地域×食×高校生をテーマにした「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」第4弾となる青春SFファンタジー映画『ハローマイフレンド』が3月14日、新宿K’s cinemaほかで全国順次公開を迎え、公開初日舞台挨拶が行われた。本作は清瀬市の市制施行55周年を記念し、全編が同市内で撮影された話題作である。舞台挨拶には初主演を務めた蒼井旬をはじめ、山岡樹、村山暁、ケンゾウ・マルティニ、横溝菜帆、村松和輝ら若手キャストと市井昌秀監督が登壇し、和やかな雰囲気の中で作品への熱い思いや貴重な撮影の裏側を語った。

メガホンを取った市井昌秀監督は、映画完成までの約1年間、実際に清瀬市に住み込んで制作に臨んだという。監督自身が「こんなに撮影が楽しかったのは初めて」と振り返るほど、現場は常に笑い声が響く環境だった。また、劇中では市を過剰にPRするのではなく、清瀬の名産であるニンジンや街の風景をドラマの展開にさりげなく溶け込ませるよう工夫したとこだわりを明かした。
SF映画部の高校生を演じたキャスト陣は、3時間に及ぶ異例のワークショップ形式のオーディションを経て選出された。本倉颯役で主演を務めた蒼井旬と村上日向役の山岡樹は、オーディションの段階から同じチームで芝居をしており、勝手に撮影現場が想像できるほどの直感的な絆を感じていたという。山岡は、親友でありながらも颯への尊敬や信頼が表れるような演技を心がけたと語った。また、田中和組役の村山暁は監督の要望に応え、役作りのために体重を約10キロ増量して撮影に挑んだエピソードを披露した。一方、凡子役のケンゾウ・マルティニは、スケジュールを勘違いしてオーディションに遅刻するハプニングに見舞われながらも、チームの輪に入り絆を深められたと英語を交えて回顧した。
ヒロイン役の横溝菜帆は、当時ニュージーランドに留学中だったためオンラインでオーディションに参加した。市井監督は当初リモートでの審査に難色を示していたが、画面越しからも伝わる圧倒的な魅力に惹かれ抜擢を決めたという。物語の鍵となるエイリアンの英作役を演じた村松和輝は、真夏の撮影において毎日2時間かけて特注のスーツと特殊メイクを装着する過酷な日々を送った。横溝はそんなエイリアンとともに、商店街で50名から60名もの清瀬市民とダンスを踊ったシーンが非常に楽しく印象深かったと笑顔を見せた。

撮影期間中に18歳の誕生日を迎えた蒼井は、毎日同じチームで作品を作り上げることで生まれた結束力や連帯感に感謝の意を示した。さらに観客に向けて「何かを作ってみることの尊さが世の中に伝わるはず。SNSや口コミで、絶賛でも酷評でも構わないので誰かに伝えてほしい」と熱弁を振るった。蒼井が3週間だと感じていた撮影期間について、市井監督が実は過酷な2週間だったと暴露して会場の笑いを誘う一幕もあり、監督自身も忖度のないリアルな言葉で感想を広めてほしいと呼びかけた。

映画『ハローマイフレンド』
<ストーリー>
夏休み、少年たちに起きた青春SFファンタジー
SF映画が大好きな颯は、エイリアンの映画を撮りたいと密かに思っているが、前作を酷評されたことにより、弱気になっていた。
夏休み前のある日、清瀬の森に何かが落ちてきた!本物のエイリアンに遭遇する映画部の4人。
颯の幼馴染で映画好きのイケメン陽向(助監督)、陽気で頭が良いメガネ男子のボンシャン(照明担当)、
ぽっちゃりマイペースで音楽好きな若水(録音担当) 、劇中映画のヒロイン真央子、雑誌モデルのセナ、真面目な委員長ユリ、
元映画監督の丸ちゃん、そしてエイリアン・・・
高校2年生の夏休み、ちょっと変わった仲間たちとの映画づくりが始まろうとしていた。
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監督:市井昌秀(「ハルチカ」「台風家族」「犬も食わねどチャーリーは笑う」)
脚本:市井昌秀 木乃江祐希
出演:蒼井旬 山岡樹 村山暁 ケンゾウ・マルティニ
横溝菜帆 大友一生 小寺結花 三木彩音 安藤冶真 村松和輝 本間淳志
赤司ステファニー(ステファニー・アリアン) 一宮レイゼル
西堀亮(マシンガンズ) 釈由美子 萩原聖人
企画:清瀬市シティプロモーション課 キネマ旬報企画 制作プロダクション:SS工房
配給・宣伝:キネマ旬報企画 製作:映画24区
2026年/日本/シネマスコープ/5.1ch/カラー/109分
映画24区
2026年3月14日(土)より新宿K’s cinema他全国順次公開

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