- 2026年3月4日
難病を抱える子と家族の日常を描くドキュメンタリー映画『ライフテープ』。本予告編および各界著名人からの絶賛コメントが一挙到着
映画『ライフテープ』は、安楽涼監督にとって初となるドキュメン……
数々の傑作ホラー小説を世に出してきた作家・加門七海自身の体験をもとに描かれた衝撃作を映画化した『祝山』の完成披露上映会が、5月18日、新宿ピカデリーにて開催された。人が足を踏み入れてはならない場所にまつわる禁忌の記憶と逃れがたい運命を描く本作で、10年ぶりのホラー映画主演を務める橋本愛をはじめ、共演の石川恋、久保田紗友、メガホンを取った武田真悟監督が舞台挨拶に登壇した。さらに、原作者の加門七海も特別ゲストとして駆けつけ、6月12日の全国公開を前に、作品の魅力や撮影中の裏話を語り尽くした。

■公開を待ちわびる思いとそれぞれの役どころ
舞台挨拶の冒頭、ホラー小説家の鹿野南を演じた橋本 愛は、撮影が前年の11月に行われたことに触れ、出来立ての作品を早くファンに届けられる喜びを語った。自身が演じた役について、霊感はないものの霊的な存在に敬意を持ち、理性的であった人物が次第に逃げられない状況に追い込まれ、強い恐怖心を抱くようになっていく姿に共感したという。映画を見た観客に対しても、作品の内側に入り込んで逃げられなくなるような没入感のある体験をしてほしいと語った。

鹿野の中学の同級生である山口麻子役の石川 恋は、肝試しをきっかけに禁忌に触れ、理性が失われ変化していくチャレンジングな役柄を演じ切ったと語り、観客へ一丸となって恐怖に巻き込まれる感覚を楽しんでほしいと呼びかけた。

また、共に心霊スポットを訪れる若尾役の久保田紗友は、作中で最も変化が少ない人物でありながらも、流されて巻き込まれていく過程を最後まで考察しながら見てほしいと見どころをアピールした。

■和やかな撮影現場とヒヤリとするエピソード
ホラー映画ならではの恐怖体験について問われると、橋本は初日の室内シーンで照明が突然消えたエピソードを明かしたものの、基本的には平和な現場であったと振り返った。久保田からは、橋本と初めて会話を交わしたファミレスのシーンで、橋本が美味しそうにお菓子を食べて緊張をほぐしてくれたという心温まるエピソードや、夕食のカレー弁当の具材をエアスプーンで想像しながら選んでいたという可愛らしい一面も披露され、会場の空気を和ませた。一方で、中華料理店での食事中に加門から話を聞いた際、「ちゃんとお祓いしておくべき」と言われたというヒヤリとする裏話も飛び出した。登壇者たちは事前に立派な神社でお祓いを受けていたため、無事に難を逃れることができたのではないかと語り合った。
■最近の「変化」と原作者からの太鼓判
映画のキャッチコピー「みんなおかしい あの山に行ってから」にちなみ、最近変化したことについて話題が及ぶと、橋本は髪を切りボーイッシュなスタイルが自身の精神性にフィットしたことや、30歳を迎えて大人として扱われるようになり気持ちが楽になったことを挙げた。石川はネガティブな感情を翌日に持ち越さず、焼肉を食べて前向きに切り替えるようになったと語り、久保田は休日の朝から運動することで生活と気持ちが安定するようになったと、それぞれの日々の変化を明かした。
イベントの終盤には原作者の加門七海が登壇し、橋本から花束が贈呈された。

加門が「とても雰囲気のある怖い映画になった」と太鼓判を押すと、橋本は「ここまで怖くしなくてもいいのに、とおっしゃってくださったのが凄く嬉しくて安心した」と笑顔を見せた。最後に橋本は、本作が山を主役にした珍しい映画であり、見えない存在や「祝山」という名前に込められた意味を謎解きのように楽しんでほしいと締めくくり、大きな拍手とともに舞台挨拶は幕を閉じた。


映画『祝山』 (いわいやま)
【原作】 加門七海 『祝山』 (光文社文庫刊)
【出演】橋本 愛 石川恋 久保田紗友 草川拓弥 松浦祐也 利重剛ほか
【脚本・監督】武田真悟
【配給】 S・D・P
【製作】映画「祝山」製作委員会
©2026 映画 「祝山」製作委員会
2026年/日本/カラー/Dolby5.1/ワイド/97分
6月12日 (金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
