映画『Love song』公開記念舞台挨拶。木口健太出演作を観た増田有華「素敵な俳優だと思って検索」

映画『Love song』公開記念舞台挨拶。木口健太出演作を観た増田有華「素敵な俳優だと思って検索」

10月21日(土)池袋シネマ・ロサにて、横浜を舞台にしたハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画『Love song』の公開記念舞台挨拶が行われた。観客で埋め尽くされた会場から大きな拍手に迎えられ、主演の増田有華をはじめとしたキャスト5名(増田有華、木口健太、青木一馬、平山 大、牧野裕夢)が登壇した。児玉宜久監督は別映画プロモーションのため欠席となった。

Love song

■ 映画『Love song』公開記念舞台挨拶

舞台挨拶には、主演の増田有華をはじめとしたキャスト5名(増田有華、木口健太、青木一馬、平山 大、牧野裕夢)が登壇。


▼増田有華の思う主人公・花

冒頭で主人公・花を演じた感想を求められた増田は「勝ち気で気が強く見られがちな感じは私の10代の時と全く同じだな、人の制止を振りはらって出ていくみたいなことは私もよくあったので」と役作りについてはさほど苦労しなかったと振り返った。
撮影前に本読みがあり監督から何か言われるかなと思いきや「いいじゃないですか!」と言われて無理なく演じられたと語った。
続いて歌唱シーンについてきかれた増田は「事前にレコーディングしてから現場に向かうと思っていたら撮影の現場で『はい、歌ってください』と言われて、エコーもない素の状態で歌ってくださいという状況だった。
あまりに斬新だったがここで負けてたまるかと思ってそのまま歌わせてもらった」とラストの歌唱シーンはほぼ一発撮りであったことを明かした。

▼木口健太の「誠」像

主人公・花の相手役である木口は役についてきかれ、「普段演じる役と結構違うハード系な役で時代的には松田優作さんの時代の映画とか元々好きな映画のジャンルだったので、その辺の映画をもう一回見返して温度感みたいなものを取り入れられたらと思ってやっていたのですごい楽しかった」と語った。

▼互いの印象について

増田はこの映画の話が決まる前に木口の出演する映画『おんなのこきらい』(2014)を偶然観ていて素敵な俳優だと思い、ネットで名前を検索していたという。その後、相手役が木口だと知り驚き、すぐに「『おんなのこきらい』観ました」と本人に伝えたという。


一方、増田の印象を聞かれた木口も増田が出演する『全裸監督2』を観ていて「すごくいい女優さんだな」という印象があり、相手役が増田だと知り嬉しかったと語った。お互いの作品を観ていたからこそ共通の話題で会話できたことで現場もスムーズにいったと振り返る二人の仲の良さをうかがわせた。


さらに増田と幼なじみを演じた青木に増田の印象をきくと、ラブシーンの撮影でやり直しが続いた際に濡れ場を演じるのに慣れていない青木に対し増田が「大丈夫です。私に任せてください!」と言い、本当は増田は自分より年下なのに姉貴のように頼りがいがあったと述懐し会場を沸かせた。

▼先輩俳優との共演について

今回キャストに名前を連ねる本田博太郎と藤吉久美子について印象を聞かれた増田は二人とのエピソードを語った。本田とは待ち時間に3時間二人でしゃべる時間があり本田から「長年やっているけれど役者っていうのは人が出るよ。どんなに偽っていても人柄が出る。
素敵な女性でいてくださいね」と励まされたと言う。また藤吉久美子からは「主役はいいの、座っていなさい」と言われ、気を使わせない雰囲気を作ってもらったり、歌のシーンでは率先して拍手してくれたりとベテラン俳優二人と貴重な時間を持ったことを明かした。

▼メッセージ

最後に一言メッセージを求められた増田は「皆さんにこんなふうに集まっていただけるとも思わず最後列まで席が埋まっていてすごく幸せな気持ちです。観終わった皆さんに感想を一人づつ尋問していきたいくらい。SNSで#Lovesongとつけて呟いてくれたらイイねを押しまくりたい」と語って舞台挨拶を締めくくった。

映画『Love song』は10/26(木)まで池袋シネマ・ロサにて上映。10/28(土)からは大阪シアターセブンでの上映が決まっている。


映画『Love song』

【STORY】
「お前のことが好きだった、だから誰よりも幸せになってほしかった・・・」
シンガーの藤咲花を売り出そうと、花のマネージャー・猛はヤクザから覚せい剤をだまし取った。しかし所業はすぐにばれて、暴力団員の久住によって無残に殺害される。猛からの最期の伝言で薬のありかを知らされた花は鞄に入った薬を持ち、猛を撃った久住に復讐を誓う。そんな中、花は幼なじみの誠と偶然再会する。誠は昔、花と猛と 3 人で組んだバンドを脱退し、突然二人の元を離れていった過去があった。今は事業に失敗して多額の借金を返すための日々を送っている。
誠は猛がやくざから覚せい剤をだまし取ろうとして殺されたこと、花がヤクザから追われていることを知り、隠れ家のような狭い部屋に花をかくまう。
一方、薬を取り戻せない久住は手下の男たちと共に花を血眼で探していた。危険が迫る中、花と誠は離れていた時間を取り戻すように再び愛を奏で始める…。

増田有華 木口健太 山口大地
/藤吉久美子 本田博太郎

青木一馬 平山 大 牧野裕夢 広瀬彰勇 大川夏凪汰 佐藤真澄 角 謙二郎
監督:児玉宜久 脚本:村川康敏 宍戸英紀
企画:利倉 亮 郷 龍二 プロデューサー:江尻健司 北内 健 アシスタントプロデューサー:竹内宏子
撮影:中村耕太 照明:竹村 潤 録⾳:大塚 学 美術:石毛 朗 編集:高橋信之
助監督:ハシテツヤ 制作担当:赤間俊秀 ヘアメイク:中林希美子 スタイリスト:森 流星
スチール:阿部拓朗 音楽:Les.R-Yuka 整音・MA:嶋田 茂 音響効果:加藤博紀
キャスティング協力:関根浩⼀ 北野裕子 営業統括:堤 亜希彦
制作:レジェンド・ピクチャーズ 配給協力:マグネタイズ
2023 年/⽇本/85 分/カラー/ステレオ/R-15 作品 ©2023「ラブソング」製作委員会

公式サイト: https://www.legendpictures.co.jp/movie/love-song/
公式 Twitter: @Love_song2023

10/20 (金) より池袋シネマ・ロサにて上映!ほか全国順次公開

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