『冗談じゃないよ』完成披露上映会。上映前舞台挨拶。僕には夢がある。僕の夢に力を貸してくれた皆に感謝。

『冗談じゃないよ』完成披露上映会。上映前舞台挨拶。僕には夢がある。僕の夢に力を貸してくれた皆に感謝。

4月25日(木)テアトル新宿にて、映画『冗談じゃないよ』の完成披露上映会が開催。上映前には舞台挨拶が行われた。登壇者は、海老沢七海、太田将熙 、鈴木武、松㟢翔平、雪見みと、サトウヒロキ、日下玉巳監督。本作制作のきっかけや思いをそれぞれに熱く語った。

【登壇者情報】

キャスト役名
海老沢七海江田マックス丈
太田将熙塩谷進
鈴木武望月礼哉
雪見みと榎本菜々子
松㟢翔平原翔太
サトウヒロキ田野昌
日下玉巳 石間このみ

■ 映画『冗談じゃないよ』

あらすじ
30歳が迫っている売れない役者、江田丈。オーディションを受け、荷上げのバイトで稼ぎ、仲間と酒を飲み、それなりに充実した毎日を送っていた。何に対してもただまっすぐに突き進んできた丈だったが、年齢を重ねるにつれ、周囲とすれ違い衝突することが多くなる。理想と現実の狭間で、愛する人たちを失いそうになった丈は..。夢を追うすべての人へ送る、若者たちの物語。

▼完成披露上映会 舞台挨拶レポート

MC
本日は映画『冗談じゃないよ』の完成披露上映会にお越しいただき誠にありがとうございます。
では、ゲストをお呼びしたいと思います『冗談じゃないよ』の主演の海老沢七海さん、そして出演の太田将熙さん、鈴木武さん、雪見みとさん、松㟢翔平さん、サトウヒロキさん、そして出演・監督の日下玉巳さんです。
ではこのメンバーでおおくりしたいと思います。一言ずつまずご挨拶いただきたいと思います。
海老沢さんから順にお願いいたします。

海老沢七海(江田マックス丈 役)
今回、映画『冗談じゃないよ』主演・企画を務めました、海老沢七海と申します。
完成披露上映へお越しくださり、誠にありがとうございます。よろしくお願いいたします。

海老沢七海
海老沢七海 


海老沢七海
ちょっと喋っていいですか?
僕には夢があって、国民的なスターになりたいんです。
「皆さんには夢はありますか?」っていうことを聞きたくて。

“夢を持つこと”っていうのはすごく人生を豊かにするものだと思っていて、“生活に目的を持つ”ってことはめちゃめちゃ大事なことで、叶うとか叶わないとかじゃなくて、やりたいことをやってるってことはすごく大事なことなんですよ。
今日この日が来ることが、これも僕の夢でした。僕の夢に力を貸してくれた皆さん、本当にありがとうございます。

この映画『冗談じゃないよ』の主人公は夢を持ってます。
夢を今持ってる人、夢半ばの人、夢を本気で目指したことのある人は、自分事のようにぶっ刺さると思います。
僕は俳優として、映画界を変えたいとかそういう大きいことは言えませんけど、変わらない自分を変えていくことはできると思ってます。それは皆さんも一緒だと思います。
これが言いたかったことです。ありがとうございます。

MC
ありがとうございます。それでは太田さんお願いします。

太田将熙(塩谷進 役)
塩谷進を演じました太田将熙と申します。
本当に七海くんがすごい熱い思いを届けてましたが、僕もすごく、このテアトル新宿という映画館がすごく大好きな映画館で、そして自分の本当に胸を張って届けたいと思える作品と一緒にこうやって、今、テアトル新宿に来られて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
これから上映だと思うので、初めての方、何度も見てくださってる方もいると思うんですけど、どうか、しっかりと楽しんでいただけたらなと思っております。本当に今日はありがとうございます。

太田将熙(塩谷進 役)

MC
よろしくお願いします。

鈴木武(望月礼哉 役)
初めまして。望月礼哉 役を演じました、鈴木武と申します。
僕は、映画に夢を見せてもらいました。
作り手になっても、見る側だったときでも変わらずに、今もずっと映画は僕の夢であり、生きる支えになってます。
それをこうして素敵な仲間たちと一緒に作り上げることができる、その場所を提供してくれた海老沢七海に本当に大きな感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてこうして、この劇場に足を運んでいただいた皆様にも、感謝の気持ちを申し上げたいと思います。ありがとうございます。

鈴木武(望月礼哉 役)

MC
では、雪見みとでさんお願いします。

雪見みと(榎本菜々子 役)
榎本菜々子役を演じさせていただきました雪見みとです。
この作品が、私の役者人生にとっては、初めて劇場で公開される作品ということになりました。
初めて公開される作品がこんなに熱い仲間と、このテアトル新宿さんという素敵な劇場で公開されることを本当にありがたく思います。皆さんぜひお楽しみください。よろしくお願いします。

雪見みと
雪見みと(榎本菜々子 役)

MC
松㟢さんお願いします

松㟢翔平(原翔太 役)
今日は皆さんご来場いただきありがとうございます。原翔太役の松㟢翔平です。
僕はあまり夢に向かって…とかっていう感じで生きてこなかったのですが、エビちゃんとは普段から一緒にご飯を食べたりしている中で、夢に向かって、今日という日に向かって、ずっとそわそわそわそわしながら、もっと何かいいアイディアがあるんじゃないかなとか、何かできること、自分にはもっとあるんじゃないかと、ずっと考えながらそわそわしているエビちゃんと、ずっといていいなと思って、すごくかっこいいし、面白い話になっています。
今日という日を迎えたエビちゃんを見て、僕もすごく嬉しくて、ちょっと心がワナワナしてます。
皆さん、今日本当にありがとうございます。よろしくお願いします。

松㟢翔平(原翔太 役)

MC
ではサトウさんお願いします。

サトウヒロキ(田野昌 役)
映画『冗談じゃないよ』、田野雅也役で出演しましたサトウヒロキです。本日は4月25日の午後6時45分に、いろんなご縁でこの映画館に集まってくださったことをとても嬉しく思います。
『冗談じゃないよ』は、七海さんの気持ちがあふれるように俳優を志す男の話なんですけど、本当に素敵な作品です。自分が世に出たいとか、いろんな勝手な思いから、小さいことから、いろんな人の縁が繋がって、そこでいろんなことを考えて作ってきた映画です。
それが皆さんの生活や頑張ってることの何かになれば…ならなくてもいいんですけど、それをつかみ取って劇場をでていただければと思います。本日はよろしくお願いします。

サトウヒロキ
サトウヒロキ(田野昌 役)

MC
ありがとうございます。
そして、監督。よろしくお願いします。

日下玉巳(監督および、石間このみ 役)
こんばんは。映画『冗談じゃないよ』の監督と石間このみ役を演じました日下玉巳です。
皆さんのコメントがあつすぎて、真面目に聞くと泣いちゃいそうなんで、話半分で聞いていました。

日下玉巳(監督および、石間このみ 役)


日下玉巳
映画を3年前ぐらいに海老沢さんと2人で企画し始めまして、そこから撮影して映画が出来上がったときに、どこで劇場公開できるかなっていう話を配給協力の直井さんとしました。そのときに、「こういう思いのある映画だから、一つずつ本当にかけたい劇場から声をかけていくのがいいと思うよ」っていうお話をいただきました。

それなら憧れのテアトル新宿から…みたいな感じで思いを伝えて、映画を見ていただいて今日があります。撮影からそういうちょっとした背伸びとか、こうなったらいいなといったことを実現してくれて幸せでした。
なので今日もこうやってたくさんの方に見に来ていただけて嬉しいです。
今日は何かを持って帰っていただけるようなことがあったら嬉しいです。よろしくお願いします。

MC
ちなみに去年のTAMA映画祭…11月かな、最初のそこから何回か先行上映をやっているんですけど、今日が初めてという方はどれぐらいいらっしゃいますか?

<会場内の多数の来場者が挙手>

MC
すごいですね。ありがとうございます。
改めてたくさんの方が今日、ここで初めて見るというタイミングになっております。
監督から海老沢さんに続いてしまうんですけど。
企画の経緯や海老沢くんとどういう状況で、どれぐらいに始まったんですか?

日下玉巳
最初は2人で…
私がすごいはしょって説明すると、海老沢さんがいろいろあって…これは後日…。
そこから、自分は30歳になる年だし、人生で初めての主演映画を一緒に作ろうっていうお話を聞いて、「よしやりましょう」っていうところから始まりました。
やらなきゃいけないっていう衝動がスタートですね。

海老沢七海
説明していいですか?
コロナ禍に仕事がなくなった時期がありまして、本当に仕事がなくて、もう全然オーディションもなくて、仕事がなくて、事務所からも煽られて、本当に悔しい思いが悪化してきて、見てないなそうなって、それでちょっとこのままじゃ駄目だって思って自転車に自転車に乗って、気持ちが落ちたんで物理的に上に行こうと思って、自転車こぎ続けたんです。こぎ続けた先が24時間超えてしまって、新潟の日本海にたどりつきました。
それで自分に自信を取り戻していって帰ってきて、たまちゃんにその話をしたら、「海老沢さんでドキュメンタリーを撮ったら面白そう」と言われたので、「だったら主演で、僕の長編で、代表作を作ってくれないか」っていうとこから始まったって感じですね。
日本海をなめたんです。日本海をなめて、「しょっぱい!」と言って、そこから帰りは新幹線で帰りました。自転車は折り畳みではなかったので、分解して。

▼上映前のメッセージ

MC
はい、そんな思いがね、詰まっているんですけども、太田さんから順に、今日は上映前ですけれども、それぞれ見どころと、お客様に今日お伝えしたいことを一言ずついただけたら、ちょうど時間になってくるかなという感じです。

太田将熙
本当に難しいんですけれども…
役者の話ではあるんですけど、さっき七海くんが、「夢を持ってますか?」っていうふうに言ったように、夢を持って今動いてる方も、そうじゃなくて、自分は何がしたいんだろうとか、何もなくてこうやって夢を話してる熱い人たちを見て、「私は何もないし…」って思ってる方も多分いらっしゃると思うんですけど、どんな方でも見て、「明日から何か楽しいことが待ってるかも…」とか、「何かチャレンジしてみようかな」みたいな、一歩踏み出せるきっかけになる映画になったらいいなと思っています。

でも、かといって、今風に言うとエモいみたいな感じに作ってるわけではないので、夢を持っているけど、人間って成功する人/成功しない人って絶対に生まれてきますし、そういう現実の厳しさみたいなのも痛感する映画にはなっていると思います。

だけども、とにかく体感してもらわないと…。皆さんのそれぞれの感想が多分変わってくると思うんですけど、本当に人間味が溢れる映画になってると思っています。何もうまいこといえなくて…

MC
いや伝わってると思いますよ。はい鈴木さんお願いします。

鈴木武
はい。本当にリラックスして見てもらえればいいなっていうふうに思います。肩肘張らずに映画館に。
皆さんどれぐらいの頻度で映画館に行かれるか、わからないんですけど、近年、映画館とか社会の流れを見ていると、みんな人に気を遣いすぎて、楽しめるものも楽しめてないような感じが僕は感じてしまっています。
なので、ただ笑いたいとこで笑ってもらって、泣きたいところで泣いて、今までにない、今まで思ってるような状態じゃないぐらいリラックスして見てもらっていいと思っています。

それは映画の力にもよるんですけど、そういう映画になってるので、もう全力で楽しんでいただければと思っております。はい。

MC
はい。鈴木さんありがとうございます。次、雪見さん、お願いします。


雪見みと
見どころで言うと、私はすごく好きなシーンがあるんです。
好きなシーンというか私の役はあのワンシーンしか出てないんですけど、予告にも使われていて、印象に残るシーンだと思うんですね。

まだ見てないのでちょっと詳しくは言えないのが悔しいんですけど、そこはもう本当に気楽にポンと見てるぐらいの気持ちで笑ってもらえたら嬉しいなと思っています。撮影現場でもすごく笑いが起きるような楽しい撮影だったという思い出があるので、本当なんかすごかったです。

こういう映画を熱い志を持っている…例えばアーティストさんや関係者の方が見てくださって、「すごく良かったよ」って言ってくれるんですけど、それこそさっき太田くんが言ってたけど、夢とかないみたいな、やりたいことがわからない人が見てどう思うのか…みたいなのは、私もすごく興味深いところではあります。
ぜひ皆さん、感想を。観終わったあとで、リアルな感想を寄せてほしいなって思っています。

MC
松㟢さんお願いします。

松㟢翔平
見どころのシーン…難しいですよね。「全然ないよ」と言ってもいいんじゃないかと。

役者が主人公の映画で、撮影シーンが出てくるんです。撮影シーンの裏側の撮影をしている撮影現場の写真をみていて「こういう風景ってあるよな」って思うところがいっぱいありました。
なので皆さん。もしそういうところに行ったことない人もいらっしゃるし、行ったことがある人もいらっしゃると思うんです。

オーディションのシーンを見て、本当に撮影現場ってこういうか感じなんです。
僕がすごく好きなシーンは、エビくんがすごくキュートで最高なので見てください。そこだけ見てくださいという意味じゃないですけど、雪見さんと同じおすすめポイントで嬉しいです。
ぜひぜひ見終わった後は、よい感想だけ X に書いていただいて、よろしくお願いいたします。

MC
はい。松㟢さんありがとうございます。サトウさん

サトウヒロキ
見所を伝えるのが難しいんですけど、役者が総勢41名で役付きで出ていて、七海さんが演じる主人公が俳優をやっていて、それだけの人数が周りに関わっていて、いろんなところでそれをすごく感じました。

多分それは夢を追ってなくても、夢を持っていても、人と関わって生きていかなきゃなんないんだってことをすごく僕は感じました。
なのでその辺りで何かを考えながら、あの男を追っかけてもらえればと思います。よろしくお願いします。

MC
最後に日下さんと海老沢さんにもう一度、フォトセッション後に一言いただきたいと思います。

▼フォトセッション

▼海老沢さん、日下さん 一言メッセージ

MC
はい、ありがとうございます。海老沢さん、日下さん、最後にもう一言いただいて終了しようと思います。海老沢さんからお願いします。

海老沢七海
改めまして海老沢です。この映画『冗談じゃないよ』は、僕の全てを注ぎ込みました。もうこれ以上出ないってぐらいです。
この作品を見て、少しでもいいなって思っていただいたら、一緒に何か面白いことができたらいいなって思っております。連絡お待ちしております。

MC
海老沢七海さんありがとうございます。
このあとね、喋るシーンがたっぷり出てまいりますのでご期待ください。
日下監督、お願いします。

日下玉巳監督
一つ注意点があるのを思い出しました。海老沢さんは劇中と比べて40キロ体重が増えてます。
映画を見たときに、「あれさっきの人、いない…」とか、混乱されてしまうかもしれませんが、大丈夫です。最初から出てきますから、それが海老沢七海さんです。

あと、私はこの映画を作るときに自分に向けてもなんですけど、夢が、“人の味方になったり、一緒に走ってくれたり、そういう主人公になったらいいな”と思って作りました。この映画を作り始めたときから、全てが奇跡的だし、一歩踏み出すことで世界って変わっていくんだなっていうことを思いまして。なので、この映画が皆さんの味方になったらいいなというふうに思います。

映画を楽しんでください。

MC
『冗談じゃないよ』は公開日が5月24日から、1週間限定レイトショーでございます。
よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

▼スタイリスト、ヘアメイク、着付け、協力

スタイリスト/松田稜平
ヘアメイク/yasushi goto , taiga noguchi , shoko kato
着付け/菜摘華
協力/OLTA


⚪︎海老沢七海

ジャケット ¥165000、パンツ ¥85800(Y’s for men ワイズプレスルーム 03-5463-1540)
ポンチョ ¥53900、アクセサリー ¥9900(COGNOMEN Sakas PR 03-6447-2762)
シューズ ¥10780(KEEN キーン・ジャパン合同会社)
その他、スタイリスト私物


⚪︎太田将熙


ジャケット ¥132000、パンツ ¥74800、シューズ ¥85800(Y’s ワイズプレスルーム 03-5463-1540)
シャツ ¥93500 (Y’s for men ワイズプレスルーム 03-5463-1540)


⚪︎サトウヒロキ


ジャケット ¥154000、タンクトップ ¥19800、パンツ ¥72600、シューズ ¥81400 (Y’s ワイズプレスルーム 03-5463-1540)


⚪︎松嵜翔平


メガネ ¥55000 (YELLOWS PLUS 眼鏡とクラフト at RUTTEN_ 03-6284-2675)
シャツ ¥44000、パンツ ¥46200、アクセサリー ¥9900(COGNOMEN Sakas PR 03-6447-2762)
シューズ ¥18700 (KEEN キーン・ジャパン合同会社)


⚪︎鈴木武

鈴木武


シャツ 、パンツ (TAKEO KIKUCHI ワールド プレスインフォメーション 03-6851-4604)
ジャケット、ベルト、シューズ (スタイリスト私物)

*以上全て税込価格。


⚪︎日下玉巳


きもの132,000円 、 帯 44,000円 、半衿・帯揚・帯〆・草履 参考商品

以上すべて きものやまと 問い合わせ先:株式会社やまと 0120-18-8880

その他アクセサリー、帯留、スタイリスト私物


⚪︎雪見みと


ゆかた33,000円、帯・帯〆・帯留・下駄 参考商品

以上すべて きものやまと 問い合わせ先:株式会社やまと 0120-18-8880

その他アクセサリー、スタイリスト私物


⚪︎旗

協力 若林健


▼予告編映像


映画『冗談じゃないよ』

キャスト
海老沢七海
太田将熙 辻(ニッポンの社長)
大橋未歩 日下玉巳 アベラヒデノブ 髙橋雄祐 サンディー海
佐野岳 松浦祐也 
竹下景子

監督 脚本 編集:日下玉巳 
©︎映画「冗談じゃないよ」製作委員会
2023/日本/5.1ch/カラー/89分/映倫区分G

公式サイト https://joudanjanaiyo.com

【公式SNS】
<instagram>@jodan_film  
<X(旧twitter)>@jodan_film 

5月24日(金)より、テアトル新宿にて、レイトショーほか全国順次公開

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