽶倉伸 照明:平⾕⾥紗 ⾳響:⻩永昌
美術:畠智哉 スタイリスト:⼤場千夏 ヘアメイク:斎藤恵理⼦
助監督・編集:中村幸貴 制作担当:⼩元咲貴⼦ 種村晃汰
制作協⼒:イハフィルムズ Ippo 制作プロダクション:コトリ
配給・宣伝:ラビットハウス
「無明の橋」製作委員会(堀江⾞輌電装/ZOO/北陸ポートサービス/コトリ/PARK/フクール)
© 2025「無明の橋」製作委員会
公式 HP:http://mumyonohashi.com/ X(旧 Twitter)/Instagram:@mumyo_hashi

2025 年 12 ⽉ 19 ⽇(⾦) 新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国公開
富⼭県内 2026 年に公開予定

この記事を書いた人 Wrote this article

Hajime Minamoto

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