峰平朔良 主演、長谷川朋史監督 最新作『架空書影。』公開日決定。コメント到着。

峰平朔良 主演、長谷川朋史監督 最新作『架空書影。』公開日決定。コメント到着。

主演を峰平朔良が務め、長谷川朋史が監督と脚本を手がけた最新作『架空書影。』、7月26日〜8月8日池袋シネマ・ロサで2週間限定レイトショー公開が決定。YouTube では特報が公開、あわせてポスタービジュアルが到着した。

■ 映画『架空書影。』

一冊の本が変えるアナタのすべて。

架空の小説を巡る二つの不思議な物語

2021 年公開、門真国際映画祭グランプリ、うえだ城下町映画祭で特別賞を受賞した『あらののはて』の監督 長谷川朋史による二話構成のオリジナルドラマ。
架空の小説を題材に、第一話「書架の物語」では、未来からきたとうそぶく少女ツムギの出会いと別れを、第二話「埋めてくる」では有名作家のゴーストライター、マリが直面する危機をシニカルに描く。
第一話、第二話を通して主役を演じるのは、『MOON and GOLDFISH』、『Polar Night』で主演を務め注目を集めている 峰平朔良(みねひらさくら)。第一話『書架の物語』では、生徒会長の健一郎役にTBSドラマ『下剋上球児』の井上遥(いのうえはる)。未来からきたエージェントの睦月役に SNS フォロワー200 万人以上、バスケットボール女子インフルエンサーとして大活躍の すみぽん(高倉菫 たかくらすみれ)。第二話『埋めてくる』では、ゴーストライターの秘密を知る遊助役に『無頼』『僕たちは変わらない朝を迎える』の髙橋雄祐(たかはしゆうすけ)等、新進の実力派俳優が名を連ねる。また、音楽には『とおいらいめい』の上久保汐李、監督の長谷川朋史が第一話、第二話を通して脚本・美術・撮影を務めた。

▼主演・峰平朔良 、長谷川朋史監督 コメント

◆主演:峰平朔良 コメント
まだ自分の中の何かが変わるような本には出会ったことはありませんが、心の元気がなくなった時に読み返す本は、清水杜氏彦さんの「少女モモのながい逃亡」です。
昔のソ連時代をモデルに描かれたもので、政府の暴走や大飢饉で家族を失った少女が自由を求めて国から逃亡する物語です。
終盤の、枯れた地を歩くボロボロのモモがついに倒れた時に見る景色は物凄く残酷で、物凄く生きていて、物凄く美しい。この描写はいつも心揺さぶられます。社会のルールの中で器用に暮らしていけばいいものを、苦しむと分かっていても自分が選んだ道を突き進む姿は、どんなに辛いことがあっても諦めなくていいんだ。自分を信じて続けてていいんだ。欲しいものを求め続けていいんだ。と思わせてくれます。
そういう意味では、めげそうになっている私の心を元気な心へと変えてくれる一冊です。
さて、この映画は本にまつわる2つの物語が合わさった映画です。
大きなテーマとして「本」について考えながら見るとまた一段と面白いかもしれません。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ぜひ劇場で。


◆監督・脚本・撮影:長谷川朋史 コメント
1970 年代に幼少期を過ごした私は、当時NHKで放送されていた「少年ドラマシリーズ」に夢中でした。筒井康隆、光瀬龍、星新一、眉村卓、そうそうたる作家の名著を原作に放送された作品の中でも、「なぞの転校生」眉村卓と「七瀬ふたたび」筒井康隆の二作品には強い衝撃を受けました。そこから両作家の小説を読み漁り、自分でもキャラクターやストーリーを作って妄想の世界に浸っていました。
『架空書影。』はそれらの小説に漂う得体の知れない不安感、淡い恋愛幻想、そんな影響を色濃く反映した映画です。
第一話の「書架の物語」では、まだ出会っていないのに失恋が運命づけられた高校生の男女をタイムスリップというSFの古典的手法で描き、第二話の「埋めてくる」では小説家のゴーストライターをしている女優の“ゴースト”をサイコサスペンス風のメタフィクションとして描きました。
タイトルの『架空書影。』は存在しない本の表紙を意味します。
様々な本に出会って自分の人生観や運命が変わったように、たとえ幻の本であっても、この映画があなたの心を揺り動かす一冊になってほしいと強く願っています。

▼『架空書影。』特報 60秒 YouTube


映画『架空書影。』

【あらすじ】
第一話「書架の物語」
本に興味のない生徒会長の健一郎(井上 遥)は、「本が禁止された未来の世界
から来た」というツムギ(峰平朔良)と図書室で出会い惹かれる。彼女の言葉
を妄想と聞き捨てていた健一郎だが、生徒会書記の睦月(すみぽん)からツム
ギが学校の生徒ではないと聞かされ、さらに学校司書の早川(桜望華奈)と共
謀して学校の蔵書を盗み出そうとしていることを知り…


第二話「埋めてくる」
人気小説家、鬼山(竹田百花)が死んだ。アトリエに駆けつけた担当編集者の
秀太(笹生翔也)はそこに監禁されていたマリ(峰平朔良)を偶然見つけて救
出する。作家の死を公にしたくないマリは、遊助(髙橋雄祐)から聞いた「絶
対に見つからない場所」に死体を埋めることにしたが…

【クレジット】
第一話「書架の物語」
峰平朔良 井上 遥 すみぽん(高倉 菫) 森田雅之 桜望華奈 前塚彩結
菅野郁弥 岩崎世奈 笹生翔也 森あす花 竹内 瞳 児玉夏実 浅野紗幸
青柳佑成 早瀬まつり 片桐乃々佳 三島竜太 中原 椛


第二話「埋めてくる」
峰平朔良 髙橋雄祐 笹生翔也 新門岳大 竹田百花 田中心太
アリファルハン 山本大誠
撮影・編集・美術/長谷川朋史
音楽/上久保汐李
演出補・編集/大橋隆行
助監督/木下千加
録音/寒川聖美
ヘアメイク/大貫茉央 和 那
制作/賀屋亮祐 新門岳大
制作応援/轟木美緒 藤田健彦 田中心太 竹田百花
スチール/中里広海
プロデューサー/舞木ひと美 いずみよしはる 笹生翔也
協力プロデューサー/宮下 昇
エグゼクティブプロデューサー/下田研一
企画/関 顕嗣 佐藤政一 芳田 学
制作協力/株式会社ふればり
製作/ソフィアコレクション合同会社 ルーツシネマ
宣伝協力/MomentumLabo.
配給/MomentumLabo. 長谷川朋史
<2025 年/日本/カラー/16:9/DCP/71分>
©︎ソフィアコレクション・ルーツシネマ・長谷川朋史

公式サイト http://movie.sophia-cl.jp/
公式SNS
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7 月26日(土)〜8月8日(金)池袋シネマ・ロサにてレイトショー公開

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