O-VER-KiLL、1周年記念ライブで決意表明 「豊洲PIT埋める」目標掲げ2年目へ

4人組ロックアイドルグループ「O-VER-KiLL」は、デビュー1周年となる2025年10月8日、目黒のライブハウス鹿鳴館にて記念ワンマンライブを開催した。2024年10月8日のデビューから1年を経て行われたこのライブは、メンバーにとって「初めてのワンマン」として位置づけられ、満員の会場でファン(プレイヤー)と共に迎えた大切な日となった。また、ライブでは、リーダーのSARiNAが作詞を担当した新曲「モノクロデイズ」が初披露された。

メンバーの葛藤と新たな決意

ライブの終盤、メンバー4名はこれまでの活動を振り返り、率直な思いを語った。RAiSAは、主催ツアーが始まる前の5月頃、“1周年のタイミングである10月8日にグループを「辞めようかな」と考えていたこと”を初めて告白し、会場に衝撃を与えた。明確な理由はないが「無理かも」と感じていたという彼女は、自身には才能がない代わりに、努力できることが唯一の取り柄であると考え、逃げ出すことなく継続を決意したと語った。RAiSAは、今日集まったファンの声を聞き、「私、辞められねえな」と決意を固めた。

KiLUAは、当初社長から簡単な振り付けで良いと言われていたにもかかわらず、ダンスへの強いプライドから「勝手に難しくしちゃいました」とカミングアウトし、それが原因でメンバーと喧嘩になった過去を明かした。しかし、難しい振り付けにも関わらず成長してくれたメンバーに感謝を伝え、ファンに対し、これからもO-VER-KiLLについてきてほしいとメッセージを送った。

MiYUは、この1年間を振り返り、毎日のフラッシュバックとして浮かぶのは「メンバー4人ともうプレイヤーのみんなの顔しか出てこない」と語り、デビュー前の短期間で5曲の歌とダンスの習得に励んだ努力の日々を回想した。O-VER-KiLLは「まだ今日で1歳」であり、今後もメンバー、運営、ファンが一丸となって協力し、上を目指していきたいと抱負を述べた。

リーダー宣言「豊洲PITを主催イベントで埋める」

そして、リーダーのSARiNAが、アイドルとして成功するパターンは無限大にあり、2年目はO-VER-KiLLとしての「色を探し」ながら、もっと「強く」なっていきたいと語った。

その上で、グループの具体的な目標として、過去にライブを行った「豊洲PIT」での雪辱を誓った。SARiNAは、過去の豊洲PIT公演が「本当にアウェイで全然観客を巻き込めなくて、非常に悔しい思いをした」と明かし、来年(2周年)の目標として「豊洲PITでパキル主催のイベントをして多くの観客で埋めたい・埋めます」と力強く宣言した。

最後にファンが抱く「期待」に対し、その「期待をはるかにびっくりさせて、みんなを裏切るぐらいもっとさらに上に行けたら」と述べ、2年目への飛躍を誓い、熱気あふれる記念すべきデビュー1周年記念ワンマンライブを締めくくった。


1ST ANNiVERSARY ONE-MAN-LiVE のためか、この日のライブバスでは、全曲静止画・動画撮影可でした。
11分ほどにまとめた内容をお楽しみください。

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Hajime Minamoto

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