沖田修一監督の長編デビュー20周年記念作『さとこはいつも』の公開直前トークイベントが9日、都内で開催された。本作は年齢も環境も異なる3人の「さとこ」が自分自身の物語を書き始める姿を描く作品だ。会場にはトリプル主演を務めた有村架純、石田ひかり、姫野花春が登壇。劇中イラストが描かれたお揃いのTシャツ姿で登場した3人は、それぞれの役作りや作品への思いを語ったほか、タイトルにちなんだ企画で自らの意外な習慣や癖を披露した。笑顔に包まれたイベントの模様をお届けします。

トリプル主演が語る役に込めた思いとこだわり
映画初出演にして初主演に抜擢された15歳の中井聡子役の姫野花春は、約300人のオーディションを勝ち抜いた当時を振り返り、合格の連絡を受けた際は驚きで震えたと明かした。クランクイン前には監督や共演者と遊ぶ時間が設けられたことで、目の前で起きる反応を大切に演じられたと語った。35歳の西田沙都子役を演じた有村架純は、仕事やプライベートに葛藤する中間世代の複雑さを意識したと語り、20代を経て立ち止まる女性のリアリティを表現したことを明かした。55歳の飯島里子役の石田ひかりは、自身も16年間娘にお弁当を作り続けた経験を役に重ね合わせ、お弁当箱の配置など細かな動作にこだわって演じたと振り返った。
タイトルにちなんだ「〇〇はいつも」で明かされた意外な素顔
イベント後半では、タイトルにちなんで「〇〇はいつも」というお題で自身の意外な習慣やルールを発表する企画が行われた。姫野は「芋に吸い寄せられる癖がある」と明かし、オーディションの際にも芋へのラブレターを書いたというエピソードで会場をなごませた。石田は「つい空を見上げてしまう癖がある」と語り、お日様の匂いや洗濯物が好きだからこそ天気を気にしてしまう日常を明かした。有村は「深呼吸をする癖がある」と挙げ、撮影中や緊張した場面で自分に打ち勝つために意識してお腹まで息を吸い込んでいるという独自のルーティンを披露した。



作品が放つエネルギーとキャスト陣からのメッセージ
トーク中には完成した本編の魅力についても語られ、有村は試写で声を出して笑ったというエピソードや、人間の不安定さを愛嬌あるタッチで描いた作品の魅力を熱弁した。姫野は「入口は些細なところでも、世界中の人に通じる物語の大きさがある」と作品から受けた感動を言葉にした。最後のメッセージで姫野は作品に溢れるエネルギーをアピールし、石田は観た誰もが幸せになれる作品であると表現した。有村は劇中で15歳のさとこを演じた姫野という逸材の魅力を熱烈に誇り、作品が多くの人に届くことへの期待を込めてイベントを締めくくった。フォトセッションでは全員で手で「3」を作る「さとこポーズ」を披露し、終始和やかな雰囲気の中で幕を閉じた。




映画『さとこはいつも』
<STORY>
同級⽣に恋する⿐炎持ちの中学 3 年⽣・ソフト部所属の中井聡⼦(15 歳)。
姪っ⼦と韓国カルチャーLOVE!映画配給会社の宣伝部でバリバリ仕事しつつ、6 年⽬になる不倫が倦怠期を迎えている⻄⽥沙都⼦(35 歳)。 ⼦育てがひと段落、ようやく⾃分の時間ができた飯島⾥⼦(55 歳)。
三者三様、まったく違う⼈⽣を歩む 【 さとこ 】 たち・・・。それぞれに降りかかる出来事や運命的な出会いをきっかけに、⾃分の⼈⽣を “物語”として書き始めたとき、3⼈の「さとこ」たちが少しずつめぐり合っていきーー!?
有村架純
⽯⽥ひかり 姫野花春
⿊⽥⼤輔 宮部純⼦ 泉有乃 ⼤⽉美⾥果 ⼩川冬晴
⻘⽊柚 川瀬陽太 島⽥桃依 中井友望 中村優⼦
細⽥佳央太 鳴海唯 髙⽥万作 古舘寛治
吉⽥⽺ オダギリジョー 筒井道隆
監督・脚本 沖⽥修⼀
⾳楽 柴⽥聡⼦
主題歌 折坂悠太 「シミレ(feat.柴⽥聡⼦)」
上映時間:139 分
製作幹事 アミューズクリエイティブスタジオ
配給 ハピネットファントム・スタジオ 制作プロダクション オフィス・シロウズ
助成 ⽂化庁⽂化芸術振興費補助⾦(⽇本映画製作⽀援事業) 独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会
©2026 「さとこはいつも」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/satoko/
公式 X(旧 Twitter)/公式 Instagram/公式 TikTok:@satoko_movie #さとこはいつも
9 月 18 日(金)TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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