“無国籍・ハートウォーミング・ハードボイルド”映画『ムーンライト・ダイナー』神威杏次監督最新作、W主演に菅井玲&中川ミコ。

“無国籍・ハートウォーミング・ハードボイルド”映画『ムーンライト・ダイナー』神威杏次監督最新作、W主演に菅井玲&中川ミコ。

3月5日から池袋シネマ・ロサにて、神威杏次監督の劇場長編映画最新作『ムーンライト・ダイナー』の公開が決定。神威監督は、前作『スモーキー・アンド・ビター』で2021年スペイン・バルセロナ国際映画祭「最優秀プロデューサー賞」、フランス・ニース国際映画祭「最優秀監督賞」を受賞。前作に続き、平塚千瑛(『私は絶対許さない』)、工藤俊作(『空母いぶき』)、坂本三成、萩田博之ら常連俳優陣が再び集結。W主演に菅井玲(『公衆電話』)と“神威組”看板女優の中川ミコ。
他に類をみない世界観と、時系列を縦横無尽に飛び回る脚本構成、神威杏次独特の世界“カムイ・ワールド”を彩り、“無国籍・ハートウォーミング・ハードボイルド”なエンターテイメント作品となっている。

ムーンライトダイナー

■映画『ムーンライト・ダイナー』

◆イントロダクション
 

『誰もがいつか、自分が月であることに気づくんだ。光を放つことができるのは、もう手の届かない遠い場所から太陽が照らしてくれているから。そして放たれる月の光は、また長い歳月を経て、どこか遠く、誰かの心に降り注ぐ。』

 前作『スモーキー・アンド・ビター』で、2021年、スペイン・バルセロナ国際映画祭にて「最優秀プロデューサー賞」、フランス・ニース国際映画祭にて「最優秀監督賞」を受賞した神威杏次監督の劇場長編映画最新作の公開が決定した。製作費は6月に実施されたクラウドファンディングにて募られ、目標330万円に対し総勢239名の支援者が集まり、支援額は399万円に達した。
 
 W主演に菅井玲(『公衆電話』)と“神威組”看板女優の中川ミコ。さらに、前作に引き続き、平塚千瑛(『私は絶対許さない』)、工藤俊作(『空母いぶき』)、坂本三成、萩田博之ら常連俳優陣が再び集結。他に類をみない世界観と、時系列を縦横無尽に飛び回る脚本構成など、神威杏次独特の世界“カムイ・ワールド”を彩っている。“無国籍・ハートウォーミング・ハードボイルド”なエンターテイメント作品が誕生した。

◆あらすじ

 山道に佇むダイナー。ひとりで店を営むレイの元に、家出娘・亜衣が現れる。なぜか「雇ってほしい」という亜衣を、仕方なく受け入れるレイ。

 そんな折、ダイナーで騒動が起こる。人質欲しさに店に押し入った強盗が見たものは、フロアに転がる男の死体、血に染まった札束、銃を手にした屈強な男、その傍らになぜかアザだらけの女。茫然とする強盗だったが、さらにそこに、強盗に車を盗まれた殺人未遂犯の夫婦が、ついさっき殺害に失敗した娘を連れてやってくる。奇しくもひとつの場所に集まってしまったあきらかにワケありな彼ら。そこに、パトロールに来たアル中の保安官が加わって…。
 
 かたや、ある闇カジノでは、黄色い眼をした盲目の男がセクシーな執事を抱き寄せながら、男に、資産家が墓に隠した財宝の話を語っている。「財宝の地図か、そこの娼婦か、どちらか好きなほうを選べ。」。それが男のポーカーの勝ち分だった。男が地図を頼りに墓にたどり着くと、そこにいたのは、カジノの片隅で一部始終を聞いていた美貌の娼婦だった。

 一見、オムニバス風に進行する複数のエピソードが、やがて切っても切れない絆を介して強固に結びついていく。亜衣は、何の目的でダイナーにやってきたのか。
すべての物語がひとつになるとき、物語の全容と真実が明らかになる。

◆監督・主要キャスト プロフィール

神威杏次(かむいきょうじ)
主に1990年代、多くの映画・テレビ等に出演、190cmの身長を活かした個性派俳優として活動した。長らく俳優活動は休止状態にあったが、2018年、突如、映画製作を開始、2020年製作の『スモーキー・アンド・ビター』は、東京・池袋シネマ・ロサでの劇場公開を終えた後、主に欧州の映画祭を中心に続々と高い評価を得る。その独特の世界観を武器として脚本・監督・撮影・編集・製作・制作・宣伝…と、ほぼすべてのセクションをこなしている。2021年、スペイン・バルセロナ国際映画祭にて「最優秀プロデューサー賞」、フランス・ニース国際映画祭にて「最優秀監督賞」を受賞。

ムーンライトダイナー
神威杏次(かむいきょうじ)

菅井 玲(すがいれい)
2003年、賃貸情報「フォレント」TVCMでデビュー。以後、その健康的な笑顔で数多くのCMに出演。女優としては、2006年、映画『ひいろ』でスクリーンデビュー。主演作の『公衆電話』は国内外50以上の映画祭を席巻し、グランプリ5つを含む18冠を獲得。続編『カセットテープ』は、「八王子Short Film 映画祭」にてグランプリ&観客賞のW受賞。その後「横浜映像天国」でもグランプリ&主演女優賞のW受賞を果たした。

ムーンライトダイナー
菅井 玲(すがいれい)

中川ミコ(なががわみこ)
2018年の神威組第一作『マイ・ガール』に主演したことから“初代カムイ・ガール”と称されている。以後、毎年、欠かさず出演。「この人がいなければ始まらない(神威杏次談)」神威組コア・メンバー。近年は、YOUTUBEチャンネル「中川ミコのALLちゃんねる」でも着実にチャンネル登録者数を増やすなど、果敢な行動力が武器。

ムーンライトダイナー
中川ミコ(なががわみこ)

坂本三成(さかもとみつなり)
アメリカ留学中の2001年、ニューヨーク、ラママ劇場 グレートジョーンズ劇団メンバーとして舞台デビュー。近年では、紀里谷和明演出「ハムレット」 野崎美子演出「夏の夜の夢」などに出演。その堪能な英語力を活かし、今後も国際的な活躍が期待されている。神威映画は全作品に出演を続けており、神威杏次いわく「神威組、不動の四番バッター」。『スモーキー・アンド・ビター』にてロンドン国際映画祭「外国語映画最優秀助演男優賞」受賞。

ムーンライトダイナー
坂本三成(さかもとみつなり)

平塚千瑛(ひらつかちあき)
「2011 ミス・アース・ジャパン ファイナリスト」「2012 ミス・ユニバース・ジャパン セミファイナリスト」「2013 ベストボディ・ジャパン2013 レディースクラス グランプリ」。身長168cm B87 W61 H86、リアル峰不二子とも称される素晴らしいスタイルで、モデル・ドラマ・映画・バラエティに出演。2018年には、映画『私は絶対許さない』に主演、篠山紀信氏撮影によるセカンド写真集「CHIAKI」が発売された。『スモーキー・アンド・ビター』にて、ミラノ国際映画祭「外国語映画最優秀女優賞」にノミネート。

ムーンライトダイナー
平塚千瑛(ひらつかちあき)

工藤俊作(くどうしゅんさく)
1982年から1987年にかけて菅原文太に師事。1988年から1989年には唐十郎主宰の「唐組」に参加。特撮では『地球戦隊ファイブマン』で銀河剣士ビリオンを演じて人気を博す。その他、数多くのドラマや映画で活躍。また、菅田俊率いる劇団東京倶楽部や、自らの作・演出作で舞台にも出演。『スモーキー・アンド・ビター』にて、マドリード国際映画祭「外国語映画最優秀主演男優賞」受賞。

ムーンライトダイナー
工藤俊作(くどうしゅんさく)

◆キャスト&スタッフ
『ムーンライト・ダイナー』英題:MOONLIGHT DINER

【脚本・監督・撮影・編集】
神威杏次 

【出演】
菅井玲 中川ミコ 坂本三成 平塚千瑛 萩田博之 加賀谷崇文 平野尚美 磯崎美穂 蜂谷英昭 小林一三 野々のん  / 筒井巧 萩原佐代子 牧野美千子 伴大介 / 永井一誠 水希友香 工藤俊作 神威杏次 

【スタッフ】
助監督:萩田博之 スチール:蜂谷英昭 MA:(株)こだまプロダクション(炭鎌悠 家崎大 金谷実里 安宅潤一郎) CG:林潔
SpecialThanks:小﨑潤(男Ǎ)岸田尚(ウサギお顔ブローチ)萩原くるめ(写真出演) 協力:三枝プランニング 遅咲会 劇団昴 超次元電視いと、まほろば リミックス zeus.llc 伊井たこすけ 貴志ふゆ ロケ地協力:ぎゅうや ei 萩原達也 協賛:株式会社進成(代表取締役 土堂進)もみや鍼灸整骨院 遠藤文具店 癒し酒場・旧道 株式会社坂本建材 富士城鷹雄 築地諏訪商店 (株)KSCふくろう薬局  byCAMPFIREクラウドファンディング 文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
製作・配給:TEAM KAMUI
(2021年製作 日本/107分/16:9/ステレオ/DCP/107分)
(C)2021.KyojiKamui

▼「ムーンライト・ダイナー」公式情報ページ
https://movie.kamuin.com/entry/moonlightdiner

2022年3月5日より池袋シネマ・ロサにて公開

ムーンライトダイナー
ムーンライトダイナー

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