「ちば映画祭上映会 vol.4」2024年1月21日(日)開催決定。上映作品発表。

「ちば映画祭上映会 vol.4」2024年1月21日(日)開催決定。上映作品発表。

2024年1月21日(日)に、「ちば映画祭定期上映会 vol.4」の開催が決定した。今回の上映作品は、田崎恵美監督『海にしずめる』(併映『ふたつのウーテル』)と小山駿助監督『初仕事』。上映後には作品関係者をお招きしたトークも予定している。

■ 「ちば映画祭定期上映会vol.4」概要

名 称:ちば映画祭定期上映会vol.4
日 時:2024年1月21日(日)①11時~ ②14時~
会 場:千葉市生涯学習センター 小ホール(B1F)
千葉市中央区弁天3丁目7番7号
上映作品:①『海にしずめる』(併映『ふたつのウーテル』)②『初仕事』
料 金:各前売 1,000 円、各当日 1,300 円
前売は11月15日より PassMarket(パスマーケット)にて発売
定 員:各60名
主 催:ちば映画祭実行委員会
問い合わせ先:chibaeigasai@gmail.com(お客様用)
共 催:千葉市生涯学習センター
後 援:千葉市
協 力:株式会社両見英世デザイン事務所

■ 上映作品

『海にしずめる』(53分)2013年/日本

監督:田崎恵美 脚本:横川僚平、田崎恵美

出演:遠藤新菜、三浦英、石橋征太郎、北村岳子、真柳美苗、小宮一葉、田村健太郎、宮部純子、カトウシンスケ、藤田健彦、藤田みか

第16回 TAMA NEW WAVE ある視点 上映

ある兄弟の元へ一人の少女がやって来る。自分の本当の父親を知りたいと言うその少女は、兄弟のかつての幼馴染みの女に瓜二つであった。互いに心当たりのある兄弟は、自分の娘かもしれない少女の存在に困惑する-。

海にしずめる

併映『ふたつのウーテル』(2010年/15分)
監督・脚本:田崎恵美 出演:水口早香、澤田栄一

第64回カンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門ノミネート

母親を亡くした姉は、トラックで自分を捨てた父に会いにいく。父親を見捨てた弟は、あてもなく家を飛び出す。二つの昼と夜を越えて、姉弟の絆がつながりだす。

監督/脚本:田崎恵美(たざき・めぐみ)
1987年生まれ、鳥取県出身。監督作に『アンナと二階の部屋』(第32回ぴあフィルムフェスティバル企画賞、エンタテインメント賞)、『ハイランド』(第22回東京学生映画祭グランプリ)、『ふたつのウーテル』(第64回カンヌ国際映画祭短編部門正式出品)がある。

田崎恵美


『初仕事』(94分)2020年/日本/千葉県初上映/2022年劇場公開作品

監督・脚本・絵コンテ:小山駿助
出演:澤田栄一、小山駿助、橋口勇輝、武田知久、白石花子、竹田邦彦、細山萌子、中村安那

第33回 東京国際映画祭 TOKYOプレミア2020 上映

第21回 TAMA NEW WAVE コンペティション グランプリ / 男優賞受賞

写真館のアシスタントである山下は、赤ん坊の遺体の撮影を人づてに依頼され、良い経験になるかもしれないと依頼を受ける。赤ん坊の父親であり依頼主でもある安斎は、始め若い山下に戸惑うも、正直で実直な山下に心を許し、撮影が始まる。 山下はほんの少しでも利己的になっていた自身を恥じ、誠心誠意彼ら家族のために撮影に取り組もうとする。遺体の状態を考えると時間がないという状況も、山下の使命感に拍車をかける。美化すべきでないという倫理観は、目の前の状況に吹き飛ばされる。 一方、安斎は自分が写った一枚を客観的に見て、これはもう未練なのだと、行き場を失った親としての義務感が自身を突き動かしていたことに気付き、撮影に固執する山下を止めようとする。

初仕事

監督/脚本:小山駿助(こやま・しゅんすけ)
1988年10月25日生まれ。東京都出身。早稲田大学教育学部英語英文学科中途退学。大学在学中に監督、役者、撮影などを経験。CM制作会社や図書館での勤務経験がある。自主制作を続け、現在に至る。本作は長編初監督となる。

小山駿助

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