時代に追い詰められていく男の閉塞感を描いたソーシャルスリラー『ストレージマン』公開決定

時代に追い詰められていく男の閉塞感を描いたソーシャルスリラー『ストレージマン』公開決定

2023年5月20日(土)より、映画『ストレージマン』が池袋シネマ・ロサにて劇場公開決定。あわせて新ビジュアル、場面写真が解禁となった。本作はコロナショックによる孤独な巣篭もり生活の中で、居場所すら奪われ、人々との繋がりが崩壊していく不安を鋭く捉えたソーシャル・スリラー。

主演はトランクルームで生活する男・森下を演じ、プロデューサーとしても本作に参加した連下浩隆。その妻・晶子と瓜二つ女性・由美子の一人二役を瀬戸かほが演じる。そのほか渡部直也、矢崎広い、しじみ、そして渡辺裕之が脇を固める。
第14回福岡インディペンデント映画祭ではグランプリを獲得。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022でワールドプレミア上映を行い、短編部門の観客賞を受賞。2022年末に行われた3日間限定の先行上映では満員の観客席から絶賛の評価を得た本作が2023年5月20日より、遂に劇場公開を果たす。また上映2週目には、優生保護法に基づく強制不妊を描き問題を巻き起こした萬野達郎監督の前作『Motherhood』の併映も予定。

■ 映画『ストレージマン』

▼あらすじ

コロナショックの煽りを受け、勤めていた自動車工場から派遣切りにあった森下。
再就職先も見つからないまま社宅を追い出された挙句、妻・晶子の両親からは離婚を切り出され
てしまう。
娘の養育費を貯めようとアルバイトに奮闘する中、森下が見つけたのは妻と瓜二つの女性・由美
子が通うトランクルーム。
住む場所もなく、追い詰められていた森下は、そこで最低限の生活を始める。

▼場面写真

▼併映作品

萬野達郎初監督作品『Motherhood』(2019)
池袋 シネマ・ロサにて併映予定

作品情報
終戦直後から1996年まで続いた優生保護法によって障がい者を対象に行
われてきた強制不妊という日本の負の歴史を描いた短編。
「Action on Film Festival 2019」 最優秀外国作品賞 (短編部門)ほか受賞。

■ 映画『ストレージマン』 作品情報

【キャスト】
連下浩隆 瀬戸かほ
渡部直也 矢崎広 米本学仁 立野沙紀 宮崎翔太 林凛果 森恵美 奥井奈南 しじみ
古坂大魔王(声の出演) 渡辺裕之


【スタッフ】
エグゼクティブプロデューサー・脚本・監督:萬野達郎 プロデューサー:れんげひろたか
アソシエイトプロデューサー:碓氷恭子 ラインプロデューサー:荒井智晴 キャスティング:柳井宏輝(パロマプロモーション) 助監督:吉原圭太 撮影:宮下徹也 照明:大堀治樹 録音:亀井耶馬人、高島良太 美術:桂誉和 ヘアメイク:奈央 衣装:金鹏 編集:岡島龍介 整音・効果:高島良太 作曲:足立知謙 スチール:安井信介 デザイン:斉藤我空 宣伝:滝澤令央
配給:MANTRIX PICTURES+Cinemago 製作:MANTRIX PICTURES
2022年 39分 DCP シネスコ 公式HP: https://www.cine-mago.com/storageman

2023年5月20日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開 

映画カテゴリの最新記事