クセが一番強いのは監督?映画『階段下はxxする場所である』初日舞台挨拶

クセが一番強いのは監督?映画『階段下はxxする場所である』初日舞台挨拶

9月11日、池袋シネマ・ロサにて、映画『階段下はxxする場所である』の上映が開始。初日舞台挨拶には、神谷正智監督、制作・脚本の神谷正倫、杉尾優香が登壇。主演のひとり、安慶名晃規は映像コメントでの参加。撮影時のエピソードや苦労。役作りの話を披露した。
ライトノベルを実写化したという本作について、神谷監督は「最初見た時は、違和感が凄いかもしれません。」とコメントしている。監督が目指した「アニメの手法を実写に落とし込んだ」本作は、9/11(土)〜10/1(金) 連日19:50から池袋シネマ・ロサにて上映される。

■初日舞台挨拶

映画『階段下はxxする場所である』の上映初日、神谷正智(かみや まさとも)監督、制作・脚本の神谷正倫(かみや まさみち)、杉尾優香(すぎお ゆか)が登壇した。主演のひとり、安慶名晃規(あげな こうき)はコロナ禍における緊急事態宣言の影響もあり、県外からの移動を避け、映像コメントでの参加となった。
舞台挨拶では、撮影時のエピソードや苦労。役作りの話を披露した。

階段下はxxする場所である

▼安慶名晃規の映像コメント

安慶名晃規
こんばんは、水無月日向(みなづき ひなた)役を演じました。安慶名晃規です。
どうでしょうか、お楽しみいただけたでしょうか?監督もインタビューで言っていたと思いますが、違和感が半端じゃないということで、僕も違和感が半端じゃなかったです。
台本を読んだ時から違和感が半端なくて、どうしたものかと、現場に行くまでに解決しなければと思いながら、必死に考えたんですけど、なかなか解決できず。いいのかなと思いながら、現場に行ってました。
でも何か不思議なことにクセがあるメンバーで、だいたい登場人物にはクセがあって、そんなメンバーだと、逆にそれが自然になって、現場に入る前の悩みなんて消えるぐらい、クセがある同士でヒットしていました。
クセがあるということでは、監督です。一番僕がクセを感じていますし、皆さんももう気づいているのではないでしょうか?トーク(イベント)があると思うんですが、質問コーナーはあるのでしょうか?是非、映画に関しても、監督についても、いろんなことを質問責めにして欲しいと思います。
僕自身あの時は二十歳ぐらいでちょっと遠慮して、監督にどう接すればいいのか、あんまり踏み込めなかったので、そんなに監督のことはあまり知らなかったと思うので、そういったことも含めて、楽しんでもらえたらいいなと思います。
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございました。この後もどうぞお楽しみください。

階段下はxxする場所である

▼一番クセが強いのは?

神谷正智監督
そんなに僕は絡みづらかったですか?

階段下はxxする場所である
神谷正智監督

杉尾優香(野巻アカネ役)
安慶名さんは、クセ…を6回ぐらいおっしゃってましたけども(苦笑)

神谷正智監督
でも、僕、めちゃくちゃ優しかったですよね。

杉尾優香
怒号が飛び交うとかはなかったですね。

▼辛かった撮影。クレジット以上の役割。

神谷正智監督
撮影の記録を振り返ってみたのですが、9月8日にクランクインしているんです。なので、3年前の9月11日は、山形から帰ってきて自宅でぶっ倒れていた時ですね。

神谷正倫
最初の章は40分くらいの尺があるのですが、3日間で無理やり撮ったんですよね。

階段下はxxする場所である
神谷正倫

神谷正智監督
3日間の撮影の最終日に、図書館がシーンとなる章を実際の図書館で撮らせてもらったんですけど、書庫整理の日しか撮れる日がなくて、3日間の撮影の最終日に撮って辛かったですね。

神谷正倫
あの日、監督以外の技術の人が私1人しかいなくて、撮影と録音以外のことを全部1人でやってたんです。あれは本当につらかったです。書いておしまいみたいに「制作・脚本」とクレジットされていますけど、そういった身分じゃありませんからね(苦笑)

▼ツインテールの秘密

神谷正倫(兄)
杉尾さんが撮影の時にツインテールにしてきたのは自己判断ですよね?

杉尾優香
他の女性キャストの方々がストレートでおろしてたり、ポニーテールだったので、じゃぁ、かぶらないようにツインテールかなと思って決めました。

階段下はxxする場所である
杉尾優香

■作品関連情報

公式Twitter:https://twitter.com/kaidanshitahaxx
公式HP:https://kaidan-shita.jimdosite.com/

WEB小説版:https://ncode.syosetu.com/n6270cw

▼舞台挨拶

9月15日(水)の上映後には、西川達郎(映画監督)、神谷正倫(制作・共同脚本)、神谷正智監督、杉尾優香の舞台挨拶が予定されている。

最新情報は、池袋シネマ・ロサ「特別上映」のページにて、ご確認ください。 http://www.cinemarosa.net/lateshow.htm

階段下はxxする場所である
左から、神谷正智監督、杉尾優香、神谷正倫

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