映画「ムーンライト・ダイナー」初日。神威杏次監督「僕は撮りたい映画を撮っているだけ」

映画「ムーンライト・ダイナー」初日。神威杏次監督「僕は撮りたい映画を撮っているだけ」

3月5日(土)、池袋シネマ・ロサにて、映画『ムーンライト・ダイナー』の上映初日を迎えた。初日舞台挨拶には、神威杏次監督、主演の菅井玲、神威監督作全作品出演の坂本三成、萩原佐代子、筒井巧が登壇、本作の見どころ、オファーを受けての想い、神威組の現場について語った。

ムーンライトダイナー

■映画『ムーンライト・ダイナー』初日舞台挨拶

舞台挨拶の冒頭、神威杏次監督は次のように語った。

神威杏次監督
昨年は『スモーキー・アンド・ビター』で池袋シネマ・ロサで上映させていただいたんですけども、その時は実は緊急事態宣言で、この舞台挨拶ができなかったんですね。二年越しの今日は夢の登壇をさせていただきました。

ムーンライトダイナー
神威杏次監督

神威監督から、「2018年の神威組第一作目『マイガール』から全作品に出てもらっている神威組不動の4番バッター」と紹介された坂本三成さんは、神威監督の映画の見どころについて次の様にコメントした。

坂本三成
神威監督の映画は、『マイ・ガール』の頃からロケ、セットにめちゃくちゃこだわっています。めちゃくちゃかっこいいところを探し出して撮影するんです。神威監督の世界観に合うところが日本のどこにあるんだっていうくらいすごくロケハンに苦労するんです。今回も神威組総出で探しました。どこで撮ったのこれっていうのを想像しながら、ちょっと楽しんでいただければなと思います。

ムーンライトダイナー
坂本三成

神威監督が、ずっと主演をやってもらいたくて、数年前からの念願がようやく叶って出てもらったという菅井玲さんは、神威組について次のように語った。

菅井玲
みなさん優しいです。私は『ムーンライト・ダイナー』から初参加で入れてもらったんですけど、困ったことがあったら、役者さんみんなが集まってくれてアドバイスしてくれて、すごいリラックスして、常に現場にいられました。

ムーンライトダイナー
菅井玲

去年『スモーキー・アンド・ビター』に出てもらいって、本作が出演二作目ながらも、すっかり神威組のコアメンバーになっているという萩原佐代子さんを神威監督は、萩原さんの代表的な役、科学戦隊ダイナマンのピンクさんとして紹介。萩原さんは神威組について次のように感想を述べ、笑いを誘った。

萩原佐代子
今の菅井玲さんのお話で、女優陣に優しい神威組の話をしていらっしゃいましたが、改めて私は男優として、この場にいるのだと思いました。

ムーンライトダイナー
萩原佐代子

昨年の『スモーキー・アンド・ビター』から参加していただきましたという。筒井巧さんは、「世界忍者戦ジライヤ」の主人公ジライヤ役を演じた役者。筒井さんは、自身と萩原さんで演じた夫婦役を次のように語った。

筒井巧
萩原さんと演じた役は、馬鹿夫婦・バカップルです。どの辺がバカップルかっていうのを三つぐらい探してもらったら嬉しいです。

ムーンライトダイナー
筒井巧

また、当日急遽劇場に参加した中川ミコさんは、当日のスチール担当として、客席から挨拶をした。

ムーンライトダイナー
中川ミコ

神威監督は、自身の映画に対する思いを次のように語った。

神威杏次監督
今、僕が好きな「こういうものを撮りたい」という映画を撮ってるだけですね。それが正しいかどうかわかんないすけど、でもなんか映画が映画らしい時代、自分が好きだった頃のヨーロッパの映画を真似してやっているので、「映画を観たな。映画って面白いな」と最終的に思ってもらえればありがたいです。

ムーンライトダイナー

初日舞台挨拶の模様

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