古川原壮志監督⻑編デビュー作『なぎさ』 監督&⻘⽊柚、山﨑七海のコメント、予告編到着

古川原壮志監督⻑編デビュー作『なぎさ』 監督&⻘⽊柚、山﨑七海のコメント、予告編到着

国内外の映画祭で注⽬を集める古川原壮志監督の⻑編デビュー作『なぎさ』が、2023 年 5 ⽉ 12 ⽇(⾦)テアトル新宿ほか全国順次公開が決定。ポスタービジュアル、予告編が解禁。古川原監督と主演・⻘⽊柚、出演の⼭﨑七海から、公開によせての喜びのコメントが到着した。

なぎさ

本作が⻑編デビューとなる古川原壮志監督はテレビ CM 監督として活躍するかたわら、短編映画「なぎさ」(2017)、「Birdland」(2019)の製作を通じ、釜⼭国際映画祭など国内外の映画祭で注⽬を集める存在。サンダンス・インスティテュートの脚本ラボやフィルメックスの⼈材育成プログラム「タレンツ・トーキョー」に選出され、⻑年にわたり⻑編「なぎさ」の企画・脚本を練り上げてきました。


主⼈公・⽂直を演じるのは、⻘⽊柚。近年、NHK 連続テレビ⼩説「カムカムエブリバディ」やドラマ「きれいのくに」、映画『はだかのゆめ』(主演)、『うみべの⼥の⼦』(主演)、⽶映画「MINAMATA−ミナマタ−」など話題作への出演が続き、その才能と圧倒的な演技⼒で作品へのオファーが絶えない、今最も注⽬すべき若⼿俳優。

妹・なぎさ役には、本作が映画初出演となった⼭﨑七海。弱冠 12 歳(撮影当時)ながら確かな存在感で難しい役どころを演じ切った。共演に、三浦誠⼰や宇野祥平ら個性豊かな俳優陣が存在感を発揮している。

■ 映画『なぎさ』

喪失と喪の白昼夢。

頼れる親のいない環境で育った⽂直とその妹、なぎさ。広い世界を求めるように、成⻑した⽂直はなぎさを残し、ひとり故郷を後にする。三年後。偶然訪れた⼼霊スポットのトンネルで、⽂直はなぎさの幽霊に出会う。そこはなぎさが事故死した現場だった。トンネルの暗闇の中、⽂直はなぎさを探し彷徨い始める。暗闇は罪と深い喪失の時間へ、⽂直を誘う。

▼青木柚、山﨑七海、古川原壮志監督コメント

⻘⽊柚(主⼈公・⽂直役)
2020 年の撮影から時を経て、こうして劇場で上映される事、本当に嬉しく思います。
⽂字通り真っ暗なトンネルの中にいた 10 代最後の夏。
消えることのない⽂直の痛みと⾃分⾃⾝の弱さを重ね合わせながら、なぎさを、そして⾃分を探し彷徨う⽇々でした。
古川原監督がずっと⼤切に抱えてきたこの作品を、まっくらな劇場で、そばに感じていただけたら幸いです。

⼭﨑七海(なぎさ役)
ます、゙ オーディションの結果を事務所の⽅から電話で聞いた時、嬉しくて泣いたことを覚えています。
ただ、「なぎさ」という作品は初めての映画出演ですごく不安だったり⾃分で⼤丈夫なのかと⼼配になる時もありました。
そんな時に古川原監督、スタッフの皆さんが本当に細かく丁寧にフォローをしてくださって。 そのおかげで、このなぎさという役を演じることが出来ました。
「なぎさ」という ゙ 作品に出会って沢⼭のことを学ぶことが出来ました、皆さんに本当に感謝しています。
初めての経験が「なぎさ」゙で、本当にこの作品に出会えて幸せでした。
当時の全てが詰まっている作品なので是⾮沢⼭の⽅にご覧頂きたいです。

古川原壮志監督
この映画のアイデアは学⽣時代、⼆⼗年ほど前に⽣まれました。そして仕事や⽣活に追われながらもプロット、脚本と時間をかけてこの映画の製作へと⾄ることができました。フィルムメイカーの誰もが抱き進んできた道程だとは思いますが、こうして⾃作の公開を迎えられること⼼から嬉しく思います。あの 時抱いていた「新しい映画」を追い求めた所存です。それを観客の皆様と共有できるならこれ以上喜ばしいことはありません。どうか触れたことのない新しい発⾒を、劇場から持ち帰っていただけますように。

▼場面写真


青木柚 山﨑七海

北香那 日向丈 宇野祥平 蜷川みほ 三浦誠己
脚本・監督 古川原壮志


プロデューサー:明里マミ
撮影:石田遼 美術:秋葉悦子 照明:神山啓介 録音:小川武 衣装:一宮理紗 ヘアメイク:伊藤聡
キャスティング:元川益暢 富岡萌 ラインプロデューサー:早川徹 助監督:宮本忠栄 制作担当:多賀典彬


協力:佐賀県フィルムコミッション 制作プロダクション:フラッグ
配給:アークエンタテインメント
Nagisa-film.com

2023 年 5 ⽉ 12 ⽇(⾦)テアトル新宿ほか全国順次公開

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