映画『愛のくだらない』主演女優から監督に花束のプレゼント。上映館拡大の発表も。

映画『愛のくだらない』主演女優から監督に花束のプレゼント。上映館拡大の発表も。

11月19日、池袋シネマ・ロサでの上映作品『愛のくだらない』が3週間の上映を終えた。その最終日に舞台挨拶が行われ、キャスト3名(藤原麻希、橋本紗也加、長尾卓磨)が登壇。本作の野本梢監督と、翌日から上映される映画『宮田バスターズ(株)-大長編-』の社長ミヤタ役・渡部直也がMCを務め、3週間の上映を振り返った。

愛のくだらない
左から、渡部直也/橋本紗也加/藤原麻希/野本梢監督/長尾卓磨

映画『愛のくだらない』は、野本梢監督の経験と反省を元に、ひとりの30代の人間が、忙しさや意地の張り合いから、仕事でもプライベートでも失敗しながら成長する姿を描く作品。

愛のくだらない


上映最終日となるこの日、玉井景役の主演・藤原麻希さんから、上映期間中に毎日のように池袋シネマロサに通い続けた野本梢監督に花束が贈られた。

愛のくだらない
左)藤原麻希、右)野本梢監督
愛のくだらない


藤原さんから花束を受け取った野本監督は「今日は泣かずに終われると思っていたんですけど…」と涙ながらに切り出した。上映期間中、劇場に通い詰めた野本監督は「3週間、なかなかお客さんを呼ぶことができず、上映を決めてくださったシネマロサさんに申し訳ない気持ちでいました。」とコロナ禍での集客の難しさと、劇場に通い立ち続けた気持ちを明かした。

愛のくだらない
野本梢監督


劇場に立ち続けた野本監督は次のように感謝の気持ちを述べた。
「毎日会ってくれるお客さんたちが、観てよかったと伝えてくださるので、上映できて良かったと思っています。」、「ひとりではここまで来られなかったので、宣伝・スタッフ・キャストのみんなに感謝したいと思います。」、「そして、なによりSNSで発信をしてくださったお客様もありがとうございました。」


舞台挨拶の締めくくりに野本監督から、上映が決まったばかりの上映館拡大が明かされ、今後の詳細情報の発表が待たれる。

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