ルネシネマ最新作『瞬きまで』予告編&場面写真解禁。コメント到着。

ルネシネマ最新作『瞬きまで』予告編&場面写真解禁。コメント到着。

8月5日〜8月11日 、池袋シネマ・ロサにて、映画『瞬きまで』が1週間限定レイトショー公開される。昼と夜、マンションの一室での出来事を通して家族のありさまを描く本作の予告編と場面写真が解禁。キャストコメント、応援コメントも到着した。

瞬きまで

夫とは離婚調停中の小学男児の母、そして人気小説家でもある朱鷺田亜美役の舞木ひと美、担当編集者として公私ともに亜美を支える雑誌編集・飯島玲子役の仁科かりん、亜美の仕事部屋を借りて、向かいのマンションを張り込む所轄刑事・久米山一生役の池田良、報告を受け派遣されてきた本庁刑事・我等和己役の髙橋雄祐、ベストセラー作品「雪月花」のモデルになったと思われる亜美の幼馴染・松井千穂役のイトウハルヒのコメントが届いた。

■ 映画『瞬きまで』

本作は、2019 年に池袋シネマ・ロサでレイトショー公開ながら記録的な動員を達成した『かぞくあわせ』、門真国際映画祭 2020 で最優秀作品賞など三冠を達成した『あらののはて』、Asian film festival2022 最優秀監督賞をはじめ国内外の映画祭で数々の入選を果たした『とおいらいめい』に続くルネシネマ第 4 弾として企画製作された。
『瞬きまで』では、人気小説家の亜美の仕事場に持ち込まれた望遠鏡と、そこに映った向かいのマンションの光景を巡って、亜美と望遠鏡を持ち込んだ謎の男が抱える家族の問題が浮き彫りになっていくさまを描く。
人気小説家・亜美役には映画『有り、触れた、未来』でメインキャストとプロデュースを務め注目を集めている舞木ひと美、謎の男・久米山役に、数々の映画・ドラマ・CM で圧倒的な存在感を発揮している池田 良、若手刑事・我等役に『無頼』『僕たちは変わらない朝を迎える』の髙橋雄祐、編集者・玲子役に、映画界期待の個性派の仁科かりん、亜美の幼馴染み・千穂役にモデル、俳優として活躍するイトウハルヒ、ルネシネマのメンバー、しゅはまはるみ、藤田健彦の二人も印象的な役柄で出演している。また、『あらののはて』で門真国際映画祭グランプリ、うえだ城下町映画祭で特別賞の長谷川朋史が、監督・脚本・撮影の三役を務めた。

▼あらすじ

人気小説家、朱鷺田亜美(舞木ひと美)は、小学生の一人息子の親権をめぐって離婚調停中。そんなある日、仕事場であるマンションに、夜の間だけ部屋を貸して欲しいという謎の男(池田 良)が現れる。担当編集者、飯島玲子(仁科かりん)の反対にあうも興味本位で部屋を貸す亜美。謎の男はどうやら向かいのマンションを望遠鏡で覗くつもりらしい。翌朝、部屋に残された望遠鏡を何気なく覗いた玲子。そこに映ったのは、幼子の虐待現場だった。
亜美の書いたベストセラー小説「雪月花」は母親から虐待を受けた少女の物語。
向かいのマンションの出来事は、はたして偶然か、必然か?

▼キャストコメント

<作家・朱鷺田亜美役 舞木ひと美 コメント>
ルネシネマ企画作品の中で、主演プロデュースを担当するのは「あらののはて」
に続き、本作で 2 作品目となります。
登場人物達の葛藤が絵画のように美しく切り抜かれていくその様は、長谷川監
督だからこそ描ける独特な世界観です!
新感覚を味わえる映画「瞬きまで」を是非、劇場で体感してみてください!

<刑事・久米山一生役 池田良 コメント>
長谷川監督はいつも定点観察で場面を切り取ります。そのせいで、他の映画だ
ったら当然映っているものが映っていなかったりします。
でもそのおかげで普段見えないものが見えることもあるんじゃないかと思うん
です。皆さんの心に何が映るか、ぜひ試しにいらしてください。


<編集者・飯島玲子役 仁科かりん コメント>
この作品に出会うまで、「瞬き」と聞くと 光、まばたき、またたき、星、きら
きらしたものが私は思い浮かんでいました。
この作品は決して他人事ではない家族の問題、友の問題、そして自分自身の問
題を個性的な登場人物達が銀幕を通して顕にしていきます。
瞬きの持つ意味、そして私が演じる編集者の玲子の葛藤にも注目していただき
たいです。
是非、瞬きに来て下さいませ。

<刑事・我等和己役 髙橋雄祐 コメント>
見つけても、つかまえても、形をかえたり、消えたりするし、幸せとは一体な
んなのだろう。ただ、悪いものではないということは確かな気がします。だか
らこの作品には、みんな幸せであってほしいという願いが込められているのだ
と思います。登場人物の嘘の裏の真実、真実の裏の嘘にこそ、なにか大切な、
幸せのようなものが見え隠れしている気がしました。
多くの方に劇場で観ていただけると嬉しいです。

<幼馴染・松井千穂役 イトウハルヒ コメント>
家族ってなんだろう。「瞬きまで」を読んでから、ずっと考えていました。あい
まいで、強固で、歪で、温かくて、ときに冷たいもの?たくさん考えましたが、
絶対的な答えはまだ見つかっていません。
ひとつの望遠鏡とひとつの本を通してみえる家族のかたちがみなさんに映った
とき、この問をもう一度一緒に探したいです。

▼応援コメント

ヒッチコックの「裏窓」を彷彿とさせる向かいのマンションを覗き見ることか
ら始まる物語。
ただ、本作はその望遠鏡の先を見せてはくれない。
全編一部屋で描かれた舞台空間。自然体の演技に、ただそこに置かれたかのよ
うな FIX カメラの長回し。
その全ての性質から演劇を見ている錯覚に陥った。
これが演劇で上演されるとスタンダードになると思うが、本作は映画。
つまりは、新しい映画体験だった。
戸田彬弘(映画監督)


あなたが定義する「家族」に、幸せと思えるその時がありますようにと祈りに
似た温かさを感じた。
78 分の流れ星のようなこの映画で、長谷川監督はカメラを意識させることなく、
観る人の視点、角度、そのときの体温に預けている。
奥田裕介(映画監督)

虚飾のない画作りに油断していると、実に巧みに計算された構成にいつの間に
か引き込まれている。部屋に佇む望遠鏡が次第に存在感を増していく、そんな
不思議な映画でした。
シェーク M ハリス(映画監督)

▼場面写真

▼予告編


映画 『瞬きまで』

【クレジット】
舞木ひと美
池田良
仁科かりん
髙橋雄祐
イトウハルヒ
藤田健彦
しゅはまはるみ
脚本・監督・撮影:長谷川朋史
録音:寒川聖美
ヘアメイク:大貫茉央 古川鮎佳
助監督:木下千加
制作:藤田健彦 しゅはまはるみ
美術応援:及部文人
編集:長谷川朋史
プロデューサー:舞木ひと美
製作:ルネサンスデザイニング有限会社
配給:ルネシネマ
<2022 年/日本/16:9/ステレオ/78 分>
©ルネシネマ
公式サイト https://runecinema.com/matataki/

8月5日(土)〜8月11日(金)池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開

映画カテゴリの最新記事