四月の余白

『ミッシング』『空白』の𠮷田恵輔監督最新作『四月の余白』公開決定!主演・一ノ瀬ワタル×共演・夏帆で描く、痛みと再生の物語

『ミッシング』『空白』など、人間の業や社会の歪みを鋭くも温かい視点で描き続け、映画ファンから絶大な信頼を集める𠮷田恵輔監督。その待望の最新作『四月の余白』の公開が決定しました。主演にはNetflix『サンクチュアリ -聖域-』での熱演が記憶に新しい一ノ瀬ワタルを迎え、共演に実力派の夏帆、そして監督に見出された新星・上阪隼人が集結。痛みを知らない少年と、彼に本気で向き合う大人たちの生々しい葛藤を描く。観る者の魂を激しく揺さぶる、衝撃と感動の人間ドラマがいよいよそのベールを脱ぐ。


■𠮷田恵輔監督が描く、新たな衝撃と感動の人間ドラマ

『ミッシング』『空白』などで、人が目を背けたくなるようなセンシティブな感情を描き続けてきた𠮷田恵輔監督の最新作『四月の余白』が、2026年6月26日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開されることが決定した。

本作は、𠮷田監督自身が多感な時期に出会った非行少年や彼らを取り巻くコミュニティをモデルにしたオリジナル脚本作品です。人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子供たちに本気でぶつかりながらも寄り添おうとする大人たちの、生々しいもがきが描かれます。「どうしようもない人間を、どうしようもなく愛する」という𠮷田監督の真骨頂であり、新境地とも言える作品が誕生!

■主演・一ノ瀬ワタルほか、実力派と新星キャストが集結

主人公の西健吾を演じるのは、Netflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』で世界にその名を知らしめた一ノ瀬ワタル。元半グレで、現在は更生施設「みらいの里」の寮長として、荒れる子供たちに本気で向き合う難役に挑みます。自身の格闘家としての経験も活かされた、不良グループとのリアルなアクションシーンにも注目です。

西と共に少年に向き合う中学教師・草野冬子役には、『海街diary』などで高く評価される夏帆。対話での解決を目指す教育方針と、ブラックな職場環境の間で摩耗していく教師像を繊細に体現しています。 そして、周囲の大人たちを翻弄する中学3年生の少年・海斗役には、𠮷田監督に抜擢された新星・上阪隼人が起用された。

そのほか、海斗の両親役に篠原篤、占部房子、同級生の不良役に『茜色に焼かれる』の和田庵など、実力派から注目の若手まで多彩なキャストが脇を固めている。

■特報映像&場面写真が解禁

公開決定にあわせて解禁された特報映像は、留置場の面会室での衝撃的なシーンから幕を開けます。「先生……人が痛くても、俺はちっとも痛くないんだけど」と言い放ち、理由なき暴力を繰り返す海斗(上阪隼人)。そんな彼に対し、「変わらない子はいない」と信じて疑わない西(一ノ瀬ワタル)は、時に激しくぶつかり合う。

ひとの痛みを理解できない少年の危うさと、真正面から向き合い続ける大人たちの切実な願いが交錯する、胸を締め付けるような映像となっている。

https://youtu.be/aNgAzvWy14k



■キャスト・監督コメント

一ノ瀬ワタル(西健吾 役)
西健吾という過去に悪かった男が、現在では子供達の更生施設を運営している所から物語がはじまります。
四月の余白のスタッフに小学校の先生をやられていた方がいて、その方は一旦教師を辞めて社会を学ぶ為にいろんな仕事をして経験を積んでると仰っていました。
確かに学校で学ぶ事って勉強だけじゃないし、西健吾みたいな人生を歩んできたからこそ子供達に教えれる事ってあるんじゃないかなって思いました。
子供達の為に体罰は必要なのか、何が子供達にとっての幸せなのか。
人は更生できるのか。過去の罪は許されないのか。
この映画を観終わった後に、皆様の心に問う作品だと思います。
「四月の余白」ぜひ劇場でご覧ください。

夏帆(草野冬子 役)
初めての𠮷田組は、毎日とんでもないスピードでぐんぐん進んでいき、的確で無駄がないのに、遊び心のある𠮷田さんの演出に、ただただ圧倒されるばかりでした。
わたしは冬子という教師を演じています。人を指導することのむずかしさ、歯痒さ、そして罪を償うこととは?
許すこと、許せないこと、答えのない問いに精一杯向き合いながら演じさせていただきました。
一ノ瀬さん、そして上阪くんをはじめ、生徒役のみなさんと対峙した時間が、今もまだ強く記憶に残っています。ぜひ、劇場に足を運んでいただけたらうれしいです。

上阪隼人(澤海斗 役)
作品への出演が決まったときは、大きな喜びと同時に身の引き締まる思いがありました。
常識にとらわれず、ユーモアと深い洞察をあわせ持つ𠮷田監督の現場は、常に和やかで笑いに満ちており、理解が難しい場面についても丁寧に向き合ってくださったことで、ある意味で「素の自分」で役を演じる事ができたと感じています。
その年頃にしか分からない親や社会への反発心、
何が彼(海斗)をあんなふうにさせてしまったのか、役と向き合う中で、僕自身も多くのことを考えさせられました。
この作品は自分自身の人生を大きく変える一本になると思います。初めての経験も多く、何が本当の正解かはまだ分かりませんが、この作品に僕は全力を注ぎました。
人生の中で𠮷田監督の作品に携わり、海斗として生きた時間は、僕にとって一生の宝物です。

𠮷田恵輔(監督・脚本)
この物語は私の実体験や、周りで起こったことをベースに書きました。
子供の頃に育った地域は治安が悪く、不良からヤクザになる人が沢山いました。
私も誰かを傷つけたり、暴力を振るう事に罪悪感など考える事がなく、それが当たり前と思っている環境でした。
その環境でも仲間や、理解のある大人との出会いで少しずつ、まともになっていった気がします。
しかし、その成長過程で、飛び抜けて狂気に走る子供が何人かいました。
皆が痛みの限度を知る中で、全く共感性などの理解がなく、仲間の中でも孤立していき、嘘をつき、弱い人間を徹底的に痛めつけ全てを奪う。
そういう子供は、喧嘩が弱く、強いリーダーの陰に隠れて悪さをするタイプが多かった気がします。

当時の学校教育は、教師が生徒を叩いたり、力でねじ伏せていました。
そこで、ゲンコツの痛みを知って大人の階段を登る時代でした。
しかし、現在の教育では教師が生徒に手を挙げる事ことは、当然ダメで強く叱ることも、場合によってはクレームがくる状況です。



映画『四月の余白』

【STORY】
元半グレで元受刑者の過去を背負う西健吾(一ノ瀬ワタル)は、海の見える地方都市で全寮制更生施設「みらいの里」を運営している。
実体験を糧に道を踏み外しかけた子供たちに体当たりで向き合うが、体罰も辞さない更生方針は教育関係者から批判されていた。
ある時、中学教師の冬子(夏帆)から手に負えない生徒の海斗(上阪隼人)と、鑑別所帰りの悠について相談を受ける。
2人に会った西は、一瞬で海斗の狂気を見抜いた。激しい家庭内暴力に疲れた母(占部房子)も息子を「みらいの里」に託すと決意するが、
海斗は施設でも寮生とトラブルを起こして脱走。さらには傷害事件で逮捕されてしまった。
西は海斗の父(篠原篤)から責め立てられた。若い頃、西にリンチされ、左脚に障害が残ったというのだ。
記憶のない過去と向き合う西にできる贖罪は、海斗を更生させることだけ。「ひとは変われる」と信じて新たな取り組みに踏み出すがーー。



監督・脚本:𠮷田恵輔
出演:一ノ瀬ワタル、夏帆、上阪隼人、篠原篤、占部房子、山﨑七海、和田庵、髙田万作、松木大輔、小沢まゆ、パトリック・ハーラン

配給:アークエンタテインメント
©2025 N.R.E

2026年6月26日(金)新宿ピカデリーほか全国公開

この記事を書いた人 Wrote this article

Hajime Minamoto

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