東京逃避行

映画『東京逃避行』完成披露舞台挨拶が新宿で開催。若手キャストと秋葉恋監督が過酷な撮影秘話や予測不能な即興トークを披露

映画『東京逃避行』の公開を3月20日に控え、3月5日、物語の舞台である新宿のテアトル新宿にて完成披露舞台挨拶が開催された。秋葉恋監督が長編デビューを飾る本作は、新宿・歌舞伎町の“トー横”を舞台に、居場所を失った若者たちの運命が交錯する一夜を描く逃亡サスペンスだ。イベントには、寺本莉緒をはじめ、池田朱那、綱啓永、高橋侃、さとうほなみ、秋葉監督が登壇。同世代のキャストと監督による熱気あふれる撮影エピソードや、素顔が垣間見える即興トーク企画で会場を大いに沸かせた。

(C)1st Generation

司会者からの質問により、登壇者たちは撮影の裏側を次々と明かした。秋葉監督は、藤井道人プロデューサーと脚本作りにおいて、映画が公開される未来の観客に何を届けられるかを深く話し合ったと語った。トー横が封鎖されたことについては、見た目は変わってもそこにいる人たちの寄り添い方は変わっていないと述べ、そのリアルな姿を捉えることに注力したという。

飛鳥役の寺本は、自身は歌舞伎町に縁がなかったものの、芯の強いキャラクターに高校時代の自分を投影できたと役への共感を語った。

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日和を演じた池田は、悩んで動けなくなる日和の境遇に深く共感し、現場で常に笑顔でいてくれた寺本の存在に救われたと振り返った。

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さらに綱は、秋葉監督が兄のように寄り添ってくれたことで支えられたと信頼を寄せ、高橋は監督が先頭を切って走る姿に必死についていったと熱い現場の様子を伝えた。さとうは、段取りやテストを飛ばして本番に挑むという、役者の生の感情を逃さない監督の独特な演出手法を絶賛した。また、深夜のトー横を制服姿で全力疾走する過酷なロケが行われたことも明かされた。

イベント中盤では、物語の展開にちなんだ「予測不能トーク」が行われた。これは3つの箱から引いた紙の組み合わせで、誰が、どんなシチュエーションで、何について話すかをその場で決めるという企画である。最初の抽選では、綱が「逃避行するなら」「やりたいこと」というお題を引き当てた。綱は即座に旅行と答え、仕事以外で約10年間海外に行けていないため、ハワイへ逃避行したいと切実な思いを告白して会場の笑いを誘った。

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続いて高橋は「仕事で悩んだ時に」「食べたいもの」というお題に対し、和食や生姜焼きと回答し、悩みが消えるわけではないがホッとするご飯が良いと等身大の素顔を見せた。

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さらに予定外の追加抽選が行われ、寺本が「1人の夜に」「聴きたい曲」というお題を引くと、普段は音楽をあまり聴かないためシャッフルミュージックで新しい曲に出会うようにしていると明かした。再び行われた抽選では、さとうが「20歳の自分へ」「伝えたいこと」というお題を引き、芝居をやるために寝ずにアルバイトをしていた当時を振り返りながら、そのままやり続ければステージに立てると伝えたいと語った。

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舞台挨拶の終盤には、本作のコミカライズが秋田書店の「チャンピオンBUZZ」で本日から連載開始となることがサプライズ発表された。ステージ上に作画担当の雨野くじ氏による描き下ろしイラストが披露されると、自分たちの似顔絵を見たキャスト陣から歓声が上がった。最後に秋葉監督が、大人にも子供にもなれず迷いながら駆け抜けた作品であると力強くアピールし、温かい拍手の中でイベントは締めくくられた。

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▼完成披露舞台挨拶映像公開


映画『東京逃避行』

出演:寺本 莉緒 池田 朱那
綱啓永 高橋侃
松浦祐也 深水元基 さとうほなみ
監督・脚本:秋葉恋
主題歌:町田ちま『ネオンと残像』(Altonic Records)
エグゼクティブプロデューサー:藤井道人 音楽:堤 裕介
製作幹事:サイバーエージェント 配給:ライツキューブ 制作プロダクション:BABEL LABEL
©2025 映画「東京逃避行」製作委員会
公式サイト:https://tokyotohiko.babel-pro.com/ オフィシャル X:@tokyotohiko2026 オフィシャルインスタグラム:@tokyotohiko2026
オフィシャル TikTok: https://www.tiktok.com/@tokyotohiko2026


3 月 20 日(金)全国公開

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Hajime Minamoto

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