神威杏次監督最新作『7WAYS』製作を発表。製作支援クラウドファンディング開始。

神威杏次監督最新作『7WAYS』製作を発表。製作支援クラウドファンディング開始。

神威杏次率いる“神威組”の最新長編映画『7WAYS』の製作が発表された。神威組は前作の『ムーンライト・ダイナー(2021)』など、2018 年から年に一本のペースで映画製作を続けている。過去作品の製作資金は一貫してクラウドファンディングで調達されており、前作、前々作(『スモーキー・アンド・ビター』)同様、応援するファンと一丸となっての製作から、劇場公開、さらには映画祭への進出へと進む道のりが始まっている。

7WAYS

■ 神威杏次のコメント。その作風。

神威杏次
脚本のみならず「アッと驚く映像マジックを仕掛ける」。

7WAYS
▲脚本・監督・出演の神威杏次『ムーンライト・ダイナー』より

毎回、オリジナル脚本も手掛ける神威杏次の作風は「類似作品を挙げるのが難しい」と言われるほど、唯一無二の世界観と手法を貫く“無国籍ハードボイルド”。『ムーンライト・ダイナー』では、時間軸が大幅にずれた複数のエピソードが同時進行。最も長い時間差が実に 30 年あったことが映画の後半でわかる“時系列マジック”など、難解でトリッキーな脚本構成が特徴。
一筋縄ではいかない脚本構成と、オールドスタイルを模倣したフィルム映画のような質感で、「中毒性が高い」とされる独自の作風に、例年、東京と大阪のみでの小規模公開ながら、地道に熱烈なファンを増やしている。

■ 出演者の顔ぶれ

出演は、神威組の常連メンバーを中心に固められ”初代カムイガール”中川ミコが満を持しての長編初単独主演。他に、坂本三成、工藤俊作、萩田博之、平塚千瑛、萩原佐代子、牧野美千子ら、ファンにはお馴染みの顔ぶれが並ぶ中、1996年『電波少年!』のヒッチハイク企画でブレイクし、現在は主に舞台で活躍している森脇和成が初参加となる。

■ 公開済み作品情報

現時点で公開されている作品情報は「神威組初のシリアス・サスペンス・ハードボイルド」であるという事のみ。事前公開されている CAMPFIRE のクラウドファンディングのページ内には「神威組純血メンバーによる圧巻の演技合戦になる」とのこと。撮影は今秋に予定されており、来年 2023 年の劇場公開を目指す。

■ 「神威杏次監督最新作『7WAYS』製作支援プロジェクト」

クラウドファンディング・ページ(受付開始は、8 月 3 日 午前 7 時から)
https://camp-fire.jp/projects/view/610582

例年、クラウドファンディングでのみ入手できるレアな本編DVDもある「映画『7WAYS』(監督:神威杏次)製作支援プロジェクト」は、8 月 3 日(水)午前7時から CAMPFIRE にて支援の受付を開始する。


映画『7WAYS』
製作:TEAM KAMUI
脚本・監督・撮影・編集:神威杏次
出演:中川ミコ 坂本三成 森脇和成 萩田博之 萩原佐代子 牧野美千子
蜂谷英昭 / 新崎める 永井理沙 横浜旭 / 平塚千瑛 たかはしあいこ
工藤俊作 神威杏次
©kyoji kamui

神威組公式ウェブ
https://movie.kamuin.com/

『7WAYS』2023 年 劇場公開予定

7WAYS

CFカテゴリの最新記事