ディッシュアップ

「池本監督は“マジシャン“で、私は鳩」。青柳翔、ハ・ヨンス、三河悠冴、池本陽海監督登壇! 映画『ディッシュアップ』初日舞台挨拶開催

映画『ディッシュアップ』の初日舞台挨拶が、6月20日(土)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催。本作は、青柳翔演じる不器用な主人公⻘柳翔(譲治 役)と、ハ・ヨンス(キム・ジュリ 役)演じる韓国から来たヒロインが、価値観の違いから衝突しつつも心を通わせていく姿を描く人間ドラマです。上映後の舞台挨拶には、主演の青柳翔をはじめ、ハ・ヨンス、三河悠冴、本作が長編デビューとなる池本陽海監督が登壇。和気あいあいとした雰囲気の中、キャスト陣が撮影の裏話や作品への熱い思いを語り、集まった観客を大いに魅了する温かい舞台挨拶となりました。

ディッシュアップ
左から三河、青柳、ハ・ヨンス、池本監督


■脚本を読んだ時の印象と作品の不思議な世界観
主人公の譲治を演じた青柳翔は、MCから脚本を読んだ時の印象を問われると、「シンプルな構成のストーリーですが、そこに池本監督の個性が詰まった作品になってるんですよね」と分析。自身の役柄については「僕が演じた譲治は、不器用で言葉足らずな人。キャスト同士の会話を通じて作品の不思議な世界観が表現されています」と振り返りました。

また、岩倉役を務めた三河悠冴は、「池本監督とは6年ほど前からの知り合い。家も近所で」と明かしつつ、「監督のこれまでの作品とは全く異なる王道な展開に驚きました。監督は普段はもっとしゃべるけど、こういう場所に来ると静かでシャイな感じになるんです」と“友人”の監督デビューを笑顔でフォロー。


■監督は“マジシャン“、共に作り上げたキャラクター
本作の独特な世界観の中で、キム・ジュリという役をどのように演じたかという質問に対し、ハ・ヨンスは、「監督は“マジシャン“のよう。私はマジックの中にいる鳩のような気持ちで演じていました。1人で役を作っていこうというよりは、感情や行動、タイミングのすべてを監督に相談しながら一緒にキャラクターを作り上げていきました」とコメント。

これに対し池本監督は、「細かく指示を出しすぎたかもしれない」と照れつつも、お互いに意見を交わしながら非常に楽しく現場を進めることができたと手応えを語りました。


■サッカーや料理、激辛ケジャンなど苦労が絶えなかった撮影現場
印象に残っている撮影エピソードを聞かれた池本監督が挙げたのは、オープニングとラストのサッカーシーン。一般のサッカー少年たちを起用したため、統制を取るのに時間がかかり苦心したと明かすと、ハ・ヨンスがグミを配って子どもたちをまとめていたという微笑ましい裏話も。続いて青柳は、料理シーンの撮影が大変だったそうで、「大根の皮剥きの練習を三年ほど前からしていたにもかかわらず成果が出なかった」と冗談交じりに語りつつ、この作品をきっかけに少しずつ料理を始めたと明かします。さらに三河は、劇中ではわずかな時間しか使われていない激辛のケジャンを食べるシーンについて、「実際は3分ほど長回しで撮影されていたんですが、人生で初めての激辛体験に言葉が出なくなるほどでした(笑)」と振り返り、会場の笑いを誘います。

最後に青柳がSNS等での宣伝を呼びかけ、池本監督が「やりたいことを全て詰め込んだ、あまり見かけないジャンルの映画です」と締めくくり、大きな拍手とともに舞台挨拶は幕を閉じました。


<『ディッシュアップ』作品概要>
映画『スペシャルズ』や『TOKYO BURST 犯罪都市』など出演作が相次ぐ青柳翔が主演を務め、共演にNHK連続テレビ小説「虎に翼」のハ・ヨンス、黒沢清監督作『Cloud クラウド』の三河悠冴を迎えた『ディッシュアップ』。

3年前に父親を亡くし、お食事処「ゆりえ」を継いだ上原譲治。料理の腕は確かだが、客足が遠のいている現実を受け入れるしかなかった。そこに韓国から和食を学びに来日したキム・ジュリが偶然やってくる。価値観の違いから衝突しつつも、徐々に心の距離が縮まっていく二人は店を盛り上げようと試行錯誤する。キムの奔放な魅力により、いつのまにか凝り固まっていた価値観からの解放を目指して奮闘する人々を描く。

自分の考えや感情を人に打ち明けられず、コミュニケーションにやや難ありの譲治役には、劇団EXILEで数々のドラマや映画に多数出演し、数々の俳優賞を受賞している青柳翔。一方、あまりの奔放さに譲治から距離をとられるアルバイト、キム・ジュリを演じるのは、韓国で活躍し、日本に活動の拠点を移してからはNHK連続テレビ小説「虎に翼」への出演などで注目を集めたハ・ヨンス。そして、そんな2人を見守るアルバイト、岩倉役には、黒沢清監督作「Cloud クラウド」や、コメディドラマ「探偵さん、リュック開いてますよ」などジャンル問わず活躍する三河悠冴。大阪芸術大学卒業制作の『BAD TRIP』(18)がカナザワ映画祭などの国内の映画祭で話題となり、その後、短編作品『猟果』がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023の短編部門で優秀賞を受賞するなど、独特な世界観を作り出してきた池本陽海監督の長編映画デビュー作。

青柳翔
ハ・ヨンス
三河悠冴
ドン・ニャット・クイン
西村和泉
菅原大吉
監督:池本陽海
エグゼクティブプロデューサー:土川勉 澁澤陽平
プロデューサー:廣瀬敏 小林徳行 田中佐知彦
脚本:池本陽海 深井戸睡睡 撮影:中條航 照明:ワタナベロク 録音:綾木凛太郎/加藤大空 音楽:池永正二
美術:畠智哉 スタイリスト:中村もやし ヘアメイク:安藤メイ フードスタイリスト:松本舞(一人前食堂)
スチール:おにまるさきほ 助監督:中村幸貴 制作担当:吉田光歩 編集:中村幸貴 カラリスト:安田真理
制作プロダクション:Ippo/デジタルSKIPステーション 製作:埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 配給:MomentumLabo.
2025年/カラー/5.1ch/ヨーロピアンビスタ/80分 http://dishup-movie.jp X @dishup_yurie

全国公開中

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Hajime Minamoto

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