ドラマ「DOCTER PLICE」や今秋には主演作 『消滅世界』の公開も控えるなど話題作への出演が続く蒔⽥彩珠が主演を務め、碧⽊愛莉と共演した茨城の⽥舎町に住む⼥⼦⾼⽣カップルの⽇常と別れを描く短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』が9⽉26⽇(⾦)より新宿バルト9ほかにて公開されるにあたり、この度総勢11名からの応援コ
メントが到着いたしました!また、今回の発表に合わせてメイキング写真6点も公開。
9⽉27⽇(⼟)には新宿バルト9での公開記念舞台挨拶の実施も決定。

■ 短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』
あらすじ
16歳、茨城の⽥舎町に住む⼥⼦⾼⽣カップルの仁美(蒔⽥彩珠)と菜穂(碧⽊愛莉)。アイドルになることを夢⾒る菜穂を、仁美は献⾝的に⽀えていた。ある⽇、菜穂から「K-POPアイドルになるため韓国に⾏く」と告げられ、2⼈に突然の別れが訪れる。
▼ 公開記念舞台挨拶の実施決定
9⽉27⽇(⼟)には新宿バルト9での公開記念舞台挨拶の実施が決定
映画『サラバ、さらんへ、サラバ』公開記念舞台挨拶
登壇者(予定):蒔⽥彩珠さん、碧⽊愛莉さん、洪先恵監督
開催⽇時:9⽉27⽇(⼟)14:50の回(上映後舞台挨拶)
場所:新宿バルト9(新宿区新宿3-1-26 新宿三丁⽬イーストビル9階)
料⾦:2,200円
<チケット(プレリザーブ)>
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/sarabasaranghaesaraba/
プレリザーブ受付期間:9⽉20⽇(⼟)11:00〜9⽉23⽇(⽕・祝)23:59
当落発表:9⽉24⽇(⽔)18:00〜
決済⽅法:クレジットカード 枚数制限:1申込み4枚まで ⼿数料:別途あり
※チケットぴあでの⼀般販売はございません
▼メイキング素材も公開






▼総勢11名からの応援コメント
愛し合うふたりの前に⽴ちふさがる、
愛、排除の理不尽な⼤⼈社会〈アイドル産業〉。
愛を捨て、夢のために⾶び込みたい菜穂と、
愛にとどまりたい仁美。韓国から廃ペットボトル製のロケットに跨り⾶んできた、
愛の伝道師・ほんソネ⽒の才気煥発な26分。傑作だったわ!
― 港岳彦(脚本家)
空気は映像に映らない。
でも、『サラバ、さらんへ、サラバ』。 このタイトルの隙間や、⼩さなげっぷ、ペットボトルの中にも、⼆⼈
が吸って、吐いて、⼼臓をめぐったこの街の空気がたしかにあった。 ふたりだけの切実な儀式を映画がおおら
かに抱えているようだった。
―⾦⼦由⾥奈(映画監督)
誰にも触れることすらできないはずだった“私たち”の絆。
そこに無情にも介⼊してくる社会の暴⼒性を前に、⼆⼈は別れを決意する。
傷つけ合いながらも、⾃分と、相⼿と、過去と向き合う。
別れ⽅を模索する過程は、⼆⼈の関係を彫刻していくようだった。
⾃分たちにはどうしようもできない理由で別れることはある。
しかし、別れのかたちは“私たち”の⼿で作り上げることができるのだ。
―佐々⽊ののか(⽂筆家)
彼⼥たちの関係を、誰にもなかったことになんかできない。かっこ悪くても恥ずかしくてもいいから、はじま
りだけじゃなくて別れだって⾃分たちで決めたいよねという直向きさに、私はこんなふうに別れと向き合えて
これた?と、過去の⾃分を思わず振り返りました。今この世界を⽣きているどんな関係性の⼆⼈も、別れを誰
かに奪われるなんてことがなくなりますように。そう祈りたくなる。
―⽵中万季(編集者)
⼈を好きになること、その⼈もまた⾃分を好きでいてくれること。
たとえその先に別れがあったとしても、どちらともなく互いの頬に触れ合ったあの瞬間の煌めきを、
どこからともなく⼆⼈の肌を包んだあの光の眩しさを、わたしたちは、あなたたちは、到底忘れないだろう。
茨城で暮らすひと組の⼥⼦⾼⽣カップルが、煌めく眩しい“今”を⽣きていた。
⻘い靴紐、⻘い炭酸⽔、その向こうに抜けるような⻘い空。
それでも私には、⽥んぼの中で⼆⼈が⽴てた濁った⽔しぶきこそがもっとも蒼く、透き通って⾒えた。
私はそれをちゃんと⾒ていた。
―丘⽥ミイ⼦(⽂筆家)
別れはどうしようもなく寂しく悲しいものだけど、わたしはこの2⼈を画⾯越しに⾒ながら微笑んで、涙ぐん
で、でもやっぱり微笑んでた。⽇本の、茨城の、⾼校⽣の、レズビアンカップルを描いたこの映画があってよ
かったと思う⼈がたくさんいるはずだし、⾒て欲しい⼤切な⼈の顔が浮かんだ。
―⼭⽥由梨(作家・演出家・俳優)
別れのとき、さびしいより、悲しいより、かっこつけたい。みんな綺麗にいなくなろうとしたり、かっこよく
思い出と⼀緒に空へ⾶んで⾏こうとしたり……だけど⼤抵かっこ悪くて、ドロドロで、でも清々しくて、⼤嫌
いで、愛していて。綺麗に終わらない。だからこそ、きっと何かがその先に続いていく。
2⼈らしく⽣きている姿をもっとみたい。現実はまだまだ、必ずしもそうできるとは限らないから。
―イシヅカユウ(モデル・俳優)
⼾惑いながら未知の世界へ⾶び⽴とうとする菜穂を前に、⽥舎のまんなかで、「사랑해」の向こう側へ⾶んで
⾏こうとジタバタする仁美。
やはり⼾惑いジタバタしながらここに⾶び込み、ここへ⾶び越えてきた洪先恵(ホン・ソネ)監督が、今ここ
で描く物語だからこそ、それは「サランへ」ではなく「さらんへ」なのだろう。
愛と夢、そして理不尽な現実の前で、⼾惑いジタバタしながらも、「サラバ」だって⾃分の⼿でしたいのだ。
―ハン・トンヒョン(⽇本映画⼤学教授)
この作品に漂う、⾃然でありながらも独特な空気感がとても好きです。舞台となる町にも不思議な魅⼒があふ
れ、まるで作品そのもののように、想像⼒に満ち、私たちの想像をやさしく受け⽌めてくれる。
私たちはこの世界と、まだどんな関係を結べるのだろう。──たとえ受け⾝に⾒える環境であっても、誰かを
愛おしく想うまなざしを通すことで、⼼を動かし、憧れを抱かせる世界が広がっていることに、この作品は気
づかせてくれる。
また、⼈⽣のどんな時期にあっても、どれほどの不安や苦しみに向き合っていても、私たちはもしかすると、
ほんの少しだけ踏ん張る⼒を持てるのかもしれない。──常識や必要性から少しはみ出した、⼀⾒ささやかな
その⼒で、⾃分の歩んできた道を静かに讃え、失われてゆくものに、かけがえのない愛と祝福をささげる。─
─そんな営みこそが、「映画」なのかもしれない。 ―蘇育賢(スー・ユーシェン)映画監督
⼭形国際ドキュメンタリー映画祭2025 インターナショナル・コンペティション 『公園』
靴ヒモさえも愛しい。多感で不器⽤で、エネルギッシュで優しさや不安定さに溢れていた頃。とにかく愛が丸
ごとすべてだった。⼆⼈のまっすぐさに、思いきり、あの頃を思い出しました。素敵な物語でした。
―Yuka Sawaguchi(The Breakfast Club 代表)
この映画と似たようなテーマの映画やドラマは星の数ほどあるのに、胸に迫ってくるものは
その中のごくわずかしかない。
作り⼿と演じる俳優がとことん誠実に作品に向き合っているからだろう。
⼤切な⼈との⼈⽣の分岐点での別れが、そんな経験もないくせに、⾃分事のように胸に突き刺すような痛みと
なって伝わってくると同時に、でも⼈を愛することはどうしたって素晴らしいことなのだという爽快さにもま
みれ、間違いなく明⽇を⽣きる活⼒になる映画だった。
―⾜⽴紳(脚本家・映画監督)
※敬称略/順不同

イハフィルムズが配給を務める短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』は、2025年9 ⽉26⽇(⾦)より新宿バルト9、横浜ブルク13、T・ジョイ梅⽥、T・ジョイ博多ほかロードショーとなります(以上の劇場では、特別興⾏を除き”鑑賞料⾦1,000円均⼀”を予定)。
尚、本作の公開にあたり本作のシナリオが掲載された劇場パンフレット(価格:990円)の販売も決定。
洪先恵(ホン・ソネ)監督プロフィール:
1996 年⽣まれ、韓国出⾝。韓国芸術総合学校映画学科に⼊学後、⽇本映画に関⼼を持ち、⽇本映画⼤学脚本コー
スに編⼊、卒業。⻑編脚本『富⼠⼭がついてくる』が、第32回新⼈シナリオコンクールを受賞。レズビアンとし
て学⽣時代を過ごした⾃らのセクシュアリティと実体験をもとに描いた本作で初監督を務める。
短編映画『サラバ、さらんへ、サラバ』
<作品概要>
出演:蒔⽥彩珠、碧⽊愛莉、テイ⿓進、⽯崎なつみ、笠本ユキ、涌⽥悠
脚本・監督:洪先恵
撮影:古屋幸⼀ 照明:加藤⼤輝 録⾳:⽊原広滋
美術:森⽥琴⾐ ⾐装:⼩宮⼭芽以 ヘアメイク:タカダヒカル 助監督:内⽥新
⾳楽・⾳響効果:Steve Licht カラリスト:⼭⽥裕太 EED:⼩林明⽇美 ⾜⽴淳 MA:草⼭洋次
プロデューサー:三⽑かりん プロデューサー補:太⽥垣百合⼦ ラインプロデューサー:村⽥潤
製作・制作:テレビマンユニオン 配給・宣伝:イハフィルムズ
(1.85:1/ステレオ/26min) ©テレビマンユニオン
◼公式X、Instagram @sarabasaranghae
◼公式サイト:https://sarabasaranghaesaraba.com/
9⽉26⽇(⾦)より新宿バルト9ほかにて公開
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