- 2024年10月7日
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12月20日(土)より新宿K’s cinemaほかにて、映画『もしも脳梗塞になったなら』全国順次公開される。主人公・大滝隆太郎役で窪塚俊介、隆太郎の妹役で藤井武美、母役で田中美里、隆太郎をネットで応援する友人役で藤田朋子、佐野史郎らが出演。公開を前に、特報、場面写真、主人公の妹役の藤井武美及び隆太郎をネットで応援する友人役の佐野史郎のコメントが届いた。

「僕がなんでこんな病気に!」
太田隆文監督が、自身の脳梗塞の闘病体験を映画化
脳梗塞はよく聞く病気だが、詳しく知る人は少ない。それを体験したのが『向日葵の丘 1983年夏』『朝日のあたる家』等で知られる太田隆文監督。「僕の闘病生活が誰かの役に立てば」と、自身の経験を映画化した。彼は17年間休まず映画作り。そのために脳梗塞。心臓機能は危険値。両目とも半分失明。検査、治療、入院、手術、リハビリの日々を経験し、それを映画でリアルに再現。闘病中は、的外れな助言や嫌がらせの他、悪気はないのに病人を踏みつける人たちもいた。そんな時、家族や友人はどうすべきか? やがて気づいた大切なことを、暗い難病物語にはせず、笑いと感動で描いたノンフィクション映画である。
主人公・大滝隆太郎役で窪塚俊介、隆太郎の妹役で藤井武美、母役で田中美里、隆太郎をネットで応援する友人役で藤田朋子、佐野史郎らが出演。



【さくら役:藤井武美 コメント】

主人公、隆太郎の妹さくらを演じます藤井武美です。
太田監督の作品に参加するのは、2回目になります。
今回台本を読ませていただき、監督の実話と知り、現実を受け止めることも出来ず、現場へ行く怖さもありました。
当時監督は、脚本を読むことすら難しかったと思います。
でも、そんな心配も俳優部には見せずいつも通り指示をしてくださり、スタッフチームも昔の太田組と変わらないものがそこにはあり、居心地の良い現場でお芝居をさせていただきました。
さくらは、兄のことを心配するあまり、あえてきつい言葉を使っています。
でも、そのセリフには家族としての愛が沢山含まれていて、今回妹という大事な役をいただいたからには今回の作品のキーポイントの一つである「家族愛」の部分を大切に演じたいと思いました。
太田監督の実話ということもあり、私にとっても思い入れのある作品です。
病気に対する想いだったり、いざそういう状況に直面した時どうするのがいいか、実話だからこそのリアルな物語が描かれています。
たくさんの方々に観ていただけたら嬉しいです。
是非、劇場でご覧ください。
【霧山役:佐野史郎 コメント】

オファーをお受けたしたのは、周りに脳梗塞で倒れた家族、知人が何人もいたから…ということもある。
家族の場合は、倒れてすぐに救急車で病院に運ばれ、治療できたため、麻痺も残らなかったが、一人暮らしの知人は、一日連絡がつかずに翌日訪ねて行ったら倒れたままだったり、もう一人は路上で倒れているところを発見されたが、今も寝たきりだったりする。
怖い病気で、高齢になればそのリスクは高く、いつ訪れるかわからない。
若い時の無茶とも無関係ではないだろう。歳を重ねるうちに健康を害し始める…というのはこちらも同じだ。
太田隆文監督作品とはこれまでご縁がなかったが、その、壮絶なお話を伺い、また、その体験を映画にする!!というとてつもないエネルギーに打たれて是非ともと、参加させていただいた。
元々、ヒューマンな感動話に惹かれることは少ないが、少数でも正直に、真っ直ぐ生きる闇の世界を知る人たちに惹かれてきたし、映画も、そうしたアンダーグラウンドな匂いを持つ監督たちと組ませていただいてきた。
陰ながら監督を応援する役どころは、自分自身の心情とも重なる。
太田監督、ありがとうございました。
まだまだ撮ってください!!
映画『もしも脳梗塞になったなら』
【あらすじ】
1人暮らしの映画監督・大滝隆太郎は突然、脳梗塞を発症。目がよく見えない。言葉もうまく出ない。心臓機能が20%まで低下、夏の猛暑で外出は危険。友人に電話しても「お前が病気?笑わせるなよー」と言われ、SNSに闘病状況を書いても、的外れな助言や誹謗中傷ばかり。「俺はこのまま孤独死?」と追い込まれるが、意外な人たちから救いの手が? 本人には悲劇、周りの人たちには喜劇?病気と医療を笑いと涙で描く社会派現代劇。
窪塚俊介 藤井武美
水津亜子 久場寿幸 冨田佳輔 並樹史朗 酒井康行 嵯峨崇司 仁科貴 安部智凛
奈佐健臣 川淳平 杉山久美子 田辺愛美 飯島大介 三輪和音 新宮里奈 宮本弘佑 鯛中蓮都
藤田朋子 田中美里 佐野史郎
製作:鯛中淳
プロデューサー:太田隆文 ラインプロデューサー:小林良二 撮影監督:三本木久城
Bカメ:佐藤遊 録音:西山秀明 助監督:植田中 制作担当:江尻健司 衣裳:藤田賢美
ヘアメイク:道地智代 スチール:千葉朋昭 編集:三本木久城
提供:シンクアンドウィル 制作:青空映画舎 配給:渋谷プロダクション
監督・脚本:太田隆文
2025/日本語/ステレオ/アメリカンビスタ/102min
©シンクアンドウィル 青空映画舎
公式サイト:moshimo-noukousoku.com
X: https://x.com/moshimo2025
Facebook:https://www.facebook.com/noukousoku2025
12月20日(土)〜新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開

