2023年12月13日（水）、映画『カーリングの神様』が長野県北佐久郡御代田町でクランクイン、監督を務めるのは、本木克英。人生の岐路で彷徨い悩む少女たちがカーリングを通して未来に踏み出す姿を描いたオリジナル脚本による劇場用映画作品。初日を迎えた本田望結、本木克英監督のコメント、クランクインの様子が到着した。
チームのエースとなる“スキップ”のポジションを担う主演には『ポプラの秋』以来の映画主演となる本田望結。本田と高校生カーリングチームを結成するのは“リード”の泉智奈津、“セカンド”の白倉碧空、そしてバイススキップとも呼ばれる“サード”を長澤 樹が務める。
撮影が行わる御代田町には、カーリングがブームとなる10年以上前に専用の施設である「カーリングホールみよた」がオープンした。ここは本州で最も歴史の長いカーリング専用施設であると同時に、日本で唯一民間運営されている施設で。
1998年の長野オリンピックから正式種目となったカーリング。その聖地とも言える長野の地で12月13日（水）から『カーリングの神様』の撮影が始まった。
■ 映画『カーリングの神様』
2006年のトリノ五輪で一気に爆発したカーリング人気。しかし、練習場の少なさなどもあり、日本カーリング協会に登録の競技人口は2500名程度に現在もとどまっています。そのことは競技の基盤となる施設の運営や維持に大きな影を落とします。そして、「氷上のチェス」と言われ、知力、体力、そしてチームワークが求められるカーリングに賭ける女子高校生たちを描く『カーリングの神様』の物語はこんな風に始まる――。
風光明媚な小さな町、長野県御代田町。経営難の民間のカーリング場を残したいという強い想いを抱える女子高校生たちがその再建に立ち上がります。最初はチームを作ることすらままならなかった彼女たちの情熱は、やがて周囲の大人たちも巻き込んでいきます。そして彼女たちは目標を見出します。御代田町で行われることになったカーリングの国際大会のエキシビジョン競技会への出場。果たしてかつてのチームメイトが所属する強豪チームを下して勝利を手にすることはできるのか…。
▼あらすじ
主人公は地元の女子高生たち。閉鎖の危機が迫る地元である御代田町のカーリング場を残そうと、地域の人々に呼びかけます。 さらにライバルチームに移籍したかつての仲間と御代田町で開催される国際大会のエキシビジョン競技会出場をかけて戦うことになります。 その姿を通して、地域との連帯や友情をはぐくみ成長する姿を描くスポーツ青春映画。
▼監督を務めるのは、本木克英
監督を務めるのは、本木克英。大きな壁にぶつかりながらも、子供の頃の純粋な気持ちを思い出すことで、再び夢に向かって奮闘する女子高校生たちを描く本作の監督は『超高速！参勤交代』（14）でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞。『空飛ぶタイヤ』（18）で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞している。
持ち前のストーリーテリングの才で、ウィンタースポーツという分野に挑む。そしてもう一つの話題がワールドカーリングツアー公認大会である「ニューイヤーカーリングIN御代田 2024」の開催に合わせての撮影となること。リアルな国際大会を背景にした本作に注目。
▼2023年12月13日（水）クラインクイン
12月13日（水）、『カーリングの神様』のメインの舞台となるカーリングホールみよたとその周辺で撮影が幕をあけた。この日の御代田町の気温は最高で８度、最低マイナス1度。冬晴れの寒い一日。好天に恵まれた中、外でのトレーニングシーン、４人が出逢い、チーム結成なるか？というシーンなどが撮影された。
凍えるような温度でも、女子高生役のキャストが揃うと撮影現場は自然に華やいだ空気になり、厳しいスケジュールながらも和気あいあいとした雰囲気でこの日の撮影を無事に終えることができた。
2日目からいよいよ氷上での撮影、本田望結は、「練習をみんなで一緒に頑張りましたので、リアルな映像をみなさんにお届けできると思います。」と、映像で語った。年明けまで、寒さと戦いながらの撮影が続く。
▼コメントおよび映像
◆メイキング動画
◆主演・本田望結（ほんだ みゆ）／清水香澄（しみず かすみ）役
「カーリングの神様」で主人公 清水香澄を演じさせていただく本田望結です。 3歳からフィギュアスケートを習っており、カーリング選手とは同じリンクを使用して、練習を共にしてきました。 この作品のお話をいただき、初めてフィギュアシューズではなく、カーリングシューズでリンクに入りました。氷に立った瞬間のあの怖さで、3歳の時父の手にしがみつきながら初めてリンクに入った時を思い出しました。 カーリングと出会い、カーリングと共に成長する女の子たちを、是非劇場で観ていただきたいです。 本木克英監督と谷本佳織さんのタッグ作品に携われるこの時間を噛み締めながら、皆様に素敵な作品をお届けできるよう、チーム一丸で挑みます！
◆本木克英監督コメント
この映画に関わるまでカーリングがこれほど奥深いスポーツであることや、長野県御代田町で盛んなことも知りませんでした。本田望結さんを始め、若く柔軟な出演者を通して、その魅力と真髄を観客の代表として伝えられたら嬉しいです。
▼出演者・監督プロフィール
◆本田望結（ほんだ みゆ）／清水香澄（しみず かすみ）役
2004年6月1日生まれ。京都府出身。3歳から芸能活動を始め、数多くの映画、ドラマに出演。近年の出演作はドラマ「らんまん」(NHK)、「少年のアビス」(MBS)、「ばかやろうのキス」(NTV)、映画「それいけ！ゲートボールさくら組」、「きさらぎ駅」など。フィギュアスケーターとしても活躍。
◆泉智奈津（いずみ ちなつ）／中澤優芽（なかざわ ゆめ）役
2005年6月8日生まれ。大阪府出身 幼少期より地元関西を拠点としてキッズモデルなどの芸能活動を始める。中学校時代にACTRESS INCUBATION 女優養成プロジェクトに参加し、舞台「ゲートシティの恋2020」にひかり役として出演。15歳で上京し現事務所で活動を開始。 主な出演作にNHK土曜ドラマ「ひきこもり先生２」ステップルーム生徒 神川琴音役 他。ストイックな一面とナイーブさで構成された無類の芝居好き女子高校生である。
◆白倉碧空（しらくら あおい）／牛山沙帆（いしやま さほ）役
2006年8月生まれ 大阪府出身 歌、小説執筆、筋トレ、料理好きな多趣味な現役女子高校生。得意なスポーツはバスケットボール。 2023年NTV「最高の教師 1年後 私は生徒に■された」では難関オーディションを突破しレギュラー生徒 穂積渚役を掴んだ。 EX森村誠一ミステリースペシャル「終着駅シリーズ(38）十月のチューリップ」他
◆長澤樹（ながさわ いつき）／工藤実乃梨（くどう みのり）役
2005年10月24日生まれ、静岡県出身。 2020年公開の豊田利晃監督作『破壊の日』でスクリーンデビュー。主な出演は、映画『光を追いかけて』(成田洋一監督)、『ハウ』(犬童一心 監督)、『ちひろさん』(今泉力哉監督)など。ドラマでは、時代劇「金と銀 あきない世傳」(NHKBS)に出演中。CMに数多く出演し、CCCマーケティンググループブランドムービー、日本生命などがある。そして「鈴乃屋」の2024年イメージキャラクターに就任した。
◆本木克英（もとき かつひで）／監督
1963年12月6日生まれ。松竹に助監督として入社後、木下恵介、森崎東、勅使河原宏ら名監督に師事する。98年『てなもんや商社』で監督デビュー。他に『釣りバカ日誌』シリーズ11~13(00~02)、『鴨川ホルモー』（14）、『おかえり、はやぶさ』（12）『超高速！参勤交代』シリーズ（14・16）、『空飛ぶタイヤ』（18）、『居眠り磐音』（19）『大コメ騒動』（21）、『シャイロックの子供たち』（23）など。群集劇、人間ドラマに秀でた才能を発揮している。
●カーリングホールみよた／撮影場所について
現役の屋内カーリング場としては最も歴史のある施設。そして唯一、民間団体で行なっているカーリング場でもある。
長野冬季オリンピック以来、日本中でカーリング熱が高まり、会員を始め多くのファンがその魅力を満喫しています。
●ワールドカーリングツアー ニューイヤーカーリングin 御代田 2024 https://ny2024.wctjp.org/
日程：2023年12月29日～2024年1月1日
会場：カーリングホールみよた
参加チーム 女子10チーム
大会について：オリンピックは４年ごと、世界選手権は毎年開催されますがそれ以外にも世界各地を転戦する「賞金ツアー大会」があります。成績により獲得したポイントは世界ランキングに反映され、五輪代表権やもっとも賞金額の高い「グランドスラム」への出場とつながります。本大会はそのツアーの一つ「ワールドカーリングツアー」の公認大会であり、2024年の世界最初の優勝者が決まる大会でもあります。
中継制作：テレビ朝日、BS朝日
映画『カーリングの神様』
出演：本田望結、泉智奈津、白倉碧空、長澤樹
監督：本木克英
配給：ラビットハウス
©2024『カーリングの神様』製作委員会（テレビ朝日、BS朝日、朝日新聞社、長野朝日放送、名古屋テレビ、北海道テレビ、文化工房、博報堂DY、CB 他）
Website：https://curlingnokamisama.com
SNS Instagram：@curling.kamisama ／ X：@CurlingKamisama
