津田寛治主演の作道雄監督作品『THEATER』、第 36 回リーズ国際映画祭に正式招待

津田寛治主演の作道雄監督作品『THEATER』、第 36 回リーズ国際映画祭に正式招待

津田寛治主演の短編映画『THEATER』が、第 36 回リーズ国際映画祭に正式招待されることが決定。要注目のキャスト陣は、日本映画界を代表する俳優・津田寛治を主演に、映画やテレビドラマに数多く出演する名優・田口浩正。そして話題作に立て続けに出演している、松林慎司や篠田諒らが出演。
監督・脚本は、今年、第 79 回ヴェネツィア国際映画祭(イマーシブ部門)に正式招待された、作道雄。

経営の危機に瀕する映画館で巻き起こる、ファンタジックな世界観が魅力の本作。東京都内にある映画館『目黒シネマ』の、ロケ地としての全面協力により実現。今後は国内外の映画祭に出品を続け、2023 年春以降に劇場での公開・配信を予定している。

THEATER

■ 短編映画『THEATER』 主演 津田寛治、監督・脚本 作道雄

【STORY】
「この映画館、幽霊が出るんですよ」


コロナ禍に見舞われて、経営の危機に瀕する、ある映画館。
支配人の久保は、閉館を本格的に考え始めていた。ちょうど国からの休業要請があり、当面の間休業す
ることを決めたのだ
……そんなある夜のこと。一人の若い映画監督が、映画館に駆け込んできた。
彼は休業期間中、監督作の映画を上映してもらう予定だった。
なんとか休業を取り止めに出来ないかと懇願する、彼の熱意に打たれた支配人は、観客なしでの上映を
決めた。
と、支配人が上映を決めた本当の理由は、実のところは別にあった。ある願掛けをしていたのだ。
「この映画館、幽霊が出るんですよ。良い映画の試写時には、必ず」
コロナ禍を生きるすべての映画ファン・映画館ファンに捧ぐ、心温まるヒューマンファンタジー。

▼予告編

▼【リーズ国際映画祭ついて】

リーズ国際映画祭(LIFF) は、ロンドンを除くイングランド最大の映画祭と言われる映画祭。
1987 年に設立され、今年で 36 回目。


ウェスト ヨークシャー州リーズのさまざまな会場で開催される。開催期間は、2022/11/3〜11/17。
映画芸術科学アカデミー公認の映画祭でもあり、最優秀短編作品には米国アカデミー賞短編部門の
応募資格が与えられる。日本からも毎年多くの作品が出品されており、2009 年には宮崎駿監督の
「崖の上のポニョ」が同映画祭の最高賞にあたる観客賞を受賞。
昨年は『ドライブ・マイ・カー』、『漁港の肉子ちゃん』などが上映された。

▼作道雄監督 プロフィール

作道 雄/映画監督・脚本家
1990 年大阪府茨木市生まれ、京都大学法学部卒業。
2014 年に映像制作会社「クリエイティブスタジオゲツクロ」を設立、代表に就任。
映画監督として活躍する一方、脚本家としてテレビドラマの脚本などを手掛けている。
監督作に、映画「神さまの轍」(2018)、「1979 はじまりの物語」(2021)。脚本作に
映画「光を追いかけて」(2021)「アライブフーン」(2022)、NHK テレビドラマ
「ペットにドはまりして、会社辞めました」など。
監督・脚本作の VR アニメーション「Thank you for sharing your world」が第 79 回ヴェネチア
国際映画祭のイマーシブ部門(コンペティション)にノミネート・正式招待された。

▼作品情報

監督・脚本:作道雄 企画・プロデュース:星久美子(ラ・セッテ)
音楽:荒木正比呂 撮影・編集:橋ヶ谷典生 タイトルデザイン:半崎信朗
出演:津田寛治 松林慎司 篠田諒 園山敬介 望月卓哉 璃音/田口浩正
制作:株式会社クリエイティブスタジオゲツクロ


2023 年劇場公開&配信予定!!

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