ちば映画祭

「ちば映画祭定期上映会vol.10」2026年1月11日(日)開催。上映作品『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』、『夢半ば』

2008年の発足以来、千葉の映画文化を支え、2023年1月より定期上映会として再始動した「ちば映画祭」。その記念すべき第10回上映会が、2026年1月に開催される。
「若手監督の作品を、より多くの方へ」という想いのもと今回選出されたのは、大河原恵監督の『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』と、安楽涼監督の『夢半ば』の2作品です。いずれも監督自身が主演を務めた意欲作でありながら、現在ソフト化・配信がされていない貴重な作品。
また本上映会は、2015年から10年にわたり愛されてきた公式キャラクター“ちば日菜津(ちばぴなつ)”の卒業という大きな節目でもあります。スクリーンでしか出会えない傑作と、愛らしいキャラクターの門出を、ぜひ会場で見届けてください。

■ ちば映画祭定期上映会vol.10

名  称:ちば映画祭定期上映会vol.10
日  時:2026年1月11日(日)①11時~ ②14時~
会  場:千葉市生涯学習センター 小ホール(B1F)
     千葉市中央区弁天3丁目7番7号
上映作品:
① 大河原恵監督『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』
② 安楽涼監督『夢半ば』
料  金:
各前売1,000円
各当日1,300円
前売は11月7日よりteket (テケト)にて発売
定  員:各60名
主  催:ちば映画祭実行委員会
問い合わせ先:chibaeigasai@gmail.com(お客様用) 
共  催:千葉市生涯学習センター
後  援:千葉市
協  力:株式会社両見英世デザイン事務所
公式サイト http://chibaeigasai.net/

▼上映作品

2026年1月11日(日)


プログラム① 10時50分開場 11時上映開始


『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』

67分/2025年/日本/千葉県初上映/2025年劇場公開作品
第20回 大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門「JAPAN CUTS Award」受賞
JAPAN CUTS 2025 NEXT Generation 部門選出

監督・脚本:大河原恵
出演:大河原恵、名村辰、みやなおこ、鎌滝恵利、はやしだみき、荒木知佳、安東信助、森喜行、山本圭将、金子清文、富山えり子、松崎天海、椎名琴音、廣田朋菜、福本剛士、きゅありん、見里瑞穂、松㟢翔平、林大貴、新井秀幸

あらすじ
横溝千歳と交際していた春田望は、ある日、横溝が自分ではない別の女性と結婚することを知る。結婚式の当日、春田は式に乗り込んでその場から走り去る。式場から逃走する道中で、カステラを乗せたバイクとの衝突事故に遭ってしまった春田。病室で目を覚ますと、そこには横溝の姿をした”カステラ”を名乗る男がいた……。

©2025『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』

予告編

監督プロフィール
大河原恵(おおかわら・めぐみ)
1994年生まれ東京都出身。 多摩美術大学映像演劇学科卒業。大学在学中から俳優・映画監督として活動をはじめ、監督・主演作『みんな蒸してやる』は第7回下北沢映画祭にてグランプリを受賞、第37回ぴあフィルムフェスティバル入選。近年の出演作は、映画『TODOKU YO-NA』(川原康臣監督)『平坦な戦場で』(遠上恵未監督)、『エクスネ・ケディの幽体離脱』(甫木元空・井手健介監督)など。

監督・脚本:大河原恵
出演:大河原恵、名村辰、みやなおこ、鎌滝恵利、はやしだみき、荒木知佳、安東信助、森喜行、山本圭将、金子清文、富山えり子、松崎天海、椎名琴音、廣田朋菜、福本剛士、きゅありん、見里瑞穂、松㟢翔平、林大貴、新井秀幸

あらすじ
横溝千歳と交際していた春田望は、ある日、横溝が自分ではない別の女性と結婚することを知る。結婚式の当日、春田は式に乗り込んでその場から走り去る。式場から逃走する道中で、カステラを乗せたバイクとの衝突事故に遭ってしまった春田。病室で目を覚ますと、そこには横溝の姿をした”カステラ”を名乗る男がいた……。

ゲスト予定と各コメント
大河原恵(監督・主演)
ちば映画祭に出会えたおかげで『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』を撮りきることができたものですから、こうして上映していただけることが大変嬉しいです。
この映画は、遠回りすることや、なんなんだこの瞬間…無駄じゃない?と言われがちな瞬間も肯定していきたいと思い作った映画です。是非ちば映画祭でとっておきの遠回りを楽しんでください!

荒木知佳(出演)
大河原恵監督の『ちば映画祭のテーマ〜初期衝動〜』では私が書いた書道のみの参加でしたが、映画『素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる』ではちかちゃん役として登場させていただきました!!カステラが喋る大河原恵監督の不思議で温かい世界に入り込めて、本当に楽しい時間でした。ぜひ、沢山の方に観てもらいたいです。

◆プログラム②13時50分開場 14時00分上映開始


『夢半ば』135分/2022年/千葉県初上映/2022年劇場公開作品
第36回 高崎映画祭 監督たちの現在(いま)上映

監督・脚本:安楽涼
出演:安楽涼、大須みづほ、DEG 、RYUICHI、長尾卓磨、ジジ・ぶぅ、柳谷一成、MEEKAE、大宮将司、江田來花、ジン、クー、片山享

あらすじ
映画監督の安楽は30歳を目前で映画が撮れなくなってしまった。憧れであり共に映画を作ってきた地元西葛西の友人リュウイチは結婚を機に地元を離れた。同棲して4年になるみちことは結婚の話も浮上している。今撮りたいものは何なのか。友人と掲げた夢は終わってしまうのか。安楽は撮る事を通して自らを模索していく。これは夢半ばのお話。

©すねかじりSTUDIO

予告編

監督・脚本:安楽涼
出演:安楽涼、大須みづほ、DEG 、RYUICHI、長尾卓磨、ジジ・ぶぅ、柳谷一成、MEEKAE、大宮将司、江田來花、ジン、クー、片山享

あらすじ
映画監督の安楽は30歳を目前で映画が撮れなくなってしまった。憧れであり共に映画を作ってきた地元西葛西の友人リュウイチは結婚を機に地元を離れた。同棲して4年になるみちことは結婚の話も浮上している。今撮りたいものは何なのか。友人と掲げた夢は終わってしまうのか。安楽は撮る事を通して自らを模索していく。これは夢半ばのお話。

監督プロフィール
安楽涼(あんらく・りょう)
1991年東京都江戸川区西葛西生まれ。役者としてキャリアをスタート。出演したいが為に映画制作を始める。『1人のダンス』、『追い風』、『まっぱだか』、『夢半ば』を劇場公開。初のドキュメンタリー映画『ライフテープ』が第16回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル コンペティション部門入賞。制作中の『街の風(仮)』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2025「ヤマガタ・ラフカット!」に参加。

ゲスト予定と各コメント
安楽涼(監督・主演)
地元西葛西で映画を作り続けてきました。千葉に限りなく近いギリギリ東京です。所謂東京を想像すると違うし、下町とも言いきれない、僕が子供の頃は少しおっかない街だった西葛西。この街が『夢半ば』の舞台です。野球をやりに千葉県の高校に行ってたので、遊んだ記憶も山程で大好きです。初めてのちば映画祭に歓喜です!2022年の映画ですが楽しんで貰えたら嬉しいです!

大須みづほ(出演)
「ちば映画祭!やった〜〜!!」
ちば日菜津(ちば映画祭公式キャラクター)みたいに、両手を振り上げている気持ちです!!安楽涼監督の作品は、まだ配信をしていないので、こうした上映の機会をいただけて本当に嬉しいです!
映画『夢半ば』では、”みちこ”を演じてます。
千葉にとっても近い東京の隅っこに生きる、ある男女の暮らし、人生。ぜひご覧ください!


☆参考
ちば映画祭公式キャラクター
ちば日菜津
真利子哲也監督の配信ドラマ『あすなろ参上!』(全6話)に出演後、第6回ちば映画祭で仲間の4体とともに来場。その後、ちば日菜津と名前を変え、ちば映画祭の公式マスコットとして活躍。ちば映画祭のMVにも出演。

『ちば映画祭のテーマ~初期衝動~2019ver.』MV(大河原恵監督)

『ちば映画祭のテーマ~初期衝動~2017ver.』MV(村松正浩監督)

この記事を書いた人 Wrote this article

Hajime Minamoto

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